台風一過、SONY α9の「リモートコントロール撮影」での真俯瞰撮影。


関東地方は、今朝がた超大型の台風が去っていきました…。弊社の置き看板(プラ製)も風で倒され、角が少し欠けてしまいました。(アロンで接着済み)

というわけで、台風が過ぎ去った痕跡(まだ濡れている葉っぱ)をSONYα9に60mmレンズを付けて「真俯瞰(まふかん)」でひたすら撮ってみました。

こんな風に….。

真俯瞰固定といえば、「三脚用せり出し棒」! ごつすぎず、まことに便利な棒なのです。今回は、長い棒と短い棒をジョイントして限界まで「せり出して」います。このため、逆エンドには、ウェイト(ウェイトケース「頑丈」)は必須です。※500mlペットボトル×4本入り ※エンドは、ウェイトがずり落ちないように、軽量・強力プラクリップで止めています。

あれぇ〜???? 三脚( DIGIPOD )の脚部には、iHolder plus★強力フレキシ棒20★W1/4 カメラねじ(L)蟹バサミ型強力クランプ(カニクラ) で、スマホ(android)を固定していますよね!? いったい、なんのためでしょうか!? そして、どうしてiPhoneじゃないんでしょうか!?

α9は、スマートホンで「リモート撮影」ができる仕組みがあります。 → SONY PlayMemories Mobileサイト

そして、「android版」では、タッチするだけ(NFC)で、スマホ内アプリを立ち上げ、「Wi-Fi」ペアリングもしてくれて、とても便利です。
※残念ながら今のところ「iOS版」はNFCには対応しておらず、「Wi-Fiの接続先」を選んだり、アプリを立ち上げたり、手動でおこなう必要があり、かなり面倒です。

プレビューしながら、スマホからシャッターを押すことができることはもちろん、WB設定、ISO感度、シャッタースピード、絞り(純正レンズのみ)を調整することもできます。

そして、「カメラ本体操作」で、拡大した画像はスマホ画面に反映され、リモートでピント確認することができます。(これ、実に惜しい機能。。できれば「スマホ操作」で拡大できて欲しい….と強く思う)

プロ的にみても、このα9のリモート撮影は、カメラのファインダーを覗くのが困難な撮影(高く上がる俯瞰撮影とか..地面につくくらいのスーパーローアングル撮影とか、)には、とても重宝する機能だといえます。(もちろん、ブレを考慮しカメラに触らずレリーズできる点も大きな利点。尚、このリモート撮影は動画でも使えます。なぜか拡大表示はできないけどね..)

※初代α7とか、α7RIIとかにも、「スマートリモコン」というカメラ内アプリを使い、同じようなことができるが、α9のリモートの方が圧倒的に使いやすい。しかも、現在のところ、カメラ設定でRAW記録に設定しているにもかかわらず、スマホで撮るとなぜか「jpg」記録だけしかしないという、致命的な欠陥がある。 ← 2017.10.24追記 スマートリモコンでもRAW保存できる模様。お客様からコメントで教えていただきました。。

この前の真俯瞰撮影。カメラがハイアングルなったので、ファインダーを見ることは困難な状況。スマホ画面でフレーム確認しながら、被写体(物)を整列させるなど、「配置の微調整」が必要なときには、このリモート撮影があるのと無いのと大違い。リモートで構図、配置、ピントが確認できるのは、劇的な作業の効率化が望める。

最後に、「せり出し棒」を使った真俯瞰撮影の注意点を一つ。。

三脚の脚の場所を気にせ~へんと、真俯瞰したら脚が写るし、気ぃつけんとあかんでぇ〜。

1575 三脚用せり出し棒

 ウェイトケース「頑丈」

1606 DIGIPOD アルミ4段三脚(雲台付)

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カテゴリー: 三脚, カメラ&レンズ, ソニー α9 & α7 & α7R & α7R II & α7R IV & RX0 | 2件のコメント

サイド光の大きさ(面積)を変えるとどーなるのか!?(もち、比較作例アリ)


えと、台風がきてますね。来る前から関東地方は、止むことがまったく期待ができない絶望感さえあるジャジャブリです…。そんなことも関係なく、今日もブログを書いてるわけなのです…。

今日は、サイドライトの大きさを変えていくと、その効果はどーゆー風に変わって行くのか?をみていきたいと思います。

昨日のセットを利用して、本日新たにライトを組んでみました(被写体も同じ例の梨2個)。まずは、昨日と同じく 撮影用大光量50W高演色LED電球 Sh50Pro-V を光源とします。

昨日と少し違うのは、天使のアンブレラ Silky WHITE-100 にバウンスしていること! バウンスすることにより、TOP写真のように、紗幕200×130cm の全面が照らされて、大きな光源面を作りました!

それと比較するのは、LED電球を直向けにして、少し光源面を狭くしました。つまり、昨日のセットとほぼほぼ同じ。

比較の3つ目は、紗幕を使ったセットに比べ、光源面をうんと小さくしました。(光源面サイズ325 x 225 mm) フラットパネルLEDライト「Vpad-350」 を使います。ティシュの箱に立てかけただけの、今回の中では一番簡単なライティングです。

さてさて、光源面の大・中・小では、どーゆー違いがあるのでしょうか? 撮影画像を比較してみましょう。

ざっくりとまとめると、こんな風でしょう。少し補足すると、


優雅 = エレガント・ラグジュアリー・高貴な
劇的 = ドラマチック・パンチ

光源面(大)背景が明るくなる = 光の分離が難しい
光源面(小)背景が暗くなる = 光の分離がし易い

ということでしょう。

表現の意図によって、光源の大きさを調整するのが良いでしょう。

SilkyWHITE-100 天使のアンブレラ Silky WHITE-100

  039|撮影用大光量50W高演色LED電球 Sh50Pro-V

1407 紗幕200×130cm

1622 撮影用【角型】フラットパネルLEDライト「Vpad」
Vpad-350(白) Vpad-350D(色温度可変型)

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「昨日の梨写真」のライティング方法


この優しく優雅な光の「梨写真」なんですけどね、、、どーやってライティング(照明)されたか、やっぱ気になりますよね?

というわけで、本日はそのあたりのことを詳しくお伝えしますね。。

ざっくりお見せすると、こお!

アールがつけられた白の「背景紙」に「サイド光」、要点は、たったそれだけです。

サイド光の内訳はこお!

紗幕200×130cm の長辺側の袋に、「突っ張り棒(細)」を通し、それを2本のライトスタンドに「輪ゴム」で固定。 

詳しくは ↓ この記事を読め!
「突っぱり棒(細)」の「紗幕」活用術③(吉野家金文字丼・発展編)

スタンドをあげて、紗幕を垂らし、天板の上にはおもしがわりに「1mの直尺」を置いて、紗幕を垂直にピンと張る。

1407 紗幕200×130cm

そして、撮影用大光量50W高演色LED電球 Sh50Pro-V(調光タイプ) を紗幕の前後に2灯配置。

「佐藤」と「山田」は、被写体の「梨」が良い具合になるよう各々調光する。

「佐藤」と「山田」の詳細は↓こちら!

  039|撮影用大光量50W高演色LED電球 Sh50Pro-V

尚、本記事のTOP写真は、昨日のカメラではなく、、

裏面照射型CMOSセンサー搭載のコヤツでごわした!(騙すつもりはなかったんですぅ……)

※今回はRAWスルー現像ではなく、RAW現像時にちっこりだけいじっております..

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