忍法セロテ渡し でクモの巣のように天トレを張る


携行機材が少ない取材撮影で、予定になかったブツ撮りを要求されたら焦りますよね..。でも、そーゆー突然の追加カットの話はよくあること。
今回持ってきた機材はこんだけ高演色LED電球ソケット26cm横棒スタンド。念のため持ってきたトレペ(トレーシングペーパー)を持ってきたのがせめてもの救い。
なお、取材先の人にセロテープをお借りしました(すべてそーゆー想定..)

さてさて、この少ない道具でブツ撮りライティングができるのか?

ロールトレペを適量カットします。時間の余裕があったら、この前教えた通り、端を補強しましょう。(一時持てばいいから、補強はなくてもよい)
撮影台にする机の上に、切り出したトレペを置き、机の角を巻き込んで、向こうでマスキングテープ止め。なければ、セロテでも良し。
で、固定して簡単には動かないもの(家具やハンガーラックなど)に、セロテを貼り、、
「ビィーーーーーー」と引っ張りながら、セロテを繰り出し、、、
テンションをかけてピンと貼りながら、反対側の固定ぶつに貼って固定。

※取材先にセロテを貼る許可を得ること。そして剥がすときはゆっくり剥がすように、(素早く剥がすと貼ってる先の塗装が剥がれたりします)
いーですね。セロテがピーンと一直線になっています。
つまり、こーゆーこと。見事な「セロテ渡し」ができました。
で、
机奥からトレペを引っ張りながら、平らをキープしつつ、渡したセロテに貼り付ける。
まさしくこれは、ブツ撮りの基本の”天トレ” といってよいんじゃない?
引いてみるとこぉ。。クモの巣の原理だね。。
こんな急場凌ぎのセットでも、天トレがあるかないかで大違い! 泥臭くてみっともないセットでも、写真は結果が勝負ってことが本質だからね。
sonaeareba_008
かつて、ライトさえもない状態で、ディフュザー紗幕に助けられたことがあります。これはそんときの写真。↓詳しくはコチラ
備えあれば憂いなし!持っててよかった「紗幕200×130cm」

今回は「トレペとセロテ」で天トレを作りましたが、「紗幕とセロテ」というのもありかも、と記事の最後に思いついてしまうのでした。。(現場でなんとかする力を、日々鍛えましょう..)

039|高演色LED電球 Sh50Pro-S

 E26ソケット (16mmメスダボ付)

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

 ライトスタンド190CM -neo-

1407 光を拡散させるわずか180gの魔法の布!紗 幕 200×130cm

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ロースタンドの台でローアングル固定もできるかも!?


今日のお話は、ほんのお遊びです。話半分程度に聞いてくださいね。

とはいえ、おりたためるロースタンド60 の台を使ったら、ごらんの通り高さ20cmほどの ローアングル固定 ができたことも事実。この台はずっしりとしたスチール製。だから、かなり安定的にカメラの固定ができるんですよぉ。写真では、PowerBlack を使っていますが、使い慣れたのお持ちのカメラ用雲台で使われるほうがよろしいかとおもいます。

で、皆が気になるであろう、長〜いレンズのことをスルーしちゃうのもあれなんで軽く触れます。2013年の9月に中古カメラ屋さん で見つけちゃったものだから、うっかり買っちゃったものですね。世界の紛争地帯でコレを使っちゃったら狙撃されちゃう可能性が高いので、命が惜しきゃぁ、外国には持っていかない方が良いレンズです。

レンズの詳細は以下の記事にまとめておりますので、物好きな方はお読みください。
ライカ ビゾの「迅速撮影装置」テレビット大図鑑!(Leitz Visoflex TELEVIT + Telyt400mm F5)

でまぁ、長〜いレンズなので、50cmソフトボックス1つじゃとても光の面積が足りない。そこで、”例の方法”を使って、2連結のトップライトで撮りました。背景紙がくたびれているので、キレイなグラデーションにはならなかったですが、新品背景紙だと、もっとキレイになるとおもいます。

