リチウムボタン電池(CR2032)を疑え!



これ、ソニーカメラ用の「ソニー RMT-P1BT ワイヤレスリモートコマンダー」。Bluetoothでリモートレリーズできるやつですね。三脚固定が多い、私の撮影には欠かせないものです。

実はこの個体は4個目。まぁ、最初の2個は紛失したので我がが悪いんだけど、3個目は故障でこれを買い足しました。

ここのところ撮影で使うと、最初はレリーズできるのですが、そのうちレリーズできなくなりまして、そのたびにカメラを再起動するとしばらくは復活しますが、すぐにまたレリーズできなくなる、ということの繰り返し。カメラマン的には、最大級のストレスです。


電池がへたったかな?と思い。電池交換を試みます。有名百均のダイソーで販売している「CR2032(3個入りで100円)」のストックに入れ替えてみました。

※ちなみにこのコマンダー、リチウムボタン電池のCR2032(3V)、1個で駆動。 ※ボタン電池についての過去記事があります。(→意外と知らないコイン型電池CR20XXの真実



新しい電池に交換すると、

5回ほどは正常にレリーズできるのですが..
そのあとまたまたレリーズ不良。。(‘jjj’)


またコマンダー故障か?それともカメラの故障か?といろいろ疑い出します。
試しにVLOGCAM用に持っている、シューティンググリップ で試すと、正常に連続してレリーズできます。つまり、カメラ故障ではない、ということですね。コマンダー故障となると同じモノを5個も買うことになる。。。(そんなアホらしいことはできたら避けたい..)

最初はレリーズできるのに、連続してるとレリーズできなくなる…。
ん??これは、もしかして….

と、ここである可能性に気が付きます。


3個100円の安物のボタン電池は、連続使用で電圧が落ちるのでは?

そこで、一流メーカーのパナソニック CR-2032 に入れ替えてみました。

すると、
連続でも問題なくレリーズできるようになりました!!

単三アルカリ(1.5V)の場合、少々品質が悪くても持ちが悪いくらいで問題なく使えたりするのですが、極小電池で3V生み出すリチウムボタン電池ですから、わずかでも品質が悪いものには問題があるってことなのかな?それにBluetoothは、かなり電圧を要するってことなのかもしれません。


てか、こんな基本的なことに気がつくまで、こんなに長い時間がかかるなんて、ほんとバカですね。。。

リチウムボタン電池駆動のディバイスは、
故障を疑う前に電池の質を疑え!
です。。。(反省..)

Amazon
パナソニック CR-2032/2P 2個パック


shop-top

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・

facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: プロカメラマンに役立つ話。 パーマリンク

One Response to リチウムボタン電池(CR2032)を疑え!

  1. 白ヒゲ のコメント:

    この純正レリーズ、チョットバッテリー容量が減るとダメダメなのです。
    しかもその時にアラートが出ないので不愉快になるだけ・・・
    SONYもその辺りは承知しているようですが、改善させる気配は無しです。
    ですので中華製レリーズをお勧めします。
    USB-C充電で、圧倒的に優勢です。
    私はVIJIMのModel AS006を愛用しています。
    超快適です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください