忍法セロテ渡し でクモの巣のように天トレを張る



携行機材が少ない取材撮影で、予定になかったブツ撮りを要求されたら焦りますよね..。でも、そーゆー突然の追加カットの話はよくあること。


今回持ってきた機材はこんだけ高演色LED電球ソケット26cm横棒スタンド。念のため持ってきたトレペ(トレーシングペーパー)を持ってきたのがせめてもの救い。
なお、取材先の人にセロテープをお借りしました(すべてそーゆー想定..)

さてさて、この少ない道具でブツ撮りライティングができるのか?




ロールトレペを適量カットします。時間の余裕があったら、この前教えた通り、端を補強しましょう。(一時持てばいいから、補強はなくてもよい)



撮影台にする机の上に、切り出したトレペを置き、机の角を巻き込んで、向こうでマスキングテープ止め。なければ、セロテでも良し。


で、固定して簡単には動かないもの(家具やハンガーラックなど)に、セロテを貼り、、


「ビィーーーーーー」と引っ張りながら、セロテを繰り出し、、、


テンションをかけてピンと貼りながら、反対側の固定ぶつに貼って固定。
※取材先にセロテを貼る許可を得ること。そして剥がすときはゆっくり剥がすように、(素早く剥がすと貼ってる先の塗装が剥がれたりします)


いーですね。セロテがピーンと一直線になっています。


つまり、こーゆーこと。見事な「セロテ渡し」ができました。
で、




机奥からトレペを引っ張りながら、平らをキープしつつ、渡したセロテに貼り付ける。


まさしくこれは、ブツ撮りの基本の”天トレ” といってよいんじゃない?


引いてみるとこぉ。。クモの巣の原理だね。。


こんな急場凌ぎのセットでも、天トレがあるかないかで大違い! 泥臭くてみっともないセットでも、写真は結果が勝負ってことが本質だからね。

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かつて、ライトさえもない状態で、ディフュザー紗幕に助けられたことがあります。これはそんときの写真。↓詳しくはコチラ
備えあれば憂いなし!持っててよかった「紗幕200×130cm」

今回は「トレペとセロテ」で天トレを作りましたが、「紗幕とセロテ」というのもありかも、と記事の最後に思いついてしまうのでした。。(現場でなんとかする力を、日々鍛えましょう..)

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