【バッテリーストロボCONONMARK G4.0】なんと!フル機能が無線コントロール可能!「本当にひとりでできるもん!」



全国のプロカメラマンの皆様、お待たせしました!
先日、予告動画でご案内しました、
超〜目玉のスーパー機材のお披露目でっせ!

関連記事(動画アリ):→もう誰も手伝ってなんかいらない!だって、ボクひとりでできるもん・・・。

世界の工場中国の本気!あのCONONMARK社のDL4.0が進化しちまいました!
ラジオスレーブだけでは飽き足らず、
なんと、ヘッドの中にワイヤレスコントローラーが内蔵されちゃったんです。

基本性能はDL4.0と同じ。
DL4.0のことをよく知らない人はまずは過去記事からお読みください。
(情報満載すぎる感は否めませんが、ちゃんと読んでくださいね♪)
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→ブログ記事:世界の機材工場、中国の本気!バッテリーストロボ CONONMARK DL4.0 【Part1】
→ブログ記事:世界の機材工場、中国の本気!バッテリーストロボ CONONMARK DL4.0 【Part2】
→ブログ記事:世界の機材工場、中国の本気!バッテリーストロボ CONONMARK DL4.0 【Part3】
→ブログ記事:世界の機材工場、中国の本気!バッテリーストロボ CONONMARK DL4.0 【Part4】
→ブログ記事:太陽に挑め!大光量バッテリーストロボDL4.0【日中シンクロ作例写真】
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バッテリーストロボDL4.0のコトを理解していただけましたか?
DL4.0だけでもスゴいのに、
それがリモートコントロールできるなんて、
夢のようなことじゃあないですか?


基本、このコントローラーをカメラのホットシューに装着して使います。
つけなくてもコントローラーは使えるんですが、ラジオスレーブ機能も搭載されていますから、つけて使うのが一般的でしょうね。


無線化に伴い、DL4.0と若干の変更点があります。
それでは比べてみましょう。

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     DL4.0               G4.0(無線コントロール型)
出力調整:1EV刻み(ダイアル式1/1〜1/64)  →1/3EV刻み(十字キー式1/1〜1/64)
モデリング:10秒自動消灯          →10秒自動消灯+ON/OFF
メニュー:ダイアル式(出っぱってる)    →十字キー(出っぱりが少ない)
電源コネクター位置:ナナメ下        →真ヨコ 
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G4.0になり、デザイン機能ともに洗練されました。
全体的にはG4.0のほうが進化しているのですが、真ヨコからコネクターをだしているのは少々残念です。
製造メーカによると、無線のユニットを内蔵しちゃったので、そこしか出るところがなくなちゃったようです。
そうですよね。灯体の大きさは変わっていません。
無線の恩恵は計り知れなく大きいのでやむ終えないことかも知れません。。(倒さないように気をつけて使いましょうね。。)


次に皆さんが一番知りたいワイヤレスコントローラーの説明です。


1.メニュー選択(FP発光調整・マルチ発光調整・ビープ音ON/OFF・マニュアル発光調整)
2.出力増(1/3EVクリック)
3.出力減(1/3EVクリック)
4.テスト発光ボタン
5.モデリング点灯ボタンON/OFF(10秒で自動消灯)
6.スレーブON/OFF
7.メインチャンネルセレクター(A/B)
8.EACH/ALLセレクター(9.のIDがEACH/ALLか選択)
9.IDセレクター(メインチャンネルA/Bそれぞれ15ID割当)
♨(温泉マーク).なんちゃってアンテナキャップ(デザインらしく延びたりはしません。つまり、何の役にも立ちません・・でも着脱可能です。ボンドで止めちゃった方が良いかもですね)
ピンク字のENTER.設定送信ボタン


勘のいい人(モノブロックユーザー)は上の写真だけで分かると思います。

いちお説明しますと、
出力調整やモードを変更したら「設定送信ボタン(ENTER)」を押すと
無線でストロボヘッドに設定情報が飛びます。

5と6のモデリングON/OFFとスレーブON/OFFはENTERボタンを押す必要はありません。
ダイレクトに操作可能です。よく使うところだけに、便利ですよね〜。


無線リモコンの電源は付属のCR2互換充電電池です。リモコンの本体に入れたまま付属コードを繋いで充電します。同社ラジオスレーブと同様、AC・USBどちらでも充電できるしくみです。
完全に充電電池式にしないのはエラいと思います。市販のCR2を予備に持てるってのはありがたいです。
CR2って、財布に優しくないお値段なので、レギュラー使いは付属充電電池を使い、あくまで予備としてCR2を持参したいものです。


