商品のスケール感を伝える見せ方について、



いきなりですが問題です。
ネット通販の商品ページに、この写真がメイン画像として掲載されていました。
さて、これは一体なんでしょうか?

うーん….茶器の茶碗に見えなくもないが、ちょっと違うような印象。。。なるほど、わかった!答えは「飯茶碗」でしょ!


撮ってる現場を見てみると….
あれ?そんなに小さかったの!?だったら「ぐい呑」じゃん。

それでは、次の写真を見てください。


対してこちらの写真は、正しく「ぐい呑」に見えるでしょ?(トリミングが違うだけです)

小さな被写体は、余白を詰めたトリミングをしてしまうと、スケール感が分からなく見えてしまい、大きなモノと誤認されてしまいがちです。

その対策として、
小さなモノは、余裕がありすぎるくらいの余白をもたせることで、
正しいスケール感が伝えられ、小さく見せることができるのです。


このことは、案外盲点だとおもうのです。
ちなみにさっきの現場写真のように、あえて「手を入れる」ってのも、スケール感を伝えるのには有効な小技です。


で、昨日に引き続き 今日の撮影も、
「パーテーション卓上商品撮影スタジオ」に、ちょこんと置くだけの、楽ちん撮影なのでありました。という、販促も兼ねた記事だった..ってオチでした。



 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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パーテーション卓上商品撮影スタジオの中からの眺め(360°)で学べ



丸半年の間、修理のため手元を離れていた、全天球カメラQooCam8Kがやっと戻ってきました。

↓ このくだり、本当に興味がある人のみ読むべし。通常はスキップで良し。

そう、それは去年の夏の終りに、使用中に突然バッテリー膨張 が起こってしまい、保証修理に出したのが始まりでした。日本のサポートにだして、「バッテリ交換」ですぐ戻ってきたですが、動作確認をしてみると「Wi-Fiつながらない問題」が発生。すぐに送り直しました。
しばらくして、去年の暮れ、再度戻ってきました。お正月に使おうとすると、「充電できない問題」が発覚!これじゃぁ使えないので、更に送り直しました。ここまでは、おそらく国内で対応していたようなのですが、以降、本社工場がある中国深センにいったようです。で、やり取りをしていたら、修理ではなく、新しい個体を送っていただきました(本体交換)。昨日試してみると、前の個体より画像の解像感が良い。。そしてMotionセンサーの感じも明らかに良くなっています。個体差が大きいカメラなので、心配していたのですが結果オーライ。。まぁ、このまま何事もなく、使えればね..ですけど..。

でまぁ、このQooCam8Kは今回はただの被写体。
真面目にスッキリ、よく撮れてるように見えるでしょ!?


実は、例の「パーテーション・卓上商品撮影スタジオ」にポンと置いて撮っただけなんです! 詳しくは、以下のリンク記事を読んでください。(これをダイソーで買ってきたら、みんなも簡単にできちゃうからね..)


で、本日の記事の主題は、この「パーテーション・スタジオ」に置いた被写体からみた360°の眺め を見てもらおうというもの。
被写体から見た眺めを見てもらったら、このスタジオが”置くだけでキレイに撮れる理由”が直感的に分かりやすいかも。と思いましたもので..。



あー、だから今回の被写体が360°カメラだったのかぁ。。。

被写体の周り全部が写っている写真をオートパーンで回しています。360°写ってるから、画面のアイコンを押してみたり、スワイプとかで動かしてみてね。※オレンジのバーをクリックすると全図が表示されます。


それを、一枚の絵に押し込めたのがこの写真。

被写体の上(天井)に面光源があって、カメラが覗くスペース以外、その周り(床も含めた)がほぼ「白」なんです。ほぼ白ってことは、レフ板で囲まれているようなもの。スキー場美人現象と同じ理屈ってことかな。
ちゅーわけで、置くだけでレベルの高いブツ撮りができちゃうってこと、おわかりいただけたでしょうか。(といっても、向かない被写体もあるし、プロレベルより劣ります)

このように、かなりのレベルの商品撮影ができちゃうわけですから、特にビギナー様にオススメしているブツ撮りの方法なのであります。関連記事リンクをたどって、皆さんも、がっつり真似してやってくださーい。


2022.3.15 追加
ついでに、動画化もしてみたよ。


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誰でもできる!ドラマチック・ポートレイトライティングのたった一つのコツ






発泡でできた顔を人の顔に見立てて、「カメラ目線なしのお顔」にドラマチックな光を与えてみました。(顔の側面の成形でできる継ぎ線は見逃してね..)いい感じに、ドラマチックなポートレイトになっているんじゃないかな?プロフィールの写真とかに使えそうですしね。

ところで表題の「誰でもできる!」って、大げさな表現だとおもったんじゃないですか!?まぁ、そんな釣り言葉を謳っている記事は、そのほとんどが「誰でもできる」じゃないので、そう思われるのも致し方ないとおもいます。(アクセス数狙いの釣りタイトル)

しかーし、本記事は、
本当に「誰でもできる」ライティングのコツを、誰にでも分かる言葉でお教えしちゃおうとしているのです!(TOP4枚のような写真を目指す前提です)

それでは、TOP4枚のドラマチックな顔写真のライティングのコツを発表しまーす。


被写体の視線の先からライトをまっすぐ照射すること!

ドラマチックにするためには、必ずこれをしなきゃいけないわけでありません。他のライティングでも、時としてドラマチックライトになることがあるとおもいます。

ただ、「視線の先からまっすぐにライトを照射」の理論で撮ると、高確率でドラマチックな写真が撮れます。捕捉しておきますと、今回の写真のように、顔の向きは正面ではなく「やや横向き〜横向き」ということと、「暗い背景」を付け加えると、ほぼ間違いなくドラマチックポートレイトになるでしょう。

ダメ押しすると、pictureD は、下からのアッパーライトでしょ? 通常、人物の単灯ライティングでアッパーは使いません。それなのに、Dはドラマチックフォトとして成り立っている。つまり、視線の先ライト論は、そんなに大外ししていないということではないでしょうか?


最後に角度を変えて、モデル主観で考えてみました。

ライトを適当な位置から照射し、モデルちゃんに「ライトを窓に見立てて見て。できれば、窓じゃなくて、窓の外をみるように..そう、少し遠くを見るイメージね」
といって、モデルちゃんを撮ったら、自動的にドラマチックになってしまうとおもいます。

あ、そうそう。肝心なことを云い忘れてました。今回「50×50cm」のライトを使いましたが、このようなライトがないと今日の話は成り立ちませんからね。
美しい光の撮影照明キット を使って、この記事の通りにすれば、
「誰でもできる!」が現実化するわけなのであります。(当たり前の話なので、分かってはいるとは思いますが、念のため..)


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