サイドライトの「位置」と「レフ板使用」の「よく分かるふかんセット図」とその作例をみて、考えてみてください


今日は、このようにしてリンゴを撮ります。照明は、「美しい光の撮影照明キット 1灯のサイドライト 」と、「秘伝のレフ板(手作り)」を使うというシンプルなもの。

その「配置位置」を調整して、それぞれのライト位置で撮れた写真を見比べていきましょう。

まずは4つの成果物をみてください。いずれも「真サイドライト(真横配置)」ですが、では、照明の配置位置が少し違います。
また、の「+」がついているのはそれぞれ、照明とは反対側(右側)に「レフ板」を少し遠めに設置しています。(リンゴから40cm離したところ)
4つを比べるとは、少し暗すぎかな、、とも思います。
真上から配置をみると、前後に20cmほどシフトしていることが分かります。これは分かりやすい! なるほど、いい+は、手前に光が多いためリンゴがよく照射されています。それに背景に光が届きにくいため「背景が暗く」なっているんですよね。
上から見た写真では、のリンゴのすぐ後ろは、光が照射されていることがわかりますし、(背景が明るいということ)
次の写真は、先ほどよりリンゴがよく見えるようです。「レフなし」のでも、リンゴの2/3以上、照射されていますもんね。はまたはは+の方が、スタンダードなライティングと言えるのではないでしょうか!?
先ほどよりフロント寄り(カメラ寄り)に配置され、被写体をめがけて角度がついていることがわかります。は+においては、当ブログによくでてくる「逆ハの字ライティング」です! スタンダードライティングとされるのも納得です。
お次の作例は、逆に、一番よく見えない写真です。(背景は一番暗くなっていますけどね..)
なるほど「逆サイドライト」なわけで、そりゃそうですかね。 でも「レフ板」を近づけてみたら、、なんとかならないか!?
は、レフ板をリンゴから20cmまで近づけてみました。確かに見える部分は増えましたが、リンゴの形がヘンにみえます。リンゴは光沢があるので、レフ板の写り込みが発生し、本来丸いはずの右側が凹んで見えます。カタチが正しく見えない写真はよろしくありません。さらに、レフ起こしは発色も悪いというデメリットもあります。

いずれにしても、今回の設定では、はまたはは+が、一番よろしいように思います。これを基本に、前後に微調整して、お好みのライト配置を探り当ててください。

美しい光の撮影照明キット

shop-top

nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・
facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: LEDライト機材, 【ブツ撮りの基本】(EC事業者様必見!), プロ用LED照明機材, 商品撮影初心者向けLED | コメントする

価格.comマガジン記事公開(ライカレンズとソニー α9で”アー写”を撮る)のお知らせ & 補足追記。


ちょっと前にチョイ見せした記事の本記事が、本日「価格.comマガジン」にて公開になりました!
本ブログの読者の皆さま、ぜひ以下リンクをたどってご覧いただければ幸いです。ただし、結構本気で書いてしまったので、記事文字数が半端なく多い”超骨太記事”になってしまいました。なので、時間のある時にごゆるりとご覧いただければ…と。
価格.comマガジンのリンクを踏んで、来ていただいた方へ、

まずは、当ブログへおこしいただきありがとうございます。

当ブログは、私プロカメラマン「中居中也」が執筆しているブログです。これまでに「2,941記事」と「3,000記事」に迫るエントリーのストックがございます。内容は「プロ撮影のノウハウ」の記事と、併設されているWEBショップの「 使える機材のセレクトショップ 」の商品に関する話題を中心におこなっております。ショップの商品は、皆さまに「写真(もしくは動画)」が上手になっていただくために「セレクト」した、とっておきの商品を扱っております。ここでしか扱っていない商品も多数ございますので、ショップもぜひ、ご覧ください。(商品を販売して当ブログの運営を支えていますもので..)

