群生花(菜花):「前ぼけ」を活かしてノスタルジック仕上げ



本日の京都は良い天気だったので、写真の腕が鈍らないように撮影の稽古を兼ねて、河原の菜花を撮りにいきました。(例のごとく自転車で..)

まっ黄黄〜な写真でしょ!?いちお、狙い通りの作画です。(これ1カットしか撮っていません..)


現場の様子はこぉ。土手に生えた菜花群に三脚ごとイン!


1m未満の手前の花(赤枠)を意識的に構図に入れつつ、、、、だけど、その後は一切気にしません。


で、ポイントはここ!


約3mに置きピン。

ファインダーを覗いてフォーカスを合わせることなく
「だいたい3mくらいだろう」ということで、目盛だけで置きピンをしました。
↑ これ オートAFまかせ ではできないです。たぶん、手前の花にフォーカスが合います。(ポイントを指定すればできますが)



TOP写真を大きくお見せるとこぉ。。
目眩く黄いろ!って感じでしょ!?

それが今回の狙いです。フォーカスは3m向こうのほんの一部の花に合ってるだけで全体としては「合わせる気がない」という写真なんです。

ここでみなさんよくよく考えてみてください。
菜花に限らず「花の群生」はいっぱいあるから「わーきれい!」って思うわけでしょ?(桜もそーだわなぁ)
数輪の菜花のアップを撮っても、そこには感動のカケラもないと思うんです。

一番大切なのは感動の元である「美しい群生感」、じゃないかなぁ。
この 群生感を演出するには、この「前ぼけ」を利用するのが有効 と考えるわけです。

前ぼけを活かすと、なんだか ノスタルジック仕上げ になりますしねぇ〜。(古いレンズを使っているせいでもあるけど、)



乱暴な言い方すると「フォーカスポイントなんて、だいたいで良いじゃね?」です。
こーゆーときは、モネ・マネ・ルノワールよろしく「印象派」で良いとおもうんです。

・・・という本記事のご提案でした、はい。
※現代のインテリジェンスなカメラ(AF)に支配されてる人にはこーゆーの撮れないよ。

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