器写真の見栄えは微細な「腰の高さ」で決まる!








6枚の写真は、すべて同じ「焼酎杯」です。「判」を押して無数の柄を付けていく「三島手」という手法で作られたものです。

もう気づきでしょうけど、アングルを少しづつ変えて撮りました。つまり、カメラの高さを変えているということ。ちなみにプロの世界では、このことを「腰の高さが高い」とか「腰の高さが低い」と言ったりします。

さて、①から⑥まで、全てこの杯の最大の特徴である外側の「三島手」模様はすべて見えているので、要は足りてるとおもいます。ですが、「フォルム」を気にして見比べてみてください。
①はかなり「デブっちょ」に見えませんか?
逆に⑥は「スマート」「に見えますが、見込み(内側)」が一切見えていないので、この作品を一枚で表すとしたら⑥もありません。

私がベストだと思うのは、フォルムのバランスがいい④かなぁ…。。。ただ、これは個人的な好みの話なので、正解というわけではありません。(③になると急に「胴が短く」なるし、)



で、実はこれらの写真で一番腰が高いアングルでも「-30°」。そこから「0°」まで、6段階の角度で撮った6枚でした。

たった5°(計算上)の角度違いで、見た目の印象が変わってしまうということなんですよぉ〜。つまり、ちょっとした腰の高さの違いで、フォルムの印象がスッキリ見えたり、デブっちょに見えたりと、…..。

微細な腰の高さの調整って、写真を追い込むのにすごく大切だったのですね。
※これが勝負どころ!ってことね。


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)


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