単焦点コンデジ SONY RX0は「フルサイズカメラの安い広角ズーム」より、正しく誤魔化さない描写なのであります


※写真は全てクリックすると、
2400×1600px(RX0オリジナルデータの 長さ比1/2 面積比1/4)の大きな画像が表示されます

これらの写真は、先日のロケでついでに SONY DSC-RX0(初代) で撮ったスナップです。

RX0の特徴としては、GoProみたく小さいという点があげられます。が、特筆すべきはその「画質の良さ」です。広角24mm相当の単焦点ツァイスレンズを搭載し、正確なカタチの描写は秀逸です。ズームではない「単焦点レンズ」というところが気に入っています。

一般的なコンデジのズームレンズは便利かもしれませんが、その分「画質」は良くないです。なので、大抵のZoomコンデジは「解像感」が良いものではありません。普段「フルサイズカメラ」を使っている写真品質重視のプロの方々はその点が、コンデジ写真が「なんだかなぁ….」という感想になるところだとおもいます。なので「iPhoneの方がいいじゃん!」ってことになるのでしょう。

が、この「RX0」は違います! フルサイズの「安い広角ズーム」よりはるかに、カタチが正確で、ちゃんと解像している写真が撮れます。なので、私中居は、24mm広角画角が必要なシーンではお仕事撮影でも平気で使います。(広角24mmが必要な写真は、ボケとかそーゆーのを求められないから)

今回のRX0スナップ写真は、クリックすると大きく見れる仕様です。大きくして隅々まで見てやってください。端の方まで、誤魔化さずに本当にちゃんと写っていますから。(大人の写りと言えましょう)

私の持っているのは「初代RX0」です。今では「RX0 II」もあります。動画を撮る人は、絶対「II」を選ぶべきだとおもいます。が、写真だけ撮る人には「初代」で良いと思います。初代の最短撮影距離は50cmと寄りには弱いです。(IIは、20cmまで寄れる)そのことを除いては写真品質は「初代」と「II」は変わらないとおもいます。

IIは厚みが増しているので、スナップカメラは「初代」の方が携帯には優れているともいえます。(IIはチルトモニタになっています)

このRX0は、プロも「納得画質」のスナップコンデジと言えるとおもいます。まぁ、ちと、お高いように思えますが、内容を考えれば相当のお値段ではないかと、私は思いますよ。

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【複写照明】基本をざっくり解説


今日は「複写照明」のお話。複写は簡単なようで、実はプロでも厄介な撮影なんです。少なくとも、複写照明の基本を知らないと、たいてい失敗しちゃいますからね。

本日の複写は「A3のカラープリント(微光沢紙)」を「 高演色LED電球 Sh50Pro-S 」を、「左右に2灯配置」するという基本的もの。複写物としては、さほど大きなものではありませんので、2灯の照射域で足りるとおもいます。(さすがにB全ポスター程の大きさになると、4灯必要でしょう)

垂直の壁にプリントを貼り付けて撮影します。今回、わざわざ「白アクリル板(光沢)」を壁に見立てて設置していますが、基本をご説明するのに必要だったからです。(後ほどその理由はわかります)通常の複写ではこんなのは必要ありませんから、この板のことは無視してください。

2灯で複写照明するとき「このような位置に照明を配置」にし「真ん中付近を狙う」ってやりがちですよね。でも、これはすごく「ダメ例」です。

×ダメポイント【1】 プリントの真ん中が明るくなる!(端が暗くなる)
→ プリント全体に満遍なく光を当てる必要がある。
(例えばスキャナーでスキャンした時、そんなことになってるの見たことないでしょ??)

×ダメポイント【2】 プリントにテカりが発生し、絵がしらっちゃける。
→ テカりは厳禁!光沢のない紙でもテカりは発生します。
(光沢紙より目立たなくはなるけど、例えば鮮やかな色が淡くなったり、少なからず不具合が発生する)
複写必要箇所を抜いてみると、失敗していることが、よくわかりますよね。
それでは、正解を申し上げます。
照明を外側に逃した位置に配置し、複写物の逆外側を狙う。
○Goodポイント【1】 左右照明の光軸を逆外にクロスさせることにより、光がプリント全体に満遍なくいきわたる。

○Goodポイント【2】と同時に、照明を外側に移動したため、反射が外に逃げ、複写物にテカりはなくなる

で、結果はこぉです!だいぶ正しいでしょ!?(完璧ではないが..)