写真や映像に興味のあるあなたにとって有益な情報が多数ありますので、「ブックマーク」をしていただき、時よりご覧いただければ幸いです。「写真が上手になりたい全ての人へ」の願いを込めて、、、本気でそう願って、ショップもブログもやっております。      中居中也

いつものブログ読者の皆さまへ、上記リンク「価格.comマガジン」本記事をお読みのあと、これからの記事をお読みしていただくことをオススメいたします。


※本記事の写真は全てクリックすると大きな画像が表示されます
というわけで、ここから「価格.comマガジン」記事の「補足情報」の始まりです。本記事では「ご紹介できなかった作品」を「メイキング写真」とともにお伝えしていきます。

まずは最初の写真。。価格コム記事では「ブレてもライカ。ボケてもライカ。」という「ライカの魔力」について述べていますが、作例写真としては掲載しておりませんでした。なので、ここで「ブレぼけライカ」写真を掲載します。ちなみに「エルマリート-R24mm」で撮影しており、本記事作例より、もっと「色ずらし&ハイコントラスト」に調整しています。クリックしていただくと幅2400px写真が表示されますので、じっくりごらんください。

ボケてますねぇ。。。ブレてますねぇ。。。でも、、なんだか、いーでしょ?(と、本人は思っている)  おそらくですが、現代のレンズでは「ブレぼけご法度」感があり、こーゆーことにはならないとおもいます。

「価格.comマガジン記事」に掲載されている作例写真のメイキング映像です。(作例と分けるためにモノクロ化した) 意外とフツーに撮っていることが分かるとおもいます。
お次は「ライカ ビゾ用レンズ エルマー65mm」の作例です。またもや、ボケています。デジタルの時代になって「ピントが合っている」ことが必須みたいになっていますが、銀塩時代のドキュメントやスナップ写真は、結構合ってないのも多かったんですよ。ピントが合ってることが一番!ではなかった気がします。LEICA-Rボディ(銀塩カメラ)を使っていた時は、ほぼ合ってなかったですもん。現場の空気を写そうと思っていたように記憶しております。ピンボケ写真が許されないような時代になってる感じってそれこそ「不寛容な時代」の象徴のようにも思えてなりません。
人の写真を撮るのは「セッション」です。相手があり、私があり、心の揺らぎがあり、という中で撮影し、写真になります。そのセッション感を感じさせられるということにおいて、ピントの正確さを必要としないこともあるのではないかとおもいます..。(優先順位として..)
「ライカ ズミクロン-R50mm」の作例。一番使うレンズで、仕事の種類によっては、これ一本だけでも仕事できちゃう..って本気で思っている信用する一本。

この頃のライカのMFの「50mmレンズ」は、360°の2/3ほどフォーカスリング(ヘリコイド)が回せます(240°ほど回転できる。この頃のMFレンズはライカだけではなく、皆そんな仕様)。その回転で「無限大から50cm」ほどの距離を捕捉するわけですが、捕捉距離は変わらないのに、現代のレンズは「1/3回転(120°)」くらいの短い回転のものが多いと感じています。それはなぜか?

その理由は「オートフォーカスを高速にするために 回転距離を短く」していると推察できます。ということは「ピントの段階が粗いレンズ設計」ということになるのではないでしょうか!? これがAF優先主義により「レンズの画質性能」を落としてのでは?と私は疑っております。その結果、ざっくりとしたフォーカス調整で「ピン面とぼけの諧調が失われている」、、結果、昔のレンズより劣るところがある。と考えています。この説、合っているかどうかは不明ですけど…。

AFのお話、論理的には知りません。けど、使い比べて、何かしら感じる違いがあることは間違いありません。
ただ、現代のAFレンズの「ピンボケ写真」は、写真として成り立たず、ただの失敗写真にしかならないということは、間違い無いのではないかと、私は考えます。

