ソニーVLOGCAM ZV-E10:「手ぶれ補正アクティブ(動画)」では、どれくらい絵が狭くなるのか!?


ソニー VLOGCAM ZV-E10L(パワーズームレンズキット) 」には、動画で使える「手ブレ補正」があります。しかし、メーカーのヘルプガイドには以下のようなことが記されています。

「手ブレ補正」の強いほう「アクティブ」を使うと、画角が狭くなるのかぁ〜。でも、どれくらい狭くなるのかは記されていないようです。

※そもそも「電子式手ブレ補正」は、広い絵をクロップして、ジャイロセンサーの情報をもとに補正する仕組みなので、狭くなること自体は仕方がないことです。

そこで、パワーズームキットのレンズ(E PZ 16-50 OSS)広角側(24mm相当)を使い、「手ブレ補正OFF」「手ぶれ補正スタンダード(中)」「手ぶれ補正アクティブ(強)」の動画(FHD)を撮ってみて、どれくらい狭くなるのか確かめてみることにしましょう。

「手ブレ補正:OFF」と「手ブレ補正:スタンダード」では、画角が変わらないことがわかりました。
そして、ヘルプガイドに記されている通り「手ブレ補正:アクティブ」では画角が狭くなっていることがわかります。

わかりやすく、画角を重ねてみると・・・・

おっと!! かなり狭くなっています!!
このレンズ、OFF時が「24mm(相当)」ですが、この画角は28mmを超えて、
「35mmくらい」じゃないですかねぇ?
グリップつけての自撮りでは、かなり狭いかも。

自撮りで広い絵が欲しい時は「手振れ補正:スタンダード」にする必要がありそうですね。。。

※話を裏返せば、この広いマージンで手ブレ補正をするわけですから、効果はかなり期待できるということかな。
今回の検証の感想。歩道橋の上のここにカメラを置いて検証したのですが、ふつーは落ちないとはわかっていても、かなり怖かったです。(突風が吹けば落ちる可能性あり)

で、この検証の後に気がついたことがあります。今回、FHD記録(XACV S HD)で検証したのですが、試しに「4K記録」のプレビューでは、FHD時に比べて、Act時にあまり狭くならないように感じました。なんでだろ、と色々やってみてわかったことがあります。

「4K時」は「OFF・スタンダード」時でも、そもそも「24mm」の画角より狭い!

わーーー、こんな重要なこと、なんでもっとわかるように書いてくれないんだろ。。広い絵が欲しい時は、4Kを使わずにFHDで「スタンダード」で使わないといけない。みたいですぞ!!!

この件に関して、引き続き、調査を続行しますね。。(明日じゃないです、おいおい、やります)

あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓
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物撮りの背景紙は大きいに越したことがない件。


ちょいと、昨日のレフ話に関連 した話題。
グレー背景紙の上に、A4の白を敷いています。
つまり、これは「小さい白背景」といえます。
赤線のところに、クッキリと白が映り込んでしまいました。クッキリとです。
白磁湯呑みのように「下が半球」の物体は、敷いている背景をそのまま映してしまうとうこと。これを「床映り線」と呼ぶことにします。
この敷いている白背景を拡張してみると、
クッキリとした「床映り線」は上に上がり、かなり馴染んだことがわかります。(クリック拡大でよくみるべし)
今回は四六判(788×1091mm)の白背景しか敷けませんが、これをもっともっと大きい白背景紙にすれば、さらに馴染ませることができます。

このことから、背景紙は大きければ大きい方が有利 といえます。(写真の構図内では足りてても、外側にさらに余裕が欲しい)

でも、床面をすごーく広くしても、下半球ブツは、完全に「床映り線」をなくすことはできません。
実は湯呑みのような「下半球ブツ」ものを撮る時は、背景を白にすることは滅多になく、「グレー〜黒」の濃度の背景を使うことが多い のです。

↑ なんかちょっと、いいこと聞いた気がするでしょ!?(気がするだけじゃないんですよ..)

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ブツ撮りのレフ板、意外なデメリット


グレーを背景に、白磁の湯呑みを撮ってみました。ライティングはいつものライト でトップライトを組んでいます。
美しいですね。実は、この湯呑み白磁作家さんの作のもので、かなりちゃんとしたものです。軽くて口当たりが良く、お茶がおいしく感じます。

しかし、これは真っ白な白磁器。見込み部分以外は、白く見えません。これじゃぁ、まずいですね。

こんな時、いつも登場してくるのは小さな「レフ板」です。右側に置いてみました。いつもなら、これでいけるのですが…
外側が白くなりましたね!

しかしですよ、、、、写真をクリックして拡大してよくみてください。
湯呑みの右側上部にくっきりとした「Uの字状」の白い部分ができてしまっています。これじゃぁ、こーゆー形なのか、ここだけ色が違うのか、って勘違いしちゃいそうですよね?
Uの字の正体は「レフ板」が映り込んでいるのです。
光だけ起こして欲しいんですが、ここに置いちゃうと白磁器のような表面にツヤのあるものは鏡のようにレフ板を映し込んじゃうわけですね。

つまり、この撮影案件では「レフ板が使えない」ということになります。(ここにライトを置いても、同じ不具合が発生します)

それでは、どうすれば良いのか!?

この状況の場合、レフ板を使わず、ライトの位置を動かして対応するしかありません。今回は、ライト位置を少し前側(カメラ側)に、ほんの少し動かしました(僅か10cmほど移動)。湯呑みの外側に光が当たるようにしたわけです。

はい、今回の正解はこんなところかな。
繊細な「ろくろ目」もわかるし、いいところじゃないでしょうか。

レフ板って便利なものなので日常的に使いがちですが、
「レフ板を使っちゃダメな被写体」というものがあることも、お知り置きくださいね。※艶がある曲線ものは要注意。

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