ポップコーア3×6 は、プロが使うレフ板の基本!



今日はこの白い板の話。

ポップコーアという商品名で、発泡スチロール板の両面に上質紙が貼られたボード のこと。(フォームコアとかミラーコアとかとも呼ばれている)

スタジオ撮影でレフ板 として使われます。プロカメラマンの間では、これを通称「カポック」ともいったりします。
※正しくは、カポックとは「全発報スチロール製」の板のこと。ムービー撮影の照明部の人はこれを(全発泡製)をよく使う。
全発泡スチロール製なので端から簡単に「発泡カス」がボロボロ落ちるという欠点があるため、写真関係では、表面が上質紙のポップコーアを使うことが一般的。(上質紙は被写体の写り込み対策にも有効)


撮影では、ポップコーアの一番大きなサイズの「3×6(サブロク)を主に使います。

「3×6」= おおよそ 90×180cm というサイズのことです。(91×182cmなど、微妙に異なることもある) 「だいたいタタミ1畳」と覚えると良いでしょう。

「3×6ポップコーア」は、縦に使うと全身人物撮影のレフ板として役に立ちます。理想をいえば、さらに大きい「4×8(ヨンパチ)(1220×2438mm)」のサイズのレフ板が欲しいところですが、残念ながらポップコーアには4×8サイズは存在しません。このため、やむなく「3×6」を使うわけです。(ホントは最低でも身長+30cmくらいの長さが欲しいのね)


ポップコーアはあくまで消耗品。使っていくうちに端がかけたり汚れたり黄ばんだりしてきます。ある程度使い込んだら買い替えが必要になってきます。

私の場合、ポップコーアを新調するときには、必ず「2枚」買います。

一枚は「3×6」のまま、もう一枚は「90×90」「45×90」「45×90」に、定規を使いカッターでカットします。


つまり、「90×180」「90×90」「45×90」「45×90」を用意しておくと、人物撮影、ブツ撮影、たいていの撮影で事足りるとおもいます。

また、小物ブツ撮り用として、別途 秘伝のレフ板(スチレンボードB4) を用意しておくと完璧になります。




【ポップコーア3×6は、どこで買えるか?】

ウチの近所のホームセンター(ロイヤルホームセンター)では、5mm厚と7mm厚が売っていました。

しかしながら、いくつかのホームセンターパトロールの記憶でいうと、売っていない方が多いという印象。建材系が充実してるホームセンターほど、無いことが多いようにおもいます。

東京だと、渋谷のハンズ(旧東急ハンズ)にはありました。

通販でもあるにはあるんだけど、モノがでかいだけにそれなりの送料がかかることが多いようです。なので、とりあえずお近くのホームセンターに電話で取扱いがあるかを確認してから、お車で買いにいってください。

ちなみに、3×6の大きさのまま使うなら、強度がある「7mm厚」を選ぶのがベター。カットを前提にするなら、軽くて扱いやすい「5mm厚」でもいいかも、ってとこです。

Amazon
ポップコア3×6 厚さ7mm




【車載の工夫】
ハイエースのように大きな荷物を積めるお車をお持ちの方は難なく運べるでしょうけど、コンパクトカーでは、積めてもギリな可能性が高いでしょう。




そこで、写真のように車載の工夫をしました。まぁ、なんとかして天井にくっつける、という原始的な方法です。(ポップコア自体はとても軽い)

ポイントは、中央あたりを伸び縮みするスタンドや突っ張り棒で天と地を突っ張って、走行中絶対落ちてこないように固定することが重要です。

なお、この方法を真似する場合は、自己責任でおこない、安全に十分に留意して、絶対に事故のなきようにお願いします。

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