お待たせしました。DL4.0の話【Part3】です。
このバッテリーストロボの全貌をお伝えするにはとにかく大変、、、、
色々ありすぎるんですっ!
PowerPack(バッテリユニット)には、AとBのジャックがあり形状が違います。
DL4.0のヘッドに繋ぐコードはAジャックに挿して使います。
(気になるBジャックの話は、のちほど・・・・・)
■堅牢な造りのコネクター
TOP写真はバッテリーユニット(PowerPack)とそのコネクター(Aジャック)です。
まず、驚かされるのはコネクターの堅牢な造りです。
4ピンジャックになっており、カチッとロックする仕組みなので、不用意に抜けたりはしません。
ジャック部プラグ部はステンレス製。とにかく造りの良い堅牢なコネクターで安心です。。
(バッテリーストロボはココが脆いと故障の原因になりやすい)
ヘッド側のコネクターも一回り小さいが同様の造り(3ピン)
■大容量リチウムイオンバッテリー(7200mA)でFull650回発光!
DL4.0は専用Li-ionバッテリーで駆動します。容量は驚きの325V7200mhの出力!!なんとも頼もしいぢゃないですか~。
「数字はいいから何回発光できるんだよ~」ってつっこまれそうなので、
メーカーの仕様をみてみると・・・・。
えーと、チャージ時間が4時間・・で~、発光回数がFull(400w/s)で650回・・・と、
ん??フルで650回とな!!そりゃスゴい!
てか、あんまり400w/sでフルで使うことが無いから、
本当だったら、ほぼ一日の仕事をカバーしちゃいますよね。
でも・・・・、
こーゆースペックって下駄履かせてる場合が多いですよねぇ。。。
だから、数えてみることにしました。。。(おーーー、それは大変だぁ!!)
前日にフルチャージして仕事で少し使った、DL4.0のバッテリーの発光回数を検証してみましょう。(つまり完全にフルチャージではない状態なんですが・・)
昔ながらの「4桁手動式カウンター」で発光回数を数えるという原始的なスタイル。
フルのチャージ時間が3.5秒(メーカースペック)なので、、、、
計算上ではロス無しでも40分ほどかかりますな~。。。(とほほ・・・)
フルでの連続発光はストロボの負担がかかるので、100回発光させたら休ませる方法をとりました。
(そして、、、結局作業は2日がかりに・・・・)
2日目、、やっと500回を超えました。
すると、ヘッドにある残量警告ランプ(赤)がちらほら点灯しだします。
ちらほらっていうのは、点いたとおもったらすぐ消えて・・・て感じになるんです。
そして、600回発光を超えました!
まだ、残量警告ランプは点いたり消えたりしています。
やがて、遂に650回到達!!!
まだ光りそうです。(しかしこの頃には残量警告は点きっぱなし)
で、、、、
666回目を発光させたら、電源が落ちちゃいました。。。
てか、オーメンのダミアンな数字で不吉です;;;;。
なんだか余計なオチがついちゃいましたね。。。。(ワザとじゃないです・・)
ともあれ、メーカースペックが正しいということは分かりました。(さすが工学博士がつくっているだけはある)
少し仕事で使ったことを考えると、フルチャージなら楽に700回は発光すると予想されます。
★ちなみにメーカカタログでは1/64時では3500回発光すると記されています。(信じて良いとおもいます)
※検証結果はバッテリーが新品の場合です。
※検証中はモデリングは使用していません。モデリングをよく使うと発光回数は少なくなるでしょう。
■最新改良!あると安心「バッテリー残量インジケータ」搭載!
で、前まではなかったそうですが、現在のDL4.0(最新バージョン)にはバッテリーユニットに4段階のバッテリーインジケータがついています。
インジケータの目盛は、上から1/1・3/4・1/2・1/4となっているようです。
ただ、正確ではないかもしれません。あくまで目安です。
目安とはいえ、これは無いよりあったほうが安心できますよね!
で、650回発光検証の際に、皆様のためこのインジケータの様子も記録していましたよ。(エライ!)