おりたためる ロースタンド60

ダイヤモンド・スピゴット(Φ16mm規格)

超〜強力自由雲台 Ball-Head PowerBlack

50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

 高演色LED電球 Sh50Pro-S

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カメラマンが携行すべき工具1位はこれだー!の商品説明写真のライティング


表題読んでも「なんのこっちゃ?」と思われている皆さん、読み進めるうちにわかりますから、少し辛抱してください。

先日入手した「カメラマンが持参すべきであろうある道具」をライティングしてみました。
ご覧の通り、いつもの 美しい光の撮影照明キット(190cm) と 26cm横棒 を使って、トップライト(やや逆TOP)を組んでいます。

秘伝のレフ板 2つで両サイドと手前を囲んでいます。
45°くらいの斜ふかんアングルですね。これで、ライティングの説明は終わり。後半の「ある道具」の撮影はこれで撮りましたよ、ということを後から思い出してね。

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)


これは、全天球360°カメラでよく使う「棒状機材」です。最近よくある、ひねって緩めて伸ばして逆にひねって固定、という仕組みです。

これねぇ….先端が細いこともあって「ひねる」ことがしづらい わけです。なので、伸ばして使用して、いざ縮めようとしてひねってみようとするも、固くてひねることができない。つまり、縮めることができない!という困ったことがよく起こります。この棒を使うときは「ある道具」がないと頻繁に困ることになります..。

それとこれ! 雲台側についててほしい 変換ねじ が、ついてほしくない三脚側にくっついちゃって取れなくなること って、プロカメラマンの「あるあるトラブル」じゃないですかね?ほぼ100%、三脚側に残りちゃいますからタチが悪い..。やはり、これを外す場合も「ある道具」が必要になります。

このような回らない問題に対応できそうな良さげな道具を先日発見いたしまして、早速入手したわけなんです。というわけで、ここから「ある道具」を一気に写真だけでご覧いただきましょう。

そうです、「ある道具」とは、小型折りたたみ式のペンチというか、プライヤーでした! SWISS+TECH(スイステック) マイクロプラスEX9-in-1 12458 というものらしい。

実はかつて2度ほど、この手の折りたたみ式ペンチを東急ハンズで買ったことがあるんですが、いずれもすぐに壊れました。ペンチはかなりの力の加わるので、支点が曲がっちゃうんですよ。

で、こいつは今までのものより、少しだけしっかりしているようなので、実用はできるかなと考えています。でも、SWISSってネーミングはあまり信用しないほうがよろしいでしょう。(PB Swiss Toolsとはまったく関係なし、中国製らしいし..)プラスドライバ2種、マイナスドライバー2種、ワイヤーカッターなどがついていますが、これらはあてにしないほうが良いかもしれません(精度的な問題、ワイヤーカッターを試してみたところ全く切れなかったし..)

試してみましたが、とりあえずこの2つの問題は解決できましたし..。(一度だけだが..)重さも77g。ギリいつも持参できる重さかな。
ちなみに、畳めばロックされるので、キーホルダーにもなります。

六角レンチは必要な数本だけをカバンに入れています。現場でドライバーがなくて困ったことはありませんし、万が一必要になっても、高確率で現場にあります。(普通のご家庭でもあります)ですが、ペンチ(プライヤー)は、現場で調達できないことが多いのです。

という理由で、私は カメラマンが携行すべき工具の第一位は「ペンチ(プライヤー)ではないかとおもうわけであります。

ヒンジの強度に不安があり耐久性は怪しいですが、選択肢の少ない 携行用小さいペンチ として、まぁよろしいのではないかと..。(買うなら自己責任でね..)

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カテゴリー: LEDライト機材, プロの愛用機材(取扱い無しも含む), プロ用LED照明機材, 商品撮影初心者向けLED | 1件のコメント