で、このコントローラ(送信機)はオートパワーオフ機能があり、使用停止3分後に自動的に電源が切れます。SWの切り忘れってついしちゃうので、オートパワーオフはありがたいですよ〜。復帰させるには一度OFFにして、もう一度ONにすればまた使い出せます。
(フル機能操作可!ってうたってしまいましたが、本当は電源SWだけはリモートコントロールできませんでした・・・。失礼しました!!!)

アラブンレ用雲台は製造中止になりました。
DL4.0のキットでは雲台部に不安(傘芯ロックがなかった)があったため、G4.0では雲台の強化をしました。本来はCONONMARK社製の別売「アラブンレ用雲台」をおつけして、G4.0キットとしています。

【追記!】2012.2.10
残念ながら、「アラブンレ用雲台」が製造中止になり、入手できなくなりました。
現在では以下のDL4.0と同じ雲台の仕様となります。
何卒、ご理解・ご了承ください。。。。


2012.2.10 ↑現在、DL4.0とG4.0の雲台はコレになっています。


「アラブンレ用雲台」の純正のノブは回しづらい欠点もあったので、
衝撃に強く摩耗性にすぐれたポリアミド製樹脂の66ナイロン使用
「panproduct.特撰M6ノブ」

に変えて、改良しました。
これからの寒〜い季節、ノブを締めるに冷たくて手が痛くならないような配慮です・・・。


関連記事:→「新・ノブ考。」ライトスタンドの「ノブ」について、あらためて考える。

ふ〜ぅうぅぅ、
今回も説明が大変です。。
やたら、長ーい記事になってしまいました。

G4.0があれば、
ソフトボックスをつけたトップの光も楽々コントロール!(遠くまで飛びます・・)
ストロボのバリエーターを調整するにも、本体のところにいく必要がありません。
アシスタント要らずで、アナタ一人でストロボがセットそして調整ができます。
もちろんラジオスレーブ内蔵!!

その実力も400W/sの高出力!フル発光で650発のハイパワーバッテリストロボ!!
1/64まで1/3クリックで落とせるから絞りすぎなペタペタ写真とはおさらばできます。
もう取材先に頭を下げてAC借りなくて良いんですよ。。。撤収も早いし・・・。
まさに「ひとりでできるもん・・・!」ですよね〜??


で、このスーパー機材【バッテリーストロボCONONMARK G4.0】を
早速、棚に並べます!

※付属品はDL4.0と若干変更があります。詳しくは売場の写真をご覧ください。

在庫数少なめなので、すぐに欲しい人は即ポチした方が良いかもしれません。次回年内入荷はないかもですから・・・。
↓売場はコチラ

“バッテリーストロボ CONONMARK G4.0キット(無線コントロール式)”もーれつに欲しい!

あ、いい忘れていました・・
さっきから「アラブンレ用雲台」って連呼してますが、誤字誤植だと思っていたんじゃないですか??
でも、誤字ではありません。ちゃんとあってるんですよ。


だって、箱にそー書いてありますから・・・。




【12/20 追記】
コメント欄で質問とその他、ご質問を受けましたので追記します。
(難しくて頭が痛くなるかもしれないので、コレより先は、
興味のある方のみごらんください・・)


質問(A)複数台のG4.0を個別に操作可能か?→【可能です】


操作部の解説で、
===================================================
7.メインチャンネルセレクター(A/B)
8.EACH/ALLセレクター(9.のIDがEACH/ALLか選択)
9.IDセレクター(メインチャンネルA/Bそれぞれ15ID割当))
===================================================

と記しました。(上部の該当写真をご覧の上、お読みください)

2台個別に操作(発光)したい場合・・
===================================================
【ヘッド1】= 7.メインチャンネルセレクター → A
【ヘッド2】= 7.メインチャンネルセレクター → B

【リモコン】= 8.EACH/ALLセレクター → ALL
===================================================


大きく分ける場合、AとBチャンネルに別れて操作できます。
ワイヤレスコントローラーの 7.メインチャンネルセレクターの切り替えで【ヘッド1】【ヘッド2】のどちらかが操作(発光)できます。

