iPhoneで料理写真、ライティングセット例


今日のお昼ご飯のために、コンビニでラーメンを買ってきました。ついでなので、このラーメンを使い、サクッと、ライティングをお見せしたいとおもいます。

突っ張り棒(特大170~280cm)」を天井と床を突っ張って垂直ポールを作ります。ポールに「 ダボ付き強力クリップ 」を挟み、「 26cm横棒 」を横に突き出し、「 50cmソフトボックス高演色LED電球 Sh50Pro-S 」を取り付けて、ご覧のようなトップライトを作りました。
さらに、カメラ下に「 秘伝のレフ(手作り) 」を配置しセッティングのカタチが完成です。(簡単です..)

今日の撮影では、iPhoneXをポジションキープのために、このような道具を使い軽く「仮固定」しています。(フレキシ棒20ではブレ防止効果は望めない)
少ないカットの撮影であれば「手持ち撮影」でもかまいません。(手ブレだけを気をつけようね..)
iPhoneの設定ですが、
複数レンズ搭載のiPhoneでは、「2×」レンズを選びましょう。ちなみに「2×」レンズは「56mm相当(35mmフルサイズ換算)」の画角です。
調理前にフタをしたまま、試しに撮ってみました。「2×」レンズだとこれくらいです。
同じカメラポジションで、「1×」レンズだとこーなってしまいます。つまり、単レンズ(28mm相当)のiPhoneではこーなってしまいます。
が、単レンズiPhoneでは、これで良いのです。決して寄ったりしないでください!寄ってしまうと「絵が歪んでしまう」のです。
※ピンチして拡大もご法度。画像が悪くなります。
ちなみに「黄枠」が「2×」レンズのフレームですが、、
iPhone7以降のiPhoneは「1200万画素」ありますから、「黄枠部」をトリミングしても、幅が2000px以上ありますから、WEBなどでは問題なく使える大きさをキープできます。単レンズiPhoneで、歪まないブツ撮りをするには、この方法がベストだとおもいます。
とにかく、単iPhoneでは、フレームいっぱいによちゃあ、絶対ダメ! いらないものが写り込んでも気にせず、2まわり以上、うんと引いて撮りましょう。
※写真をクリックすると、トリミング(黄枠)した原寸のデータが表示されます。
そしていよいよ、5分30秒チンしたものをライトの下に置いてみます。実物を置いみて、少しアングルを調整しました。
さてさて、本番はどのような写真になったのか!?
一番の問題は、おつゆが少なすぎること!! これじゃぁ、いくらライティングを頑張っても美味しそうに見えません!!!
しかも、発泡の丼じゃぁなぁ……。

という大問題がありながらも、いちお料理写真としてギリ成り立っているのではないかな…。しかも、カメラがiPhoneですし..。

次に「1×」レンズ&トリミング、つまり単レンズiPhone状態。「2×」とあんまり変わらない気がします。※写真をクリックすると、トリミング(黄枠)した原寸のデータが表示されます。
これって、単レンズiPhoneの人に希望を与える良い話じゃないですかね?

原理は、↓この記事で詳しく説明しています。
【レンズうんちく】広角と望遠、「同距離の被写体のカタチ」は違うのか!?

でもよくよく考えたら、これっぽっちの軽微な道具で、これくらいの料理写真が撮れちゃうんですから、まぁよしとしましょう。しかも、今回はiPhoneでしか撮ってませんし、アナタの高級一眼で撮ったら、さらにグレードアップすること間違いないでしょうな..。

だけど、やっぱり悔やまれるのは、おつゆが少なかったこと、、、につきます。。。(美味しそう写真をバシっと決めたかった..)

