真ふかんで比べてみよう!大手牛丼チェーンの「のり」の真実


大手牛丼チェーンの「のり」です。朝定食についているやつですね。今日は3つのチェーン店の「のり」を「真ふかん」で撮影し、その違いを探っていきたいとおもいます。
手始めに袋に入ったまま並べています。パッケージを見ただけでも違いがありました。

種  類

Y家 → 味付のり
M屋 → 焼のり
S家 → 味付のり

うっかりしていると見逃しがちなことかも。なるほど、、M屋だけ「焼のり」だったんですね。ただ、朝定食では、ご飯か、卵かけご飯を食べるための副菜的な役割ですから、個人的には「味付のり」のほうが適してるのではないかと、(寿司飯だったら焼のりだろうけど..)

次に袋から、中身ののりを取り出してみて、次のことがわかりました。

枚  数

Y家 → 5枚
M屋 → 4枚
S家 → 3枚

おっと!これはまずいですよ〜。「S家」に分が悪い結果。だって、市販の「袋入のり」はだいたい「5枚」って、相場が決まっていますもんね。それが3枚ってのは、誰もが気がついてしまい、まずいですよーー。

まぁまぁ、落ち着いてください。枚数だけで決められないこともあるかもですから。厳密に合計面積を求めてみることにしましょう。

Y家とM屋は、一枚がほぼ同じ大きさですが、S家だけ「幅広タイプ」なんですよ。

合計面積

Y家 → 145.2㎠
M屋 → 122.4㎠
S家 → 132.3㎠

結果、4枚のM屋を抜いて、3枚のS家が2位となる結果に…。

念のため、重さ(合計重量)も測ってみました。

合計重量

Y家 → 1.0g
M屋 → 0.7g
S家 → 0.8g

最初にお断りしておきますと、このハカリは「0.1g」単位で測ることができますが、軽すぎて正確ではない可能性が大きいです。しかも、今日は多湿で袋から取り出すと、みるみる間に湿気を吸っていっているので正しい重さではない可能性もあります。

ですが、合計面積の結果との整合性がありますので、順位は変わらないと結論づけました。

結  果(質量順)

(1位) = Y家
(2位) = S家
(3位) = M屋

それぞれのチェーン店の考え方があるんでしょうから、この結果を受けての感想は差し控えさせていただきます。各々で判断してください。

ちなみに「味付のり」の「Y家」と「S家」ですが、いずれも味付は甘すぎることはなく基本薄味です。比べると「S家」の方が、あっさりしてるかな…。

参考資料 : Y家 のり(単品)=74円 / M屋 焼のり(単品)=90円 / S家 のり(単品)=30円 
※実際は、単品で頼むことはありません。朝定食についているものです。
ここからは撮影技法の話。こーゆー比較検証の写真では「真ふかん撮影」をよく使います。正しく比べられますもんね。
それに、このカメラ位置を含め、このセットは何も動かしていません。ハカリのときにフォーカスを調整したくらいです。

高画素の1600万画素カメラで撮ってますから、かなりのトリミングができますし、撮影自体は「置くだけ撮影」で、楽でした。ですが、のりをキレイに並べるのには苦労しましたけど…。

 三脚用せり出し棒(Φ28mm)

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カテゴリー: LEDライト機材, , プロ用LED照明機材, 商品撮影初心者向けLED | 1件のコメント

高演色LED電球 Sh50Pro-S/Vは3750ルーメン。アイランプ300W相当のデイライト(Ra95以上)増灯のポイントは!?


弊社のヒット商品「高演色LED電球 Sh50Pro-S」です。
明るさは、300Wアイランプ以上、しかもデイライト(Ra95以上)です。

ルーメンで表すと、3750ルーメン
実は、高級ストロボのProfoto B10Xのモデリング(前モデルより明るくなった)より明るかったりします。

■増灯のポイント
電球を増やしたとき、どれくらい露出を上げることができるのか?についてお話します。
1灯から2灯にすると、当然、光は倍になります。倍になるということは、
+1EV(1段) 明るくなるということ。
仮に、1灯のときの絞りが「F2.8」であれば、2灯にすると「F4.0」になるという具合です。

