和モノは「サイド光ありき」で作られている説



まずは、台風19号により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
また、災害が今なお進行中の方は、無事に乗り越えられることを、切にお祈りいたします。

今日から、通常ブログに戻します。とある茶室の写真ですが、実は、右側障子の向こうにライトを仕込んでおります。 10年ほど前の撮影だったので、障子の向こうに仕込んだのは確か「アイランプ(500Wの白熱電球)」だったかと記憶しております。今だったら確実にデイライトで熱くならない 「 高演色LED電球 」を使うことは間違いないでしょう。

茶室を含む伝統的な日本家屋の「採光」は、通常「障子」から「 横からの面光源光 」です。 ※この場合、人工光(アイランプ)で、それを再現した状態


「和モノ」の撮影では、このようなサイド光がとても合う気がします。


逆を考えてみましょう。
花器も、茶碗も、水指などの、やきものも、この光にあうように作られているに違いありません。もっというと、お着物や畳も、同じことがいえるのかも。


「床の間」に至っては、このサイド光の優雅な光を使った「劇場」ではないかと、私は考えます。


そして「茶道の所作」においても、この光ありきで、誂えられたものかも。

つまり、
伝統的な「和モノ」はすべて、障子から差し込む「柔らくもシャープな光」を前提に作られていると考えられるので、「面光源のサイド光」という選択は正しいといって良いのではないでしょうか!?

もはやこれは、「日本の心の光」かもですね..。


↓ 今だったら、障子の向こうに仕込むのは絶対コレ!
撮影用大光量50W高演色LED電球 Sh50Pro-S



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