50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

高演色LED電球 Sh50Pro-S

 しっかりはさめる、16mmダボ付き 強力クリップ

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

 iHolder plus (スマホにねじ穴をつける道具)

超小型・強力自由雲台(Micro Ball-Head / tune-up Edition)

 強力フレキシ棒 2028

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「大きい窓」に学ぶライティングのこと


ざっくりとしたライティングのヒントの話を一つだけ..。

「大きな窓」の光は、美しくモノを照らす。(直射日光が入らない..を付け加える)
ライティングを考えるにあたり、この大きな窓の光がヒントになる。

たとえば、この写真も大きい窓からの障子ごしの光がメインの写真。(左方向から少し補助光を入れている)ドラマチックに被写体を照らしていることがわかる。
今回はそのような「大きな窓際」を再現してみた。
使った光源は、「高演色LED電球」の光を「傘バウンス」したもの。
「紗幕」を垂らし、大きな窓に見立てた。
そして、テーブルの天板に置いた被写体を、やや上のから撮る。
ただそれだけで、金彩漆器が艶やかに照らされる。
・・・・という風に、、、
大きな窓をイメージして、ライティングを考えると「美しい光」は簡単にできちゃうのではないかとおもいます。美しい光さえつくっちゃえば、人物、ブツを問わず、アナタの写真が大幅に進化しちゃうかもしれません。。
※今回使った機材の「販売ページボタン」を下に設置しますね。

039|高演色LED電球 Sh50Pro-S

039|E26ソケット【STRONG!!】

 新型! 天使のアンブレラ Silky WHITE-85【type DOME】

1407

 三脚用せり出し棒(Φ28mm)

 ウェイトケース 頑 丈

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全天球リフレーム動画のお稽古(赤鳥居くぐり)


すみませんすみません….本当にすんません。。しつこいかもしれませんんが、今日もまたまた“全天球カメラQoocam8K”のお話。今日は動画で使います。今月に予定されている動画撮影の”お稽古”です。

そもそも、このカメラを導入した理由は、その動画撮影のためなので、それに向かって精進するのは当たり前のこと。ただ、それを皆さんは付き合わされてるわけですが、実に迷惑な話でしょうねぇ..。でも、もうしばらくお付き合い願えればと..。

先ほど、近くの小さなお稲荷様の赤鳥居を見つけたので、鳥居を”くぐる”というモーションの動画を思いつきました。今日はそれを試してみたいとおもいます。

で、今日のお稽古の成果はこれです。カットなしのざっくりとした編集。できは悪いが、お稽古なのでこんなもんですかね。

Qoocamに自撮り棒を取り付けて撮影しました。(ボトムの自立用三脚を畳むの忘れたので映り込んでいます…うーん、反省…畳んだら消えます..)
んで、音は昨日作った「3.5Φステレオミニピンプラグ延長」を使い、ピンマイク音声をQoocam本体にライン入力しています。

強力な手ブレ補正(6軸IMUセンサーの補正データ)にもかかわらず、棒先の細かい揺れには弱いことがわかりました。棒の扱いには注意が必要ですね。やってみると、色々と注意点がみえてきたのは収穫です。

「360°全天球カメラ」といえば「VR動画」をイメージしてしまいがちですが、今日のは「FHDにリフレームされた動画」で、再生動画はフツーのFHD動画になっています。今月撮影する本番動画ではこの「リフレームしたものを使う予定です。というわけで、今日はその「お稽古」。。。

①Qoocamで撮影した8K動画素材を、専用ソフト(QooCam Studio 2.0)で、ステッチ → レンダリングすると上のスクリーンショットのような動画(メルカトル図法的な)になります。

②次に、360°映っている素材を、Adobe premierProCC(+プラグイン:GoPro FX Reframeを使い、任意の1920×1080px(FHD)にカット編集(黄色枠のように..)すると今回の動画になるということです。

撮影は1分ほどで終わり、実に簡単でしたが、
①のレンダリングは、12コアの黒ゴミ箱MacPro(Late2013)をもってしても、9倍かかりました。(1分の素材が9分かかるってこと)
②のリフレーム編集後のpremiereのレンダリングも手強く、今回の編集程度で6〜7倍かかることがわかりました。

仮に本番をトータル60分撮影したとすると、①のレンダリングだけで「9時間(540分)」かかるという見積もり…
ぎゃー。急ぎ仕上げなきゃいけない案件なので、これは大変です!!!

②のほうは、尺をカットして編集するので完成品トータル20分程度、なので、レンダリングに2時間半かからない。まぁ、こっちの方は、なんとかなるかな…。

まぁでも、
撮影日の夜に、①のレンダリングを開始すると翌日には仕上がるはずなので、次の日からリフレーム編集作業ができるかな。。(エラーが出ないことを祈るしか無い..)

今日は、自分自身がシミュレーションする回となりましたことを、お詫び申し上げます。まことかたじけない…….

あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓
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