暑いからかどうかは分かりませんが、なんだかロックなデザインになっちゃいましたが、
私の撮影業務の様子の写真です。
三脚で固定している場合、必ずしもカメラマンがカメラの近くにいる必要がないことに気がつきました。。。(1年ほど前・・)
ずーと、カメラの前にいるのも飽きてきた頃だし、、、
そこで、私が編み出した技は、無線でシャッターを切り、プレビューデータをiPadに飛ばし画像を確認するという方法。
名付けてAir Shooting!(無線撮影)
トップ写真は、インタビュー風の写真を撮っているのですが、カメラマンが入るスペースがないことがあります。そんなときに、このAirShooting!「無線撮影」が有効です。
Air Shooting!(無線撮影)のやり方
■無線レリーズ
①カメラ(D3)のホットシューにRF-603/N(受信機として)をつけて、RF-603とカメラを603レリーズコードで接続する。
②離れた場所からRF-603/N(送信機として)のテストボタンを押すとカメラのシャッターが切れる。
■プレビューデータをiPadに無線転送
①カメラ(D3)の片方のCFスロットに、Eye-FiPro X2カード(+SD→CFアダプター)小さなJPGデータを保存。※D3のWスロットのもう片方にはCFカードにRAWデータを記録。
②iPadでWi-Fiの電波を拾い、ShutterSnitch(アプリ)に電送。
※アドホック or ダイレクトモードいずれも可
■無線レリーズ
①カメラ(D3)のホットシューにRF-603/N(受信機として)をつけて、RF-603とカメラを603レリーズコードで接続する。
②離れた場所からRF-603/N(送信機として)のテストボタンを押すとカメラのシャッターが切れる。
■プレビューデータをiPadに無線転送
①カメラ(D3)の片方のCFスロットに、Eye-FiPro X2カード(+SD→CFアダプター)小さなJPGデータを保存。※D3のWスロットのもう片方にはCFカードにRAWデータを記録。
②iPadでWi-Fiの電波を拾い、ShutterSnitch(アプリ)に電送。
※アドホック or ダイレクトモードいずれも可
※RF-603のワイヤレスレリーズは、NikonとCanonとPENTAXのレリーズコードがつけられるカメラでできます。
※D3sは、CFカードスロットが細いためSD-CFアダプターが使えません。
それぞれの詳しい解説はここでは説明いたしません。過去記事にありますので、下記リンクをお読みください。
RF-603の詳しい過去記事:→先代RF-602の血を継ぐ「新型ラジオスレーブ&レリーズRF-603」遂に日本上陸!
PENTAXの人は:→PENTAXマニアの兄貴に朗報!RF-603が使えたよ〜
Eye-Fi ProX2→iPadの詳しい記事(ダイレクトモード):→Eye-Fi X2>Direct Mode>iPad+ShutterSnitchの使い方
Eye-Fi ProX2→iPadの詳しい記事(アドホック):→Eye-Fi+iPad 安定アドホック接続の秘技完全伝授。目指せ!パソコンレス・スマート撮影【簡潔編】
私の持っているレンズ(マウント改造ライカレンズ)は、全てマニュアルフォーカスですが、
三脚固定さえすれば開放でもおおよそピントがきます。(特にこの場合、被写体は座ってるので大きく動かない・・)
ピンを外しているものもあるのですが、フィルムと違いデジタルはコストがかからないので、全カット合ってなくてもいいじゃん!と考えています。
(このカットは1枚だけしか使わないので、良いのが1枚だけあれば良い)
①RF-603で離れた場所からシャッターを切る。
②iPadで撮影された画像をチェック。
③フレームやフォーカスの修正が必要な場合はカメラ設定を修正する。
④「①」に戻る
②iPadで撮影された画像をチェック。
③フレームやフォーカスの修正が必要な場合はカメラ設定を修正する。
④「①」に戻る
この方法で撮った写真は、どんな感じなんでしょう。
作例をお見せしますね〜。
カメラ:Nikon D3 レンズ:ライカ ELMARIT-R24mmF2.8ニコンマウント改造 撮影絞り:F2.8(開放)
※このニコンマウント改造はライカRレンズをぶっ壊しかねないので、良い子のみんなは真似しないでね!詳しくは→コチラ
