“被写界深度目盛”って知ってる?



これはフィルムカメラのオリンパスOM-1に50mmの標準レンズをつけて、
上から見た絵です。

ここで皆さんに質問。
レンズのフォーカスリングに手前にある 青枠の表記 はなんだかご存知でしょうか?

これは「被写界深度目盛」と呼ばれているものです。

フォーカスを合わせた点(中央の赤●線) の前後でピントが合っているように見える範囲を示す。(=被写界深度) 表記の数字は「絞り」の値。絞りの値が大きいほど、ピントの範囲が広がる。


たとえば、この50mmレンズ(標準レンズ)
「フォーカスポイント=3m」「絞り=F5.6」のとき、
アバウト2.5m〜4m強 ピントが合うってとこです。
※あくまで目安です。

さらに絞りを絞って「F16」にすると、
アバウト2m弱〜10m弱 ピントが合う ってことね。


焦点距離の違うレンズでも見ていきましょう。
広角レンズ(今回は28mm)ではどうなるか?

同じピン距離(3m)、同じ絞り(F5.6)でみると、
2.5m〜10mくらい、、とピントの合う範囲が広がります。

逆をいうと、背景がボケにくいってことですね。


最後に、同条件で 中望遠レンズ(100mm)で、見てみましょう。
目測で、2.9m〜3.2mってとこでしょうか。望遠レンズほど、ピントがシビアになるってことです。(背景ボケはしやすいのね)



と、まぁ、被写界深度目盛の話題をしつつ被写界深度を学ぶ的な記事だったわけですが、この記事には一つ大大問題があります。

現在のレンズ(AF)では、
この「被写界深度目盛」どころか「距離目盛」すらないのがフツーなようなんですぅ!!


だからほぼほぼ意味ない記事だったみたい..。

昔はレンズの表記を見るだけで自然と被写界深度のことが学べたってことでして、今のカメラから使い始めた人は、こーゆーカメラの基礎も知らずに使っているわけですね。。まぁ、知らんでいいことなのかもしれませんが。。

shop-top

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・


facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: 撮影の基本の知識 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください