50cmソフトボックスを「小さい光源」として使うための「シェード」の作り方


TOPは「 50cmソフトボックス 」の面光源の大きさを小さくするために考えた「シェード」の設計図です(大外の白い部分が四六判サイズ)。つまり「黒ケント紙」を使い、光を遮る道具の作り方をご案内する記事 です。

まずは、四六判サイズの「黒ケント紙」を入手 してください。大きな画材屋や文具屋、紙屋などで入手できます。東京だと、東急ハンズやITOYA、世界堂、、あたりですかねぇ。

通販だと、10枚入りになりますが、ヨドバシさんあたりで扱っているようです。(今回は1枚で済む話ですけど..)
→ 銀一 GIN-ICHI 黒ケント紙 10入

で、この設計図で、このシェードを作る手順を以下に記しますので、軽く流してごらんください。

黒ケント紙(四六判)を用意します。

縦にきっちり折り目を入れます。

次に、横に「直角」に折り目を入れます。

正確に「直角の折り目」を入れることが大切です。

折り目の交差点から「50cm」を測り、印をいれます。

印位置が裏面からでも分かるように、千枚通しなどで「穴」を開けます。

「穴基準」で、正しく直角に折り目を入れます。

反対側が正確に50cmか確かめます。ずれている場合は、ここで折り目を修正します。

最後の辺も50cmのところに、印(穴)をし、同様に折りをいれます。

「50cm正方形」の折り目ができました!(やり方はお好きにで良いですが、とにかく、これを目指す)

4辺の折り目の「外側3cm」に印を入れます。(穴は不要)

全部入れると、8箇所に印が付きます。

印を結んだ外側のラインをカッターで「裁ち落とし」ます。

4辺全てを裁ち落とします。

4角の折り目を1ラインづつカットします。

設計図の斜めのラインをハサミでカットします。(おおよその角度でOK)

設計図通りに、折り切りができたら、最後に半分(25cm)にズバッと切り離します。

このようなものが2つできました。

斜めカットのミミの部分に、のり(速乾性木工用推奨)を塗ります。薄く均一に塗ることが大切です。

のり付けしたら、しっかりと指で圧着!ここでしっかり押して圧着すること!

2角を接着し、これで完成! 同じモノが2個できます。

さて、これをどのように使うのかというと….
【縦長面光源!】(25×50cm)
この「黒ケント紙シェード」を縦に1枚かぶせると、縦長面光源になります!
【横長面光源!】(50×25cm)
横に1枚かぶせると、、横長面光源になります!
【極小面光源!】(25×25cm)
縦と横に交差させてかぶせると、床に設置できる「極小面光源」になります!

これがあれば、攻めた光を作ることができますよね!? なお、固定には小さなクリップやテープを使わなきゃ、固定できない場合もあるので、そのあたりはご自分で工夫するように。。

今日は作り方だけをお伝えしました。効果のほどは、おいおいブログ記事でお伝えしますね。で、、今回の設計図は、以下に置いておきます。ご自由にお使いください。

50cmソフトボックスのシェードの設計図(印刷用).pdf ←表示させてDLしてね!

↓ E26のソフトボックス単体ね。

50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

039|撮影用大光量50W 高演色LED電球

↓ ソフトボックス + 高演色LED電球 + スタンドのキット!
美しい光の撮影照明キット

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「iPhone&美しキット」を全く動かさず「なんでもないもの」をいろいろ撮ってみました


美しい光の撮影照明キット(ダボ付フレキシ棒20 付き) 」 を、上からポーンとだいたいな感じで当てただけの「白背景セット」を用意しました。
撮影するカメラは、「 iPhoneX 」。2×カメラ(56mmレンズ相当) を使います。
ライトとカメラを全く動かさず、事務所に転がっている「なんでもないもの」を撮影 しようと思います。 何も気にしたり、こだわったりしないので、とても楽です。ずぼらな撮影ともいえます。 今回はこだわったりしないので「レフ板」も使いません。
本当に、なんでもないものたちです..。

ですが、ライトとカメラ位置を全く動かさずに、こだわりもなく、モノを置いただけで撮った写真にしちゃー、かなりのクオリティではないですかね!? しかも、iPhoneで..ですから。。

ということは、このくらいの写真であれば、こだわりが苦手なあなたにでも、撮れるということではないでしょうか!?
この照明機材さえあれば、ですが。。

※iPhoneで撮ったあと、画像編集で「明るさ」だけは少しだけ調整しています。

↓ ソフトボックス + 高演色LED電球 + スタンドのキット!(今回はオプションの棒も使用)
美しい光の撮影照明キット

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小さい面光源(ソフトボックス)のサイド光で攻めまくった茶碗作例


若干、昨日の話 の続き。。

これは、とある茶室の内観写真。様々な採光のための障子窓があります。ここは障子窓が多いほうでしょうかね。

注目してほしいのは、様々な大きさの障子窓があるってこと。大きいのもあれば、小さいのもありますよね。つまり「 大きい面光源 」もあれば「 小さい面光源 」もあるってことになります。

もう一つ注目してほしいのは、その多くが 床(下)から光がある ということ。つまり、昨日言っていた、上からの光ではなく、横からの光 になるってことです。

この写真で説明しますと、手前の障子窓は「とても大きな横からの面光源」。一方の奥は「小さな横からの面光源」。
ちなみに、多くの茶室はもっと障子窓が少ないでしょう。小さい障子窓が一つしかないところだってあります。

この一つの「小さな障子窓」を想定して、私は「茶碗」をライティングすることが好きです。その思想で撮った写真はこぉです!御覧ください。

凛とした緊張感のあるカッコよさは半端ありません! 利休さん以降、おおよそ400年以上、切磋琢磨した前衛的なものですから..。(横光で使うことを想定し、攻めて作られたものでしょうから..)

このときは(10年くらい前)、自作した小さなボックスにクリップオンストロボを仕込んで「極小窓」に見立てて撮りました。「25cm×25cm」「50cm×25cm」の2種類の「面光源」を寄せて使いました。茶碗を撮るには、これくらいがちょうど良いかと、、、、

「小さい面光源」をサイド光(寄せた)は「被写体だけ」を照射でき、背景を暗くできることもメリットです。 背景が暗いと、茶碗が浮き立って見えるでしょ?

横からのフォルムだけじゃなく、小さなサイド面光は、「見込み(茶碗の中身)」も、和らしいライティングができます。
茶碗の高台側も、この通り…。

当時は、ストロボを仕込みましたけど、今だったたら「 50cmソフトボックス 」に、「 高演色LED電球Sh50Pro-S 」を仕込んで、縦半分を「黒ケント紙」を貼って遮光。「50cm×25cmの面光源」を作ったものを使うとおもいます。

だって「見える光」だと、もっと繊細な光位置に調整できます からねぇ。。更に作品の品質を高められることでしょう。

あ、でも、ディフーザーは「障子紙」に替えたほうがモアベター でしょう。だって、被写体が和モノ ですから….。

↓ E26のソフトボックス単体ね。

50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

039|撮影用大光量50W 高演色LED電球

↓ ソフトボックス + 高演色LED電球 + スタンドのキット!
美しい光の撮影照明キット

【おことわり】
今回の被写体は、とんでもないスター選手ばかりです。言い方を変えると、「絶世の美女」ばかり。。ふつーは触ることさえできません。という点は、かなりズルしているってことかもですね。

nomi

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