【Canon専用】Godox AD360でハイスピードシンクロできる脅威のラジオスレーブ”Godox Cells II”


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前回の記事で、高出力ハイスピードシンクロをチラみせしましたが、夕方とはいえ空をここまで青くみせるには、上記の写真(左)のように露出アンダーに撮らなければなりません。


撮影した値は、1/2000秒 F4!人物が完全に影になりました。


コレを実現するには、特殊なハイスピードシンクロに対応したストロボとラジオスレーブが必要です。大光量(360ws)のリモートコントロール式バッテリー・ストロボ Godox AD360 SP Kitと今回ご紹介する、ハイスピードシンクロ対応ラジオスレーブ Godox Cells Ⅱ【Canonカメラ専用】との組合せで、(右)写真のような、ルネ・マグリット的な摩訶不思議な絵づくりを可能としました。


今回の主人公がコイツ!


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Godox Cells Ⅱ【Canonカメラ専用】は、送受信機一体型のラジオスレーブ(レリーズ)です。


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使い方を簡単にご説明します。

ストロボをシンクロさせたい場合は、送・受信機の「FLASH/CAMERA」と記されたセレクターを「FLASH」にします。

送・受信機の切換えは手動でおこないます。カメラ(EOS)のホットシューにつける側を、TX(トランスミッター)にします。

ストロボ側はRX(レシーバー)にします。


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大型ストロボ(モノブロック等)をお使いの場合は、付属のΦ6.3ジャックがついたコードを使います。(フツーの大型ストロボではハイスピード対応ではありません)


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フレア・バーテンダーの日中シンクロをしたときの、繋ぎ方です。AD360にはΦ3.5mmジャックがありますので、Φ6.3プラグがついたコードを、コレまた付属のΦ6.3mm→Φ3.5mm変換を使って繋いでおります。これでハイスピードシンクロができるのです。

AD360の底部のホットシューを使っても同じことができます。(Cells IIのホットシューに挿す)


で、このCeells IIは、Godox AD360の他に、キヤノン純正ストロボの580EX(II)と430EXで、ハイスピードシンクロもできちゃったりします。


喜ばせておいて、なんなんですが、ここで残念なお知らせをしなければなりません。仕事で最も使われているであろうEOS、5Dmk2、5Dmk3では、Cells II+580EX?430EXでは、ハイスピードシンクロはできません・・・・。あしからず(あ、5DでもGodox AD360ではちゃんとできますからね・・)



【2013.12.8訂正情報】
メーカーのマニュアルには5Dmk2、5Dmk3ではハイスピードが使えないということになっていましたが、実際には5Dmk3&580EX(初代モデル)では、ハイスピードシンクロができました!使える光量は1/32〜Fullです。





※純正ストロボ580EX等だけで、ハイスピードしたいならコレを買ってはいけません。YN622Cをかいましょう。E-TTL対応だしね・・・。Cells IIは、あくまで「Godoxストロボ用」だと思ってください。


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Cells IIは、またまた付属のレリーズコードを使えば、ラジオレリーズにもなります。緑の丸のボタンがレリーズスイッチです。ラジオスレーブとしてお使いの場合は、テスト発光ボタンになります。


★ラジオスレーブ使用時、RF-603ではできなかったカメラにつけなくても空発光が可能です!(つまり、ノンコードでストロボメータが使えるということ)


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さっきから「付属」という言葉をよく使っていますが、結局どんなコードがついているのかというと、、、、C3レリーズコード(5D系・1D系・7D等)・C1レリーズコード(60D・Kiss系等)・シンクロコード(Φ6.3プラグ)・Φ6.3→3.5mmプラグ変換が付属しております。至れり尽くせりですよね。。しかもですよ、この4種類のものが2個つづパッケージされているのです!(箱を開けたらコードだらけ・・)


まぁ、コード類は断線したりするんで、ありがたいと言えばそうなんですけど・・・。(予備があって、安心てか・・)


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ハイスピードシンクロをするには、Godox AD360の設定を「ハイスピードモード」にする必要があります。


「MODEボタン」と「SETボタン」を同時に押したら、ハイスピードモードになります。(コツとしてはSETボタンを先に押して、MODボタンを押す気分・・)


ちなみに、ハイスピードモードでは出力は、1/8〜FULLに制限されます。








で、このCells IIを検証しているうちに、とんでもないことを発見しまして、、、、、、


ソリは・・・・・。


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ウチで売ってるGodox AD360 SP kitには、もれなく、シンクロ&調光ができるリモートコントローラー(送・受信機各1)が付属しているのですが、その受信機をAD360につけて、カメラのホットシューにCells II(送信機として)で撮ってみると、なんと、ハイスピードシンクロができちゃったんです!!!

※当たり前ですが、チャンネルは合わせる必要があります。


その逆、AD360付属の送信機で、Cells II(受信機として)使っても発光しました!(この場合、ハイスピードは無理!)つまり、相互換の電波を使ってるんですよね。(でもまさかハイスピードができるとは思ってもいなかった・・・)


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つーことは、Cells II(送信機として)1個と、AD360付属受信機1個で、ハイスピードできちゃうんですな・・・。


Cells IIは2個で1セット(これでないと仕入れられない・・)なので、残念ながら1台売りはできません。ご了承くださいませ。
1台売りができるようになりました!


考えてみたら、送信機が2個できるので、ストロボメータで発光させるのに便利かも!(1台はカメラ、1台はフリー)と考えてください。あと、送信機にも受信機にもなるので、どちらの予備にもなりますし・・・・。




早速、Cells IIを売り出しま〜す!
AD360ともども、よろしゅーおねがいしますだー!


ハイスピードシンクロ対応ラジオスレーブ【Canonカメラ専用】Godox Cells Ⅱ

リモートコントロール式バッテリー・ストロボ Godox AD360 SP Kit




ワイヤレスコントロール式大光量バッテリーストロボ 【Godox AD360】Part ①
ワイヤレスコントロール式大光量バッテリーストロボ 【Godox AD360】Part ②
ワイヤレスコントロール式大光量バッテリーストロボ 【Godox AD360】Part ③
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