トップライト照射位置の基本


今日は、ブツ撮りライティング(商品撮影ライティング) としては「スタンダードなライティング」である「トップライト」のお話をします。
トップライトの照射位置は、ざっくり分けると「3種類」あります。「フロントトップ」「真トップ」「逆トップ」です。つまり、被写体より手前から(カメラ側)・被写体の真上から・被写体より後ろから、ということです。
それぞれの写りはこのようになります。

・フロントトップは、被写体の発色が良い
・逆トップは発色が鈍いが、りんご上部のツヤ感が演出できる
・真トップは、その中間の良いとこどり。このアングル(≒45°)では、一番扱いやすい。

「フロントトップ」は確実にモノ照らせますが「ベタ光」なので愛想がない感じです。なので、ブツ撮りではあまり使いませんが、人物撮影では「フロントトップ」は、もっとも使われるライティングです。

「逆トップ」は味わいがでますが「説明不足の絵(影で見えない部分が多い)」になりかねないので、扱いは難しいです。

ブツ撮りでは、ビギナーの人は「真トップ」を選ぶのが懸命ではないかと考えます。

次に上記と同じライト位置で、カメラ下に「 秘伝のレフ板(手作り) 」を配置してみました。
全てを並べてみました。

一番わかりやすいのは、カメラ下のレフ板は「逆トップ」のライトを受けやすく、影部が明るくなり、効果てきめんだということがわかります。

どれが一番良いとかではなく「お好みの世界」になります。発色を重視するか、ツヤを重視するか、影のでかたを重視するか、それは撮影者本人が選ぶべきことだとおもいます。

美しい光の撮影照明キット

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必要以上にデカすぎないけどプロ仕様の固定力「超小型・強力自由雲台」


極小の自由雲台の強いのが欲しい〜!という、私自身の個人的要望から生み出された「 超小型・強力自由雲台(Micro Ball-Head / tune-up Edition) 」。「パンプロダクト・メカニック」が、総力をあげてプロ仕様にリメークしました。

ノブ径を大きくし「固定力」を強化!そして耐久性も段違いにアップ!(その実、ボール盤とタップきりを使い私自身がセコセコと「チューンアップ加工」をしている手作り商品なのね..) 
改造に関しての詳しい記事は「 →コチラ!

以前の記事 で、タップねじで壁に「 カメラねじ穴&太ねじ穴付ベースプレート75mm 」を取り付けました。そのねじ穴に「超小型自由雲台(+付属ねじ)」をねじ込んでみた様子がTOP写真です。

超小型カメラ(SONY FDR-X3000)を取り付けてみると、こぉ!極小の雲台だと、収まりの良さが素晴らしいですよね!?
「そもそも、こんな軽いカメラだったら、フツーの極小雲台で良くね?」

実は、私もそう思っておりました・・。ある仕事で、このカメラを
「タイムラプスモード」にして、一晩野外に設置しっぱなしのことがありまして、通常の極小雲台で取り付けていたのですが、途中でカメラが少しずつ「お辞儀」をしていたという「失敗」がございました..。とかく、極小雲台は「プロ仕様」に作られていないのが普通で、最低限の固定力と耐久性くらいの想定で作られているみたいなんです。

だから「まともな固定力と耐久性を兼ね備えた極小雲台が欲しーい」ってことになってんですよね。この「チューンアップ版」は、このカメラをつけ、24時間放置していても、お辞儀をする心配はまずない!(本当はもっと重い1kgくらいまでの機材であれば大丈夫だとおもう)

なんにしても、このカメラにでかい雲台つけたくないですもんね。(どうしても、美しくない気がする)

必要以上デカすぎない けど プロ仕様の固定力!
だから、見た目的なバランスも美しい!!

いやー、本当にコレを作ってよかった!と、私自身喜んでおります。
(60gそこそこの”軽さ”だから、持って行くのが苦じゃないし)

超小型・強力自由雲台(Micro Ball-Head / tune-up Edition)

カメラねじ穴&太ねじ穴付 ベースプレート75mm

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ソケット機材で迷ったら、まずはコレ!(E26ソケット+軽スタ)


撮影用の光として、イノベーションを巻き起こした撮影用照明ディバイスの「 高演色LED電球( Sh50Pro ) 」。古式ゆかしき電球の「E26規格」のため、住居に設置された照明機器では装填できる現場は多いとおもいます。ですが、撮影用照明として使う場合、撮影に適当な場所に設置する必要があり、既存のソケットでは対応が難しいことが多いのではないでしょうか。

そこで弊社では、撮影用に適した「E26ソケット機材」を2種取り扱っております。今回オススメしますのは、安い方の「 E26ソケット(16mmメスダボ仕様) 」です。

価格が高いほうの「 E26ソケット【STRONG!!】 」は、しっかりとした作りで、確実な角度固定の力強さがあり、耐久性もあるので、堅牢重視な現場ではなくてはならないものです。ですが、それがゆえに機材の大きさがそれなりに大きくなってしまうのは避けられません。

ですが、そこまで力強さや耐久性を求めない現場では「Too Match感」があるのは否めません。。

ここでご提案。もう一つのE26ソケットは、堅牢性耐久性は前者には及ばないものの「お手軽感」と「操作性」には、優れているものであると、私はおもいます。

なので、弊社取り扱いライトスタンドの定番スター機材の「 軽スタ 」との組み合わせを、ここでオススメしたいとおもいます。

その理由は、スタンドとソケットを合わせた重さが「約900g」と、お気軽感に満ち溢れています。とはいえ「ヘロヘロでまともに使えない機材」ではありません。必要な強度がありつつ、軽いという組み合わせだと考えます。
スタンドと合わせて、7千円台で揃えられるのですから、むしろお安いといってもよいのではないでしょうか?
このソケットの背面に「スイッチ」があり、感覚的に迷うことなくON/OFF操作ができます。そして、角度調整は上記でご案内している通り。いずれにしても、わかりやすいですよね!?
このスタンドでの運用なら、高さ2mを越える位置からの照射もできます。(写真は一段伸ばし状態ですが、このスタンドはもう一段高くすることができます → この組み合わせで、光源位置は最高値は2mを少し越える)

とどのつまり、
「E26ソケット機材」を元から探しておられる人は、この組み合わせを買えば間違いなし!
ってことをお伝えしたかったしだいであります。

今回「入門編」としてお伝えしましたが、ベテランクラスになったとしても、必ず役に立つモノなので、買い損はおこならないベーシックな機材であることは確かですよ。

 E26ソケット (16mmメスダボ付)

軽スタ軽量ライトスタンド 70-200

撮影用大光量50W高演色LED電球 Sh50Pro-S/V

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