ただ、まぁ今回、A3プリントの4隅に軽くテープで止めているだけなので、ロールして平面性が悪く、左下隅が少しテカってしまいました。。(ブログ記事のためだけなので、手を抜いたからね..)

複写とは、いかに平面性を保てるかが勝負!
実はこれが最大のポイントかも..。だから、プロでも難しい(面倒な)撮影と言い切れます。

【さらに複写品質を高めるポイント…】
・カメラ位置を正しく正面(被写体中央から直角)から構える必要がある(そうしないと、カタチも歪むしね..)
・複写物の露出を均等にしつつ、テカりがない照明配置を探るのは経験が必要
・複写物から距離を離せば均等になりやすいが、離しすぎると光がなくなり、発色が悪くなったりする(→ 大きい複写物では灯数を増やす必要あり)
繰り返しますが、厳密な複写撮影(複写照明)は、プロでも難儀する奥深い撮影なんです。。。(ざっくりレベルで良いなら、今日の記事のポイントを抑えりゃ、なんとかなるかな…..)

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撮影周辺機材のノブは規格ねじです!(1/4インチねじ or M6 の2種が一般的)


撮影周辺機材の「ノブ(回しねじ)」に使われているものは「規格ねじ」です。一般的には「2種類の規格ねじ」が使用されています。なので、なくしたり、壊したりしたとしても「代替品」がある可能性がありますので、諦めないでください。

今回まずは「 堅牢アルミアンブレラホルダー with オートロックシュー 」を例にご説明いたしましょう。

スタンド固定をするノブと、アンブレラの芯を固定するノブです。
測ってみると、6mmを少し超えています。ってことは、「1/4インチねじ」である可能性が高い!と考えましょう。
だとすると弊社商品の「 1/4インチ・ノブ 」が使えるかも!!
ビンゴ!!!「代替ノブ」としてしっかり使えました!
それでは、このホルダーの可動部を固定するノブはどうか!?
うむむ。。ナットになってるなぁ。機材では同じ規格のねじを使うのが、一般的なので、もしかしたら、アレが使えるか!?
アレとは1/4ねじ穴を有する「 カメラねじメスメスアダプター(UNC1/4 インチねじ穴) です。
これも大正解! ちょっと、全体のカタチが変わりましたが、使えることには違いありません!
別の機材でみていきましょう。例え話第二弾「 E26ソケット(16mmメスダボ仕様) 」です。
スタンド接続固定のこのノブはどうでしょう!?
やや!ノギスで測ってみると「 6mm弱 」ですね。ということは「1/4インチねじではない」ということ。なるほどなるほど。ってことはアレだな!
おそらく「M6ねじ(6mm日本流通規格、ねじ部だけだったらホームセンターで入手可能)」でしょう。ということは弊社商品「 panproduct.特選 M6ノブ(五枚花型) 」が合うはずです!
ほら合った!この機材は「M6ベース」で組まれているようですね。
ということは「可動部ロックのノブ」も「M6」に違いない!と予想。。だけどねじじゃなくナットかぁ。。
はいはい、ご安心を、、そんなこともあろうかと「 panproduct.特選 M6ノブ(五枚花型) 」には「ナットバージョン」もありますから。。(同じ売り場)
2つとも、代替ノブでつかえましたぜ!!( 本機材以外では、スペーサー をかます必要がある場合もあります)
試しに、事務所に転がっていた壊れたスタンド(弊社取り扱いのではない..プロがよくお使いの普及しているやつだと思います)でもやってみました。結果、この開閉を固定するノブも「弊社M6ノブ(ナット)」で代替できました。
今回ご紹介の機材に限らず、多くの機材のノブねじは「1/4インチ規格」か「M6規格」です。なくしても「代替ノブ」があるかもしれないので、諦めないでください!

でも「1/4インチ」と「M6」は太さは、ほとんど変わりません(1/4インチ=6.35mm)。 太さだけでは、その判断が難しいとおもいます。(ノギスに正確に測るとわかりますが、フツーはノギスがないでしょう..)

ざっくりとした見分け方としては、「ピッチ(ギザギザ)が粗いのが、1/4インチ」 「細かいのが、M6」」 と覚えておくと良いでしょう。

※撮影周辺機材の中には稀に「M5規格(5mm弱)」もあるのでご注意を..

↓ たった一つのノブをなくしただけで、使えなくなるのは本当に悔しい。という人の救済になればと…
1/4インチ・ノブ

カメラねじメスメスアダプター

panproduct. 特選M6ノブ(五枚花型)
↑ 選べるねじの長さ(オス)・ナット(メス)ともにあります

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