パーテーション卓上商品撮影スタジオの中からの眺め(360°)で学べ


丸半年の間、修理のため手元を離れていた、全天球カメラQooCam8Kがやっと戻ってきました。

↓ このくだり、本当に興味がある人のみ読むべし。通常はスキップで良し。

そう、それは去年の夏の終りに、使用中に突然バッテリー膨張 が起こってしまい、保証修理に出したのが始まりでした。日本のサポートにだして、「バッテリ交換」ですぐ戻ってきたですが、動作確認をしてみると「Wi-Fiつながらない問題」が発生。すぐに送り直しました。
しばらくして、去年の暮れ、再度戻ってきました。お正月に使おうとすると、「充電できない問題」が発覚!これじゃぁ使えないので、更に送り直しました。ここまでは、おそらく国内で対応していたようなのですが、以降、本社工場がある中国深センにいったようです。で、やり取りをしていたら、修理ではなく、新しい個体を送っていただきました(本体交換)。昨日試してみると、前の個体より画像の解像感が良い。。そしてMotionセンサーの感じも明らかに良くなっています。個体差が大きいカメラなので、心配していたのですが結果オーライ。。まぁ、このまま何事もなく、使えればね..ですけど..。

でまぁ、このQooCam8Kは今回はただの被写体。
真面目にスッキリ、よく撮れてるように見えるでしょ!?

実は、例の「パーテーション・卓上商品撮影スタジオ」にポンと置いて撮っただけなんです! 詳しくは、以下のリンク記事を読んでください。(これをダイソーで買ってきたら、みんなも簡単にできちゃうからね..)

で、本日の記事の主題は、この「パーテーション・スタジオ」に置いた被写体からみた360°の眺め を見てもらおうというもの。
被写体から見た眺めを見てもらったら、このスタジオが”置くだけでキレイに撮れる理由”が直感的に分かりやすいかも。と思いましたもので..。

あー、だから今回の被写体が360°カメラだったのかぁ。。。

被写体の周り全部が写っている写真をオートパーンで回しています。360°写ってるから、画面のアイコンを押してみたり、スワイプとかで動かしてみてね。※オレンジのバーをクリックすると全図が表示されます。

それを、一枚の絵に押し込めたのがこの写真。

被写体の上(天井)に面光源があって、カメラが覗くスペース以外、その周り(床も含めた)がほぼ「白」なんです。ほぼ白ってことは、レフ板で囲まれているようなもの。スキー場美人現象と同じ理屈ってことかな。
ちゅーわけで、置くだけでレベルの高いブツ撮りができちゃうってこと、おわかりいただけたでしょうか。(といっても、向かない被写体もあるし、プロレベルより劣ります)

このように、かなりのレベルの商品撮影ができちゃうわけですから、特にビギナー様にオススメしているブツ撮りの方法なのであります。関連記事リンクをたどって、皆さんも、がっつり真似してやってくださーい。

2022.3.15 追加

ついでに、動画化もしてみたよ。

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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誰でもできる!ドラマチック・ポートレイトライティングのたった一つのコツ


発泡でできた顔を人の顔に見立てて、「カメラ目線なしのお顔」にドラマチックな光を与えてみました。(顔の側面の成形でできる継ぎ線は見逃してね..)いい感じに、ドラマチックなポートレイトになっているんじゃないかな?プロフィールの写真とかに使えそうですしね。

ところで表題の「誰でもできる!」って、大げさな表現だとおもったんじゃないですか!?まぁ、そんな釣り言葉を謳っている記事は、そのほとんどが「誰でもできる」じゃないので、そう思われるのも致し方ないとおもいます。(アクセス数狙いの釣りタイトル)

しかーし、本記事は、
本当に「誰でもできる」ライティングのコツを、誰にでも分かる言葉でお教えしちゃおうとしているのです!(TOP4枚のような写真を目指す前提です)

それでは、TOP4枚のドラマチックな顔写真のライティングのコツを発表しまーす。

被写体の視線の先からライトをまっすぐ照射すること!