この方法を使って撮るメリットとしては、
広角レンズ24mmを使っているため、被写体にかなり近づく必要があります。
あまり近くに人がいると、なんだか落ち着きませんよね。
カメラだけが近くにあっても、カメラマンがそこにいなければ、
インタビューされている人だってリラックスできるのではないでしょうかね。(つまり、このような自然な写真が撮れる)
かつてフィルム時代に、4×5(しのご)や8×10(ばいてん)などの大判カメラで人物撮影をすることがあったのですが、
シャッターを切る瞬間にはフォーカスやフレームは見えません。なので、カメラから被写体の距離というのを気にする必要がありました。(現像するまで結果が分からんしね・・)
この方法を使って撮るのも同じことが言えます。
無線でシャッターを切り、画像を飛ばす、という一見ハイテクなことをやっているようですが、
写真撮影そのものは、非常にプリミティブ(原初的)な方法だとおもいます。
★★写真が上手になる広角人物撮影のポイント!(オマケ)★★
広角レンズで人物を撮る場合、あまり角度をつけすぎると、顔が歪んでしまいます。なるべく、水平にカメラを構えることを心がけましょう。
関連参考記事:→いい写真が撮りたい人へ、【第二回:全身ポートレイトの正しいカメラ位置「背丈半分/水平狙い」は基本だよん〜】
AIr Shooting!の話に戻りますが、
もう1つスペシャルな技をお教えします。。プロの人!マヂ、これは仕事で役にたちますよ〜。
カメラ:Nikon D3 レンズ:ライカ ELMAR65mmF3.5(ビゾレンズ)+マウントアダプター 撮影絞り:F3.5(開放)
ビゾレンズアダプター記事:→Leicaレンズの魔力に嵌れ、レンズ実用主義。フルサイズマウントアダプター
なかなか、カッコいいでしょ?
どうやって撮ったかとゆーと、
Air Shooting&Lighting!のやり方
①カメラ(RF-603+レリーズコード付)を三脚に固定して、フレーム・フォーカスを合わせます。
②クリップオンストロボ(マニュアル使い)にRF-603を取付け、アンブレラホルダー等でSDのソフトライトBOXに仕込みます。
③それらをを手で持って被写体のトップあたりに構えます。
④クリップオンストロボのRF-603のボタンを押すとシャッタが切れ、ストロボも同調発光します。
⑤iPadに送られてきた写真をみて、ストロボの位置を調整します。
⑥「③」に戻る。
①カメラ(RF-603+レリーズコード付)を三脚に固定して、フレーム・フォーカスを合わせます。
②クリップオンストロボ(マニュアル使い)にRF-603を取付け、アンブレラホルダー等でSDのソフトライトBOXに仕込みます。
③それらをを手で持って被写体のトップあたりに構えます。
④クリップオンストロボのRF-603のボタンを押すとシャッタが切れ、ストロボも同調発光します。
⑤iPadに送られてきた写真をみて、ストロボの位置を調整します。
⑥「③」に戻る。
物撮影などでは、一番オーソドックスなトップライティングって使いたいじゃないですか、、
でもトップにストロボを固定する場合、ブーム等大層な機材が必要になります。
そんなのちょっとした取材現場に持っていけないですよね?
もはや貴方はえらそうにカメラでシャッターを切っている場合じゃありません。
手持ちストロボをするアシスタントになってください。。。
アシスタントが無線でシャッター押せばいいだけの話ですから・・・。
この方法を使えば、スタンドを持っていく必要すら無くなる(人間スタンド)・・・かもです。
つまり、機材の軽量化ができる!ってことなんですよ〜。。。
他にもアイデア次第では、このAir Shooting!は様々な現場で役に立ちそうですよね〜!!
パンプロダクトは、撮影の可能性が広がる、Air Shooting!(無線撮影)いち推ししますっ!
Air Shootingに早速チャレンジ!”RF-603/Canon”が欲しい!
Air Shootingに早速チャレンジ!”RF-603/Nikon”が欲しい!
おいらペンタK-5,K-7,K-30だけど・・・ご安心ください→”RF-603【ペンタックス用カスタムキット】”
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