==========================================================
200回発光超え→3点灯(3/4)→発光と同時に消えるのだが、またすぐ4点灯(1/1)
350回発光超え→2点灯(1/2)→発光と同時に消えるのだが、またすぐ4点灯(1/1)
500回発光超え→1点灯(1/4)→発光と同時に消えるのだが、またすぐ4点灯(1/1)
600回発光超え→1点灯(1/4)→発光と同時に消えるのだが、またすぐ2点灯(1/2)
650回発光超え→1点灯(1/4)→かなり弱ってくる
==========================================================
どうやら、発光した瞬間のインジケータの目盛が正しそうなかんじですねぇ~。
しばらくすると、復活しちゃうのでそれは信じない方が良さそうです。
■フル発光でリサイクルタイム3.5秒!1/4なら1秒を切る!
ふ~う、今回も長くなってしましました。
予定ではこの【Part3】で終わるはずだったんですが、、、、、、、、
頑張って、もう1つ、皆さんが気になることをご紹介することにします。
メーカーの仕様ではフル発光(400w/s)時にはリサイクルタイムが3.5秒となっています。
で、検証もしてみました。
手計りなので、正確ではなくアバウトですが、
========================
Full=3.4秒
1/2=1.5秒
1/4=0.8秒
1/8=測定不能(即チャージ)
1/16=測定不能(即チャージ)
1/32=測定不能(即チャージ)
1/64=測定不能(即チャージ)
========================
な、感じです。。
あらら・・・・1/8以下では速すぎてストップウォッチじゃ計測できませんでした。
で・・・・もう少し分かるように、こんなことをやってみました。
■DL4.0(1/64)vs Nikon D3(9cut/sec)!!
皆さんコレなんだと思いま~す??
実はNikonD3の連写(9コマ/秒)にDL4.0(1/64)がどれだけついてこれるかの実験結果なんです~。(白背景紙を撮影)
なんと31枚目でやっとチャージができない状態になりました。
30枚発光してるってことは、1秒間で9コマ撮ってるワケですから3秒以上ついてきてるってことですよね!(9×3=27<30)
スゴくないスか??
しかも、光量もかなり安定していることも分かりますよね~!?
これで、DL4.0の実力具合はかなり分かってもらえたと思うんですが・・・いかがでしょう・・。。
で、やっぱりまだDL4.0ネタは終わりません。(終われません)
気になるBジャックのことは謎のままですからねぇ・・・.
その謎は【Part4】に持ち越します。。。。
(販売は、もー少し待ってください、正直、、手が回りません・・)
2011/9/26
お待たせしました!商品(DL4.0等)は↓に置いています。欲しい人はみていってくだされ!!
↓ 悪魔の囁きアイコン
バッテリーストロボ CONONMARK DL4.0キット(直)
★★★★★★★★★★★★ DL4.0記事リンク ★★★★★★★★★★★★
→【Part1】Topics! 世界の機材工場中国の本気。
→【Part2】Topics! モデリングライトは無いよりあったほうがイイ。
→【Part3】Topics! 400w/sフル発光650回の実力検証。
→【Part4】Topics! 別売ケーブルを使えばクリップオンのパワーサポート。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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DL4.0に大変興味を持ちました。
多灯使用する場合、スレーブモードは付いているのでしょうか?
また、このサイトで購入した場合、修理なども可能なのでしょうか?
どうしても、ストロボの場合、故障などの不具合が出た場合、中国製だとメンテの心配があります。
コメントありがとうございます。
ON/OFF可能なスレーブ機能はございます。
修理等メンテナンスに関しましては、弊社にお申し付けください。
修理自体は製造メーカーのCONONMARK社に依頼するため、3ヶ月程度かかる可能性がございますが、その間、同等品の代替機をお貸しさせていただきます。
通常使用による故障(自然故障)は1年間のCONONMARK社のメーカー保証がございます。それ以外は有償修理となりますので、ご了承ください。
それでは、ご検討宜しくお願い致します。