逆トップライトで古びた天板を背景板として使う



中途半端に古びたテーブルを解体したムラ汚れのある汚い天板材です。よくある合板に安物のメラミン化粧板を貼り付けたものだとおもいます。(ほぼ粗大ゴミな板)

素材感が良いわけでないどころか見た目ビンボーくさい黒い板ですが、こんな板でも ライティング次第では、商品撮影の背景板に使えるよ! って話をします。。


使うライトはいつものキット。
天板面をテカらせるために 逆トップライト にして撮ってみましょう。


中途半端なムラなどがあった汚い板ですが、意外と悪くない写真(背景)になったでしょ!?見ようによっては撮影用のデコラぽいかも。。
このように、見た目みすぼらしい板でも、光をテカらせると順光で見たときとは異なる表情なることもあるってことです。

今回、メラミン化粧板の表面でしたが、木材だけでできている古びた板であれば、逆トップを照射することで、さらにハイグレードな味のある良質な背景にすることができます。木材板のキズや汚れが旨味の素になるわけですな。

お手持ちの古びた天板が、いい感じの背景にならなかった。。。。そんなこともあるとおもいます。そんなときは、奥の手をつかいましょう。


キリフキ(写真では噴霧器を使って、大胆に天板をビチョビチョにしちゃいましょう。(汚い天板なんだから、濡らしても気にならないでしょ?)


水滴背景ってのも、オツなものでしょ?(逆トップが活きます)
たいていの古びた天板を活かせる有効な手法だとおもいます。

ただ、問題は、、、
この背景に被写体が合うかどうかですかね。。。。。(← 大問題じゃん)
※工具などのヘビーデューティー系の金属ブツに限られるかも..。あ、あとG-SHOCKとかかな。


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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大きいテーブルで美しキット(+棒)でトップライトを組むには端を使え!..です



美しい光の撮影照明キット26cm横棒 でトップライトを組むとき、80×60cmほどの小さなテーブルを使うとさほど苦労はしませんが、でかいテーブルを使う場合は少々コツ があります。いつもの「パーテーション卓上商品撮影スタジオ」を組むことを想定した例でお話します。



テーブルの奥の端のギリギリでセットを組むと、うまくできます。


また、もう一つの方法としては、左右いずれかの端ギリを使っても、トップライトを組むことができます。

トップライトの安定性を考慮した最低限の短い棒(26cm横棒)を使っているため、テーブルの端を使う必要があるよ!ってことです。長い棒(ブーム)を使うと、極端に取り回しが大変になりますもので、何卒ご理解くださいね。


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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商品撮影する用のレンズは、リーズナブルな「ミノルタ MD マクロ50mmF3.5(中古)」でいーんじゃね?



このイチゴのタルトっぽい写真。素直にキレイに写ってますよね!?ボケも美しいです。ちなみに、フルサイズカメラのノートリミングです。これ、覚えておくように。


被写体の正体はむっちゃ小さい消しゴムのタルト。直径3cmしかありません。このくらいの小さなサイズを撮るには、マクロレンズが必須 になるとおもいます。


最近になって、各社のフルサイズミラーレスカメラが出揃いましたが、純正のマクロレンズは「100mm」ってのが多いようにおもいます。全てのメーカーで「50mmマクロ」があるわけじゃないみたいです。
でね、この「100mmマクロ」ってのは、ビギナー様が扱うには、ちと難しいのね。というのも、ピントが合いにくい し、カメラ位置と被写体が離れちゃって、カメラ覗きながらブツの位置を変えることができない などの問題があるのですよ。

商品撮影のブツ撮りには、ホントのホントをいえば、60mm〜70mmの焦点距離がベストだと思いますが、現状、S,C,N社の純正はないのですよぉ。だから、まぁ、「50mmマクロ」でいーんじゃないかなぁ..となりまして、、さっきのタルトの写真も「50mmマクロ」で撮ったわけなんです。


ただし、使ったのは、純正とかそーゆーお行儀のいいもんじゃなく、中古のマクロ50mmレンズ
MINOLTA MD MACRO ROKKOR 50mm F3.5 です。(← うちで売っているものではないです)

最近のミラーレス用の純正レンズでバカ高いじゃないですか。ブツ撮影で、このミノルタの中古レンズと純正レンズ、どんだけ写りに差があるかって、いったら、多分ほぼないんじゃないかなぁ。むしろ、このミノルタの中古レンズの方が、良い場合があるかもともおもいます。

ただ、当然、オートフォーカス(AF)はついていませんし、「絞り」も手動で入れなきゃいけません。でもね、ブツ撮りって、基本、静物を三脚固定で撮るわけでしょ? これ、AF必要? むしろAFだと被写体のヘンな所に合わせてしまう、ってこともあるから、ここはご自分でピントくらい合わせましょうよ。ミラーレスだったら、拡大して細かいピン合わせもできますしね。マニュアルフォーカス&手動絞りは、やってたらすぐ慣れますから。。

で、ついこの間までは、このレンズは5千円くらいで売られていましたが、最近では写りがいいことがバレちゃったらしく、1万円くらいになっているようです。(倍じゃん..)まぁ、それでもお安いわけなんですよ。マウントアダプター を合わせても1万5千円で済むんじゃないかなぁ。


この前のブログ記事 でも撮った、フェークパールのピアス。これはマクロレンズ必須だね。


50mmマクロだと、寄って撮ってもちゃんと全部にピンがあう!(前ブログでは90mmレンズ使用)ちなみに、これもほぼノートリミングね。(今回の絞り値は全てF11)


もちろん、引いて撮ることもできます。まぁ、当たり前だけど。
このレンズの描写の印象は「柔らかくて素直」かな。

私は普段ライカレンズを使っているので、これはあまり使わないけど、プロの仕事で使えるレベルのレンズだとおもいます。お高い純正より、写りが良かったりして…(比べたことないの事実は不明だが、その可能性も否めない)


で、まぁ、今日もいつものライトセットで全部撮ったそうな。。
【ご注意!】中古レンズには「ハズレ」もあります。そのためビギナー様は、オークションではなく信頼できる中古カメラ屋さんで買うことをオススメいたします。(外観よりも写りを重視すべし)



 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

↑ このブランドの「Pro」ってつくタイプがそれなりに良いようにおもいます。
(できればProじゃない方を買わない方が良い)

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