半逆光の桜でみる「手づくりテリート200mmフード」の効能


TELYT200mm+Hood_main


以前、ライカ・ビゾレンズのテリート200mm(テリート様と呼んでいる)の内蔵フードの効能を検証したときに、逆光気味の世界では全く役に立っていなかったことが判明し、仕方がないので手づくりで最適なフードを作ってみました。


関連記事:【レンズフード効果大実験!】ライカ テリート200mmに最適なフードの長さは?


このときは致し方なく、茶色い筒をかぶせただけだったのですが、その後、無限大でもケラレがなく、もう少し見かけが良いフードにブラッシュアップしました。


関連記事:【手づくりレンズフード工房】ライカ テリート200mm編


その時は、何だかつまんない作例しか撮れなかったので、今回リベンジしました。しかし、昨日の梅は、分かるにしても今の時期、桜とは何ぞや??とお思いでしょう。私もそーおもいました。しかし、近くの公園に今の時期から開花する桜があったのです。


ウワサではこの時期に咲くのは「河津桜」という種類だとも聞きます。(ウラはとってないです・・)まま、そーゆーわけでフードの効果の分かる写真を撮ってみることにしました。


gyakukou


SONY α7に、テリート200mmを装着しております。そして、敢えて半逆光の厳しい位置から桜を狙います。この現場写真ですらフレア入りまくりなくらい逆光なことがよくお分かりになるとおもいます。


ま、早速、フードナシと手づくりフード有りの作例をご覧ください。もちろん、同じ光&同じ現像パラメータです。


TELYT200mm+nonHood

TELYT200mm+Hood


いちお断っておきますが、現代の逆光に強いマルチコーティングレンズでは、ここまで差がでないと思います。このテリート様は半世紀以上前に作られたレンズで、とても逆光に弱いレンズです。だから、こんなに顕著に差が現れました。


しかしながら、古いレンズに限らず、そのレンズにとって最適のレンズフードを使うと、最高のパフォーマンスを引き出すことは間違いありません。逆光の写真というのはとかくドラマチックになりやすく、実際、私も好んでこのくらい光の角度を使いますし・・・・・。


Hood+NonHood_TELYT


ちなみに、、ビゾフレックスレンズはフランジバックが、ものすごーく長い、、、それにながーいフードをつけると、にょろり長いスタイルになりますから、いかにもスゴいことをしていそうにみえます・・・・。特に小さいα7につけると、スケール感が分かりにくいですよね!?


んで、テリート200mmを7(Eマウント)につけるには、Sony Eマウント用マウントアダプタ LeicaVisoflex II&IIIが必要です。(このマウントアダプターには三脚座はついておりません・・でも、テリート様にちゃんとあるから大丈夫です)




えと、とにかくレンズフードというものは、格好であるわけではなく、なくてはならない意味がちゃんとあるからアルってことをしっておいてください・・・・。(余談ですが、大抵の純正フードは短すぎるのではないでしょうかね??予々そう思っておりました・・・)






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