===================================================
複数台(15台まで)個別に操作(発光)したい場合・・

【ヘッド1】= 7.メインチャンネルセレクター → A + 9.IDセレクター → 1
【ヘッド2】= 7.メインチャンネルセレクター → A + 9.IDセレクター → 2
【ヘッド3】= 7.メインチャンネルセレクター → A + 9.IDセレクター → 3

【リモコン】= 8.EACH/ALLセレクター → EACH
———————————————————–
複数台(15台まで)同時に操作(発光)したい場合・・

【ヘッド1】= 7.メインチャンネルセレクター → A + 9.IDセレクター → 1
【ヘッド2】= 7.メインチャンネルセレクター → A + 9.IDセレクター → 2
【ヘッド3】= 7.メインチャンネルセレクター → A + 9.IDセレクター → 3

【リモコン】= 8.EACH/ALLセレクター → ALL
===================================================


ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
A/Bで大雑把にグループ分けをして、
細かく操作したい場合はIDセレクター(15ch)で【個別or全部】を操作(発光)します。



質問(B)別ストロボ(クリップオン等)とのラジオ同調が可能か?→【可能です】


色々試してみたのですが、
弊社取扱い商品のYONGNUOラジオスレーブRF-603(別売)と組み合わせると、
できることが分かりました。



ちなみに、CONONMARK社製(同社製)の充電式ラジオスレーブの受信機が、G4.0のコントローラ(ラジオスレーブ機能)が使えるか、試してみましたが、どのCHも発光しませんでした。

RF-603とG4.0のコントローラの2階建てにすると、他ストロボと同調します。
見た目はどーかと思いますが、いちお使えました・・・。(親子亀ならぬ子親亀ぽいビジュアルです)




他にも知りたい人もいると思うので、ややっこしい話を追記させていただきました・・・。

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9 Responses to 【バッテリーストロボCONONMARK G4.0】なんと!フル機能が無線コントロール可能!「本当にひとりでできるもん!」

  1. imagen のコメント:

    アラブンレ、突っ込ませてもらおうかと思いながら読んでたんですが…
    ところでチョイチョイ使ってるのにバッテリーがなかなか減りません

    • 中居 中也 のコメント:

      DL4.0のバッテリーが減らない悩みとは、、、、、シュールですね。。。
      フル発光で650発っていうことは、1/4で2600発・・・。1週間くらいのちょこっと仕事くらいはできそうです。
      もう手放せないでしょ?それ・・。
      あ、傘芯ロック付きのアラブンレ用雲台も別売の用意があります。(DL4.0・G4.0共用)
      宜しければ、ご相談くださいね。

  2. k-suke のコメント:

    複数代G4.0を使用した場合一台のリモコンで個別に操作できますか?

    • 中居 中也 のコメント:

      結論としては可能です。
      当該ブログ記事にそのあたりの話を追記しましたので、ご参考にしてください。

  3. k-suke のコメント:

    わかりやすく説明して頂き有り難うございます。
    検討させて頂きます。

    • 中居 中也 のコメント:

      K-sukeさん

      分かりにくい説明で申し訳ないです。。
      多機能すぎて中々伝えにくい話でした。
      ご検討いただければ幸いです。

  4. Matsubara のコメント:

    以前お話ししていた、CONONMARK G4.0をもう一台追加した場合、リモコン上でチャンネルを変えれば光量等の操作は可能との事でした。そこでお聞きしたいのが、チャンネルを変えた場合、光スレーブを使わずに電波のみで2台をシンクロさせる事は無理ですよね?
    ご存じかと思いますがオープンの直射がきついところでの光スレーブは不安定なので出来れば無線(同じコントローラー)で操作したいと考えました。

  5. hiro のコメント:

    上記でMatsubara氏が質問している件について、同様の疑問をもちました。
    1台の無線リモコンで複数台の光量操作をできるのは分かりましたが、複数代を無線システムで発光させることは可能なのでしょうか。

    • 中居 中也 のコメント:

      Matsubaraさんには、お電話にてお答えしました。結論からいいますと、複数台発光は可能です。また、違うIDを割り当てると、1台のコントローラで複数台、個別に出力調整などできます。ちなみにMatsubaraさんはこのあと2台目をご購入いただきまして、現在2台使われていると思います。

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