ドラマチックにするためには、必ずこれをしなきゃいけないわけでありません。他のライティングでも、時としてドラマチックライトになることがあるとおもいます。

ただ、「視線の先からまっすぐにライトを照射」の理論で撮ると、高確率でドラマチックな写真が撮れます。捕捉しておきますと、今回の写真のように、顔の向きは正面ではなく「やや横向き〜横向き」ということと、「暗い背景」を付け加えると、ほぼ間違いなくドラマチックポートレイトになるでしょう。

ダメ押しすると、pictureD は、下からのアッパーライトでしょ? 通常、人物の単灯ライティングでアッパーは使いません。それなのに、Dはドラマチックフォトとして成り立っている。つまり、視線の先ライト論は、そんなに大外ししていないということではないでしょうか?

最後に角度を変えて、モデル主観で考えてみました。

ライトを適当な位置から照射し、モデルちゃんに「ライトを窓に見立てて見て。できれば、窓じゃなくて、窓の外をみるように..そう、少し遠くを見るイメージね」
といって、モデルちゃんを撮ったら、自動的にドラマチックになってしまうとおもいます。

あ、そうそう。肝心なことを云い忘れてました。今回「50×50cm」のライトを使いましたが、このようなライトがないと今日の話は成り立ちませんからね。
美しい光の撮影照明キット を使って、この記事の通りにすれば、
「誰でもできる!」が現実化するわけなのであります。(当たり前の話なので、分かってはいるとは思いますが、念のため..)

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知ってほしい、ライティングの「アプローチの正しい順序」


ライティングの大きな要点は、ざっくりいうと、実はたった2つしかありません。

・ どこから照射するか?(光の方向)
・ 光の質をどうするか?(光源面の大きさ)

ホントにざっくりだと、この2つだけです。
ただ、撮影者の作画意図を最適に反映させるためには、この2つの「順序」が大切となってきます。

まぁ、お顔ライティングを例に少しやってみますから、そこでみていてください。

まずは、どこからの光が良いのか? を、原初的な点光源(小さな光)の「高演色LED電球」を使って探ってみましょう。最初に、光の方向を探る わけです。

お顔の横にから照射してみた。うーん、お顔半分が影になって、全く見えない。つまり、こっちからじゃないということだな。
次は、ド正面のレンズ上から男らしく、ドーン!と…お顔がぺったりしちゃったね。しかも、顔の後ろのヤなところに、影が出ちゃってるし。少なくともこの影はなんとかしなきゃいけないね。
影を下に落とすため、そのままライトを上げて角度を調整してみた。
まぁ、悪くはないんだけど、お顔が全部見えすぎちゃってるのが今日の気分じゃない。。ここからじゃないな。
ライトを少し左からにしてみた。
お!なんかいい感じ。よし、光の方向はここからで決定!

さて次の問題は、この光の大きさのままで良いのかどうか?お顔に影がシャープに出てるのは、ガッツリ強すぎる光だよなぁ。もう少し優しい光にしたいかな。

ということはだな…

枠に貼ったトレペで「ディフューズ」してみた。つまり、光源面を広くしてみたってわけさ。いい感じに優しい光になったね。よしよし、本番これでいこー!
※ちなみに、光源面を大きくする方法は、他に「バウンス」というやり方もあるのだ。

とまぁ、ライティングアプローチをするカメラマンの寸劇をみていただきました。
何がいいたいかというと、最初に「面光源」をありきではなく、「光の方向」を先に考えるべき! ってことをお伝えしたかったのであります。

重要度順でいうと、1.光の方向、2.光の質(大きさ) の順番なのです。その大切な方向を探るためには、点光源やるほうが方向をつかみやすいのです。

とはいえ、現実的には最初から、あたりをつけて面光源で探ることが多いとはおもいます。(面倒だからね..)それに慣れちゃって、ライティングのアプローチの鉄則を見失いがちなので、今日はあらためて「正しい順序」をお伝えしました。

これを覚えておくと、ディフュザーがなく面光源にはできない状況でも、光の方向をしっかり見極められれば、ベストではなくともベターな写真が撮れると思います。

で、さっきのディフュザー越しのライティング。同じ位置からソフトボックスで照射するに差し替えると、ほぼ同じライティングになる、ってことを付け加えておきます。

今回、人物顔(ぽいもの)での寸劇でしたが、ブツ撮りでも全く同じ。てか、むしろシビアなライトが求められる「ブツ撮り」のほうが「点で探って面にする」という鉄則が重要ではないかとおもいます。

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50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

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