↓ とにかく、これ読んでください。

shop-top

nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・
facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: 中居中也が撮った写真・動画, カメラ&レンズ, ソニー α9 & α7 & α7R & α7R II & α7R IV & RX0, ライカレンズ | コメントする

「ねじプレート」をボードに固定すると機材設置の可能性が広がる!簡単DIYのススメ


ここにどこにでもありそうな「木の板(厚さ2cmほど)」があります。今回は便宜上「板」でご説明しますが、「壁」や「床」とも想定してお考えください。
今日の主役は「 カメラねじ穴&太ねじ穴付ベースプレート75mm 」です。こいつをこの「木の板」に固定するDIYによる細工の仕方をお伝えします。
【準備するもの】
・カメラねじ穴&太ねじ穴付ベースプレート75mm
・鉛筆
・さらタッピングねじ M4×15
・電動ドリル(2〜3mm刃)=キリでも代用可
・電動プラスドライバ(2番)=手動ドライバでも代用可
プレートを固定したい位置に置きます。これからプレート4隅の「M4通し穴(ザクリ付)」を使います。
プレートが動かないように手で押さえながら、4隅の通し穴をトレースするように「鉛筆」で印をします。
鉛筆でトレースした4つの印です。
ドリルで穴を開けます。おおよそ1cmくらいの深さです。(同様にキリで穴を開けて良い)
4つの穴があきました。
ホームセンターなどで入手できる「さらタッピングねじ M4-15」を準備します。
プラスドライバーで締め込みます。(手動ドライバでもOK)
4本のねじを締め込むと「プレートの固定完了」です。
つまり、DIY作業はここまで!簡単でしょ!?
例えば、プレートの大きい方の穴に「 ステンレス製六角穴付 UNC 3/8太ねじ(M) 」をねじ込むと..
プロ用カメラ用雲台のプロレベルの設置ができます!
また、撮影機材で最も使われる規格の「 ステンレス製六角穴付 UNC1/4 カメラねじ(S) 」も使え、
太ねじ穴ではなく、小さいカメラねじ穴仕様のカメラ用雲台のプロレベルの設置も可能です。(写真の雲台は「ライカ 自由雲台」)
また「 ハーフダボ(type-A・type-B) 」を装着すると、(AでもBでもOK)
例えば「 堅牢アルミアンブレラホルダーwith オートロックシュー 」など、メスダボ仕様の照明機材なら、なんでも、設置できます!!
ということは、「 E26ソケット(16mmメスダボ仕様) 」も固定でき、高演色LED電球電球も、天井や壁や床に設置できるということですね!
また「ハーフダボ」に「 メスメスアダプターHG(17-16mmダボ変換) 」をかぶせて装着すると、17mmメスダボ穴ができて、
モノブロックストロボなど、日本用照明機材(照明側にオスダボがあるヤツ)をしっかり装着することができますーー!

このように「木の板」に「 カメラねじ穴&太ねじ穴付ベースプレート75mm 」を固定できさえすれば、固定が難しいとおもわれていた場所にでも、様々な機材固定が可能となるのですぅ!

※多くの場合、プレートにねじを取り付けたとき、ねじの突き出し量がプレートの厚みを超えてしまうため「木の板」を削るなどして、少し凹ませる必要があります。(そこは各自DIYで工夫してね)

カメラねじ穴&太ねじ穴付 ベースプレート75mm

↓ こちらも4隅が「M4サラねじ穴仕様」なので、同じ固定が可能ですよ。
1277 カメラねじ&太ねじ穴穴穴ベースプレートSr.

shop-top

nomi

new-blog

【twitter】パンプロダクト新着・再入荷専用アカウント
→https://twitter.com/panproduct
滅多につぶやかないのでウザくなーい!最低限の文字数で淡々と情報のみをお届けします・・
facebookページやってまーし!(ログインしてほめてくださーい!)
→https://www.facebook.com/panproduct


 

カテゴリー: 接続系機材の世界, ねじベース | コメントする