今日は「クリップオン・ストロボ」の「Zoom設定」のお話。
カメラの上に装着して使う、クリップオン本来の使い方の他に、
近頃では、カメラから離して使う「オフカメラ・フラッシュ」という使い方をする人が増えています。
報道以外のプロカメラマンは、「オフカメラ」で使い好みの「ライティング」を作ることは、フツーにおこなわれてきました。(中居の仕事の場合、カメラの上につけて使うことは、まずない…)
たいていの「クリップオンストロボ(GN58〜)」には「Zoom設定」というものがあります。
これは、カメラの上につけて使う際、「装着レンズの焦点距離に合わせて設定(画角に合わせて発光の広がりを変える)」するものです。TTL対応クリップオンの場合、Zoom設定は「AUTO」というものがあり、自動で「装着レンズ」に合わせてくれます。(ズームレンズにも自動対応)
しかし、この仕組みは、本来「オフカメラ・フラッシュ」では必要ありません。
それでは、オフカメラ使用の場合、
「Zoom設定」をどれにすれば適切なのでしょうか!?
オフカメラ・フラッシュで一般的なライティング、「傘バウンス(カサバン)」
マニュアル調光専用「クリップオンストロボ(Godox V850II)」を、
アンブレラホルダー(039|V-Twin)装着。
そこに「ノーマルサイズ直径100cm」のアンブレラ「(天使のアンブレラ SlkyWHITE=100)」を
挿して、検証してみましょう。
ちなみにですが、
今回使用の「クリップオンストロボ(Godox V850II)」の「Zoom設定」は、
20-24-28-35-50-70-85-105-135-200mm
があります。(zoomボタンを押して、メインダイアルをくるくるして設定変更します)
そして、今回使用のアンブレラホルダー(039|V-Twin)は、
少し傾いているので「傘の中心」を狙えますが、
傾いている分、傘に近くなり「光源から約40cm」しか離せません。(通常のアンブレラホルダは傘の中心を狙えないですが、もう少し傘白面から離せる..)
※大型アンブレラだと、傘芯が長いので、もっと離すことができます。
ま、ちょっと、傘白面から近いということを頭に入れて、
注目の検証結果をご覧ください。それではどーぞ。
zoom設定が、
どーゆーことか理解できましたよね!?
つまり、バウンスの場合、なるべくzoom設定を「広角」に設定する方が、光源が広くなるということです。
しかし、「距離40cmと厳しい条件」なので仕方ない、、とは思いますが、このままでは「直径100cmの傘」の一部しか使えておらず、「もったいない」感は否めません。。
そこで奥の手!!!!
クリップオンストロボ(GN58〜)には、zoom設定にあるより広角レンズに対応するための、
「ワイドパネル」というものが内臓されています。
それを使えば…..
「距離40cm」という、かなり厳しい条件の中、
見事、「100cm傘」をもったいなく照射できました!!
つまり、「ワイドパネル使用」は、一番広く照射させることができるということなのですぅー!!
【注意点!】
クリップオンストロボは、「ワイド照射(今回の場合20mm)」になるほど、「内部発光部」が「前面レンズ(外殻の透明なプラ部品)」近づきます。
そのため、大光量連続発光をすると「前面レンズ」に熱が加わり、「焼き付く(プラが溶ける)」可能性があります。
(このため、V850IIでは、連続発光回数が制限されて、出力ごとの規定の回数を越えると、発光停止になる仕組みがある..)
さらに「ワイドパネル」を重ねると、そのリスクが高まります。
いちお、この仕組みを知りつつ、留意してクリップオンをお使いください。
Godox V850 Ⅱ(マニュアル調光モデル)
↓ どーしても、TTLモデルがいい場合はコレね!(SONY Miシュー用もあるでよー!)
Godox V860 II(TTL対応モデル)
↓ オフカメラで使う場合は、この送信機も必要ね。
Godox TTL対応ラジオスレーブ【X1-T(送信機)】 for Canon / Nikon / SONY
【039】アンブレラホルダー「V-twin」
↓ 品切れ中でスミマセン。そのうち、再入荷するはずなので、しばし、お待ちを…
天使のアンブレラ Silky WHITE-100
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