【続々々・おもしろ大実験!】電子先幕シャッターシャッター(α7)で時速540Kmの高速移動体を1/8000秒で撮るとどーなるのか?


【サーバーが良くなったお知らせ!】

先々月・先月のデータ量超過のため、今年に入って(特に23時頃頃〜深夜)サーバ管理会社側からデータ量制限をかけられており、サイトの表示が遅くなっておりました。その時間帯、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。

そこで対策として、(昨日以前は共用サーバを使っておりましたが、)本日専用サーバへと仕様変更をおこないました(1LDKマンション → 小さな一戸建)。これにより、制限も解かれ、より速く表示されるようになりました。

これからはより快適にブラウジングできるようになったはずですので、今まで以上、弊社ブログページ及びショップページをご覧いただき暇つぶしををしていただければと存じます。快適すぎて、ほしーものをガンガン「カート」に放り込んでいただいてもかまいません。それくらいじゃへこたれない力を発揮してくれるとおもいます。

引き続き、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。有限会社パンプロダクト 中居中也

Sakimaku-8000_00


去年、NikonD800でやったあの実験を、電子先幕シャッター搭載のSONY α7でやったらどーなるのか!?


速いものに弱いと言われているα7の電子先幕シャッターで、270kmで走行中のN700系(下り)の窓から、すれ違うN700系(上り)の車両に乗っている乗客を撮るという過酷な試み!3mくらい距離で「270km+270km=540km」の高速移動体を撮るということです。上り下りのN700がすれ違う時間わずか3秒!(風圧でドン!シュンシュンシュンシュンシュン。)果たして物理フォーカルプレーンシャッターとの差は出るんでしょうか?


ちなみにα7にズミクロンR50mm(type1)をつけて、1/8000秒で撮ってみました。(ISO10000・フォーカス3m固定)さてさて、どのような結果になるのでしょーか?またまた、私にも全く想像できません。


ささ、続けてご覧アレ・・・。


Sakimaku-8000_01

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東京方面に向かわれる、眼鏡の男性がうとうとされているところをかろうじて激写できました!D800の物理フォーカルプレーンと同じく斜めになりましたよね。


ちなみに去年のD800(物理フォーカルプレーン)の絵はというと・・・


Nikon D800E 1/8000sec


おろろ・・。歪み方が逆・・・・・・。


ということは、スリットが走りかたが、D800が下から上に対し、α7は下から上、、ということなのかぁ?電子先幕も絡んでいるし、ややっこしいかも・・・。


で、電子先幕ならではの現象とおぼわしき、絵も写ってました。


Sakimaku-8000_02


D800(物理フォーカルプレーン)では直線的に斜めに歪んでいましたが、電子先幕のα7では弧を描くように弓なりに歪むみたいです。


α7で、高速移動体撮影の印象ですが、どーもD800に比べて、不鮮明にしか写らないようでして、、感度を上げてD800の時より絞りを入れて(F5.6ほど)撮っているんですが、この程度なんですから・・・。色々試しましたが、電子先幕シャッターの仕業で鮮明さが失われているのかな?真偽のほどはわかりません・・・・。




【構え:シャッターボタン下向き】
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【構え:シャッターボタン上向き】
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前のようにつっこまれないように、今回はちゃんと縦も撮っておりますよ!


D800の時とは逆の結果となりました。シャッターが下の時、縦ににゅーん、と画像が伸びて、、上の時、横ににゅるーん、と画像が伸びております。シャッターの方向が下からスリット(D800)と上からスリット(α7)のことを考えると、逆の結果で正しいのでしょうね。


どーでもいいけど、最後のカット、、、左手で携帯いじってる女子が確認できますよねぇ!?不鮮明とはいえ、風圧でドン!シュンシュンシュンシュンシュン(3秒)と、動体視力がどんなに優秀な人でも肉眼では決してみれない車内情報が写るって、考えてみりゃぁ・・結構、スゲーことなんではないスか!?



※今回は窓側の席ではなかったので、撮影場所はタラップのドア窓なので、D800でやったときよりもアングルが高めです。ご容赦ください。







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2 Responses to 【続々々・おもしろ大実験!】電子先幕シャッターシャッター(α7)で時速540Kmの高速移動体を1/8000秒で撮るとどーなるのか?

  1. うーん のコメント:

    逆じゃないですか?
    D800はスリットが上から下に下りてくるので、センサー上では、

     ■
      ■
       ■
    こんな風に像がズレていきます。スリットが下に行くまでの間に新幹線が右方向に動いているためです。
    しかしセンサー上では倒立像になっているため、記録時には上下を反転させるために、
       ■
      ■
     ■

    こうなります。
    つまり、D800のスリットは上から下方向に移動しています。

    また今回以前のD800の記事も拝読させて頂きましたが、フィルムカメラでも高速シャッターでは歪みが出ます。
    これは電子シャッターによる現象ではなく、フォーカルプレンシャッターに寄るもので、
    フィルムカメラ時代には、この現象をカバーするために、
    撮り鉄の方の中には敢えて古い横走りフォーカルプレンシャッターの機種を、上下逆さまに構えて、
    右方向に走る車両にスリットが対向するように走らせることで車両の動きを相対的に抑えた形で記録するというテクニックがありました。

    ちょっと難しい話ですが、D800は上から下にスリットが降りていると考えられ、またこれは電子的な読み出しのラグに寄るものでいため、フィルムカメラでも同様の現象が起こります。

    • 中居 中也 のコメント:

      なるほど!そーでしたよね。逆像なことをすっかり忘れていました。物理の成績が悪かったことも思い出しました。わかりやすい解説ありがとうございました!!

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