レンズメンテ用品すご情報!資生堂の「レンズペーパーぽいもの」が超優秀って話


お客様各位
謹啓
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜り、まことに有難く厚く御礼申し上げます。本年も、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
敬具
有限会社パンプロダクト 中居中也

てなわけで、遅くなりましたが、2025年 新年最初のブログをやらせていただきます。

新年一発目が手ぶらってのもなんなんで、今回はプロカメラマン、もしくはレンズを扱う人に有益な、おそらくプロも知らないであろう、とっておきの情報 をお伝えしたいとおもいます。



ごくごくフツーのティッシュペーパー。むしろ、現代のティッシュペーパーとしては、かなりダサめのパッケージという印象さえあるコレが今回の主役。


天面をみると謙虚な、というか「貧そ」といってもいいようなパッケージ。商品名は「お手入れティッシュ」らしいですね。

次に側面をみてみると、、


ん??

ちっちゃく、
「SHISEIDO」と記されているじゃないですかぁー!!
そうです、銀座7丁目にある、あの資生堂です!

こんな感じだと中華製のパチもんと疑いたくなります。ただ企業ロゴがホントの資生堂っぽいけど、真偽のほどはどーなか?


というナゾをのこしつつ、ではありますが、
とりあえず、開けてみることにしましょう。


ぺりぺり…


濃いピンクの紙???


な、ワケがなく、
中身はちゃんと白。フィルムがピンクだったワケですね。

てか、仮にこれが中華パチモンだった場合、ここは透明フィルム使うだろう、と。


底面には、
ちゃんと「資生堂 お手入れティッシュN」と記されており、印字文字全てに疑う余地がありません。結論としては、パチモンではない!確定です。

・吸水・吸油性に優れるバージンパルプと、ソフトで繊細なバージンパルプを厳選調合しました。
・空気を含むミクロのひだをつけた独自の製法により、しなやかな肌触りのでクリームなどをさっと取り去ります。
・このティッシュは水に溶けませんので、水に流さないようにご注意ください。


↑資生堂の最新テクノロジーにより生み出された「とんでもなく柔らかい吸水性・吸油性に優れたハイテク紙」ということが読み取れます。


不織布と同じく紙の繊維が付着することはありませんし、余計な水分油分も含んではいません。さらにとんでもなく柔らかいので、レンズを傷つけることはありません。つまり、レンズ、カメラ清掃に適してるといえます。

私は、このティッシュを「竹製ピンセット」に巻いて「無水エタノール」を染み込ませて、レンズクリーニングで使用しています。

とんでもなく柔らかくしなやかなので、通常のレンズペーパーでは届きにくい、汚れのたまりやすいレンズの端の端まで清掃できます。(一般綿棒でも届きにくいとこ)
※ピンセット先端が直接レンズに触れないように十分な紙の厚みを作ってください。→ で、自己責任でお願いします。(先端でレンズをキズつけても当方一切関知しません)


このティッシュに指で触れると、とんでもなくしなやかなでただものではないことが感じ取れます。てか、元々化粧用品なワケですから、当たり前なんでしょうけど。
つまりスーパー柔らかい紙なので、これ自体がレンズやカメラを傷つけることがないということです。


ただ、超柔らかすぎるがゆえに、スマホやディスプレイの清掃には向かないかも。キズはつけることは絶対ありませんが、引っかかりがなさすぎて、画面にムラが残ってしまいます。(エタノール塗布用にはよし)

そんな画面のエタノールムラの拭き上げの仕上げには、セーム革(鹿革) がベスト!と、個人的には思っております。(いまだ化学繊維系はセームに勝てない、とおもう)


本題に戻りますが、このティッシュは画面系には向かないものの、
微細な凹凸がある レンズの清掃紙としては最適解 だと思いますよ。(レンズ端の端まで届くからね!)




↓ 鼻セレブより安いかもしれない超絶コスパ…

Yodobashi
資生堂 お手入れティッシュ N


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