ポジは露出が大変シビアなため、露出を決定するためにポラロイド(インスタントフィルム)でテスト撮影 をおこないます。
中でもISO100で露出と色が正確な「フジフィルム FP-100C」を使うことが一般的でした(Type 100のピールアパートフィルム。ポラロイド社の Type-669 もありましたが、感度と精度が低く、テスト撮影には不向き、味わい深い発色なんだけどね..)
このたび、37年前の1989年に仕事でニューヨークに行った時の撮済ポラ(FP-100C)が発掘されましたので、いろいろなカメラに装填したポラの作例(?)をお見せしたいおもいます。
※経年劣化のため、赤系の色が退色して緑ぽくなっているが、出来たてはかなり正確な発色をしていた
これを撮ったのが、コンタックス プレビュー というポラ撮り専用ボディのカメラです。
このボディはマウントを「ニコンF」に改造して使うことが多く、この時もニッコールレンズをつけていました。(たぶん50mmだったと思う)
ポラロイド Type180 という type100 を使う専用カメラで撮りました。(これはレンズも付いてる)
絞りとシャッタースピードがマニュアル調整できるため、他のカメラのテスト用にも使えるってわけ。画角は体感35mmレンズ程度かな
ハッセルブラッド500CMに専用ポラパック を装着して撮影。6×6のフォーマットで写っています。(たしかレンズはゾナー250mm)
フィルムパックに付け替えれば、レンズもボディも同じなので、テストポラとしては理想ですよね。
一番上は感光しているものの、パックに装着して一枚引けば使えます。(乳剤が生きてればの話だが..)
当時のお手本のようなポラの使用痕跡がありましたので、お見せします。
「1/125sec F5.6 1/2」と記されています。(ちなみにISO100)
ここまでは皆さんもお分かりでしょう。でも、
「30M」とは!?
色転びする逆色のフィルター(C,M,Y,B.G,R)をレンズ前にかますわけですね。(ハッセルでは、シェードとレンズの間のスリットに差し込んで使用)
ただ、補正に使うのは「025」「05」くらいの薄い色。どぎつい色の「30M」を入れるのは補正ではなく「演出目的」です。
※現在ではデジタルになり、全く使うことがなくなったゼラチンフィルター。今から考えると昔は無茶苦茶面倒だっったんだなぁ..と
先ほどの写真を当時の色合いに再現してみました。たぶん、こんな感じだったかと。
これ本番のポジフィルムでも撮っておりまして、ダイレクトプリントが額装されて残っておりました。
マンハッタンだからパープルにしたかったのかな?(安易だなぁ..)
※これから12年後に、全写真に写っている一際高く聳え立つ2つのビル、つまりWTCが崩落してなくなるのでありました。
こんな写真のためにNYにいったわけではありません。
CF撮影のためのムービー隊のお供でスチール隊(といっても私一人)として同行したわけですが、ほとんどの時間、ムービーの時間で、それが終わってから、ちょっとだけのスチールって具合です。
私はかなりヒマにしておりましたので、こんなお遊び時間もあったわけですね。(バブル時代ですから..)
ちなみにですがこのCF、
摩天楼を背景にして、ハドソン川の波止場で、ローラースケートの人たちが疾走するという商品のポテトとはなんの関係もない感じでした。まさにバブルですね。
↑ちなみにこれね。1:05くらいから15秒流れます。もう一本、NYの別場所のもあったとおもうんだけどなぁ…
※現在では、FP-100Cをはじめ、Type100ピールアパートフィルムは製造中止になり、ほぼ入手はできません。あしからず、(現在でも復刻版を売ってるヘンタイサイト ← 恐ろしく高いよ!)
→https://www.facebook.com/panproduct



































