前回のブログでご案内した「今井政之先生」のご長男の「今井眞正(まきまさ)先生」も著名な陶芸家です。
話は前後してしまいますが、今年の4月に同広島の百貨店「福屋」さんにて眞正先生の個展が開かれまして、その図録の撮影も担当させていただいております。(今年1月にメイキング記事をしています)
政之先生は壺や大皿に「絵付け」で生きものを表現される作風でしたが、眞正先生は「生きものの造形」を作陶されるという作風です。
以下に図録の一部を掲載しますのでご覧ください。
話は前後してしまいますが、今年の4月に同広島の百貨店「福屋」さんにて眞正先生の個展が開かれまして、その図録の撮影も担当させていただいております。(今年1月にメイキング記事をしています)
政之先生は壺や大皿に「絵付け」で生きものを表現される作風でしたが、眞正先生は「生きものの造形」を作陶されるという作風です。
以下に図録の一部を掲載しますのでご覧ください。
リアルな生きもの、想像の生きもの、いずれも「瑞々しい生きている感」が表現されている抜かりのない素晴らしい作品です。
図録写真でその瑞々しさを伝えたつもりでありますが実物に遠く及ばず、、な印象です。まぁそれは、残念ながら写真の宿命でもあるわけであります。当たり前ですけど、、、
で、最後にライティング技術の話をします。
上の図録複写ではなく「写真データ」そのものをご覧ください。
図録写真でその瑞々しさを伝えたつもりでありますが実物に遠く及ばず、、な印象です。まぁそれは、残念ながら写真の宿命でもあるわけであります。当たり前ですけど、、、
で、最後にライティング技術の話をします。
上の図録複写ではなく「写真データ」そのものをご覧ください。
物撮りの基本である形、大きい面光源の「トップライト」と左面光源「サイドライト」+右「レフ板」。
ここでまでは通常のブツ撮りライティングと変わらない基本ライティング。(今年1月のメイキング記事参照)
ただこれは一般商品ではなく「立体造形作品」。なので、プロ的にはちょいとひと工夫。
ここでまでは通常のブツ撮りライティングと変わらない基本ライティング。(今年1月のメイキング記事参照)
ただこれは一般商品ではなく「立体造形作品」。なので、プロ的にはちょいとひと工夫。
ここね、ここ。ノドから胸のハイライト。
右奥(背景際)から、小さな面光源で、テカらせるライトを弱く 入れました。
作品の右アウトラインを「軽くテカらせる」だけのライト。実際にはクリップオンストロボを弱め。(トレペ越し)
これ強かったらダサい絵になりますので、軽ーく、塩少々、、って感じ。
この微細な調整で追い込んで、ブラッシュアップするのがプロライティングなのであります、はい。
右奥(背景際)から、小さな面光源で、テカらせるライトを弱く 入れました。
作品の右アウトラインを「軽くテカらせる」だけのライト。実際にはクリップオンストロボを弱め。(トレペ越し)
これ強かったらダサい絵になりますので、軽ーく、塩少々、、って感じ。
この微細な調整で追い込んで、ブラッシュアップするのがプロライティングなのであります、はい。
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