押し入れから、今となってはとても珍しいものがでてきました!
私がかつて、某有名住宅メーカーさんのお仕事(住宅内観4×5撮影)をしていた時に愛用していた
「岩崎電気 アイフォト ハロゲンフラッド(散光形)600W」です。(電球をブルーにして、デイっぽく補正したもの)
よく売っていたのは、アイフォトの500Wでして、当時でもこのハロゲンの600Wというのは、東京でも探さないと中々、手に入らなかった記憶があります。
ハロゲン600Wは、500wに比べて「デイライト」に近かったので、600wを選んでいました。(それでも6000Kくらいはあるので、青かった..)
このアイフォトランプ(ハロゲンも含む)は、生産終了品となっているそうで、お店に在庫あるだけ、となっているようです。で、驚いたのは、その販売価格。
岩崎電気 アイランプ JPRF100V600WD [アイフォトハロゲンランプ フラッド]
岩崎電気 IWASAKI ELECTRIC PRF-500WD (デイライトカラー用) [アイランプ フラッド(散光形)]
岩崎電気 IWASAKI ELECTRIC PRF-500W [アイランプ フラッド(散光形)]
リンク:ヨドバシ.com
ウゲー、3000円くらいだったものがそんなに高くなってるの!?
※情報によると、1年程前にアイランプ商品の大幅な値上げがあったそう..。
ってことは、コレって全然高くないのでは!?(むしろ、安いか!)
まぁ、その働きが、どーか?って問題もあございますので、真面目に比較することにしてみました。(アイランプ300Wとの比較は、コチラ!)
まずは、「明るさ」と「照射範囲」、それに「光色」を比較してみましょう。
1.35m幅の白の背景紙(スーペリア#28)に向かって、50cmの距離から照射したもので比較してみます。もちろん、ホワイトバランス設定は「デイライト(晴天)」で!
うげげ! アイフォト ハロゲン600Wって、600Wもあるのに、こんなに暗かったけ!? というか、むしろ、「45W高演色LED電球」が明るすぎるというべきか!?
しかも、色も青いし、照射範囲も狭い。。。(よくコレを、リバーサルフィルムで使っていたよなぁ..って今になって思ふ)
※背景紙のスーペリア#28は、暖色系の白です。(スーパーホワイトではないです..)
次に、カラーチャート(良いヤツ)を撮ってみましょう! 写真の様に斜め上から照射、光源からチャートまで50cmほどです。
※同じ露光では、アイフォトの方がアンダーになってしまうので、現像時に合わせています。
アイフォト600Wは、明らかに青いですね。そして、発色悪いです。。。。
つまり、比較して能力を、まとめるとこうなりました!
アイフォト ハロゲン600W | 45W高演色LED電球 | |
---|---|---|
光 量 | × 暗い | ◎ 明るい |
照射範囲 | × 狭い | ◎ 広い |
光 色 | × 悪い | ◎ 良い (Ra95のほぼデイライト) |
消費電力 | × 600W | ◎ 45W |
熱 量 | × ストーブのように熱い (触ると100%ヤケドする。 消してもしばらく持てない) |
◯ 熱くない (発熱しても手で持てる) |
1m落下性能 | × 確実に割れる | ◯ ほぼ壊れない | 平均寿命 | × 50時間 | ◎ 20,000時間 |
価 格 | × より高い | ◯ より安い |
えーと、残念ながらアイフォト ハロゲン600wさんは、全敗です。
さぁ、あなたなら、どっちを選びますか!?
↓ 住宅内観撮影していた当時、コレがあったらどんだけ幸せだったんだろう…
撮影用大光量45w 高演色LED電球【Ra95/E26】
※類似商品にご注意!外見は「同じ」で高演色(Ra95)ではない商品が他で売られているようですが、それは中身が高演色LED素子ではないので、ご注意ください。( 100V仕様で、高演色Ra95以上なのは「039(ブランド名)」と記されたものだけ! )
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