露光を1段明るくしたきゃぁ、もう1灯買い足せばいいってわけです。買い足すのが1灯なので、ここはハードルが低いとおもいます。

次のステップ。2灯からその倍の4灯 にしても、同じことがいえます。
光が倍になりましたから、+1EV(1段)露光を明るくすることができました。
2灯のときの絞りが「F4.0」 でしたので、4灯にすると「F5.6」 になります。

一気に2灯増やさなきゃいけないので、少し経済的負担はかかりますが、明るくするためなら、ここまでならがんばれそうです。

でもこの先は、かなり厳しい世界に突入します。
4灯の明るさから、+1EV(1段)あげるためには、8灯も必要になるということ。(4灯=F5.6 → 8灯=F8.0)
さすがにこのレベルになると経済的に苦しくなります。電球だけではなく、その分ソケットも必要になりますしね。

さらに次の1段の光がほしいときは、もう茨の道です。16灯も必要ということですもん。これはもう考えないほうが良いでしょう。

■増灯のまとめ
「1灯=F2.8」から3灯買い足して4灯にし、
「F5.6(+2EV)」まで。

コストと光量のバランスを考えると、ここを限界にするのが賢明でしょう。あとは、撮影時のISO感度を上げるで、対応したほうがよいとおもいます。

※増灯のポイントの話は、なにもこの電球のこと限った話ではありません。定常光、ストロボ光問わず、全ての光にこの話が当てはまります。物理の法則ですから、技術が進もうが不変的なことなのです。

ちなみに私は昔、ロンドン中の大型ジェネストロボ(借りることができる)をかき集めて、イントレ2段の中に60灯ほど仕込んだことがあります。撮影カメラが8×10より大きいカメラだったこともあり、「F32」とか、今考えるとありえない絞りでしたからね。(パインウッド・スタジオという007を撮影しているバカでかいスタジオで1週間建て込みました..スタジオの食堂では、すぐ横でジェームス・ボンドも飯食ってましたね。ティモシー・ダルトンの時代かな..)

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すみません、飛ばちゃいました。


 

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ミニマリストが好きかもしれないアンブレラホルダ「アンブレラ キューブ nano」


小さな小さなアンブレラホルダーのお話。
これは弊社で設計し製造依頼をした「アンブレラキューブ nano」というものです。流通しているものではないので、他では絶対売っていないものなんです。
特筆すべきは、重さが63gしかないこと! スピゴットより軽いかもしれません。

そもそも三脚の雲台に付けて使うことを、第一使用用途と考えたものですが、「こんな使い方もありますよー」というご案内です。

まずは小動画(8秒)をつくりましたので、軽く見てください。
動画の意図が分からなかった人のために、補足説明。

① オスダボ先スタンド(1/4インチねじ有)の先端ねじに、
② 「アンブレラキューブ nano」を取り付けます。
③ クリップオンストロボを装着。
④ アンブレラを装着。以上です。

例えば、人物全身撮影のライティングでは「縦並び」に2灯並べることがよくあるということは、昨日のブログ でお伝えしました。昨日の話では、「下段の傘バウンス」のシンプルな設置方法をお話したわけですが、今日はその「上段の傘バウンス」で使うことをイメージしてください。

このアンブレラホルダーは小さく軽いことがメリットですが、チルト軸の角度を調整することができない設計になっています。(そういう設計なのですから、デメリットとはいいたくありません)

ですが、全身用の縦並びの傘バウンスの場合実際のところ、水平方向に構えることが多いのです。なので、スタンドの先端につけるだけで用は足ります。

通常必要と思われていた機能を小型化のため省いてしまうあたり「ミニマリスト」が好みそうな設計思想かもしれません。アンブレラホルダなのに下にも上にも振れないなんて、ある意味「男らしい」といえるのではないでしょうか!?

全身撮影のみならず、水平振りしか使わないライティングは、他にもいっぱいあるとおもいますよ。潔く「上下に振る」ことを捨てれば、こんなに小さくて軽い機材で用は足りるわけなのであります。(撮影機材軽量化の要になるかもですよ..)

弊社謹製品アンブレラキューブ nano

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カテゴリー: クリップオンストロボ用アクセサリー, 頃合いの良いアンブレラホルダー, 【機材軽量化推進委員会】 | コメントする