7月半ば、知り合いの印刷屋さんから、「商品写真の内製化をしたい」との相談を受けました。まずは会社に伺い、社内を見せていただき、簡易スタジオに適した部屋がどこが良いか考えます。ロッカーと給湯の役割の狭い部屋が良いということとなり、後日、弊社照明機材商品を含めた必要な道具を見繕いました。
まずは、窓に薄いベニア板(コンパネ)、外光を遮る ことをお願いしました。(ねじで窓木枠に打ち込む)定常光ライティングの商品撮影スタジオでは「外光」は敵となります。遮光は必須です。
黒布や黒紙でも遮光はできるのですが、今回わざわざベニアを使ったことにも意味があります。今回の配置では背景側に窓があります。そこに背景紙をテープで貼る、ということも必須となるからです。(布や紙じゃぁ無理でしょ?)
それともう一つ、事前準備をしてもらったことがあります。
普段不使用の小さな木のテーブルを撮影台として使うことにしました。
フツーのテーブルは天板までの高さが72cmほどあるため、撮影台としてはチト高すぎます。いやまぁ、そのままでも使えないことはないですが、ずーと使っていくことを考えると、いずれ困ることにもなると思います。めんどくさいでしょうけど、「天板までの高さが60cmになるように脚をノコギリで切ってください」と、
たった12cmしか高いだけなんですが、そのせいで、三脚を12cm高くしなくちゃなりません。三脚が高くなることは面倒です安定も悪くなります。その上、撮影者が台に乗らなきゃファインダーを覗けなくなったりもします。(←これものすごくよくあること)さらにいうと、トップライトが12cm高くなり、部屋のの天井(通常2.5m)にあたり、これ以上、上に上げられない問題も発生します。(←これものすごくよくあること)
まぁ、とにかく 商品撮影台は高さ60cmがベスト! ってことだけ覚えておきましょう。
30cm以下の商品であれば、
トップライト(面光源) と
サイドライト(面光源) と
秘伝のレフ板 があれば、それなりにこなせるとおもいます。
このとき、レフ板の作り方も伝授してきましたよ。
この日はセットを完成させるだけの準備がなく、、口頭でのレクチャーをさせていただき、
「トップライトの下に、大きめのディフュザーが必要」
「左右に突っ張り棒を用意(青線)して、ロールのトレペ、もしくは、ロール障子紙を巻き付け、背景のコンパネまで伸ばしテープで貼って、大きな面光源を作ってください」
といって、この日の準備は終わり、私は帰りました。
それから一ヶ月ほど後のことです。
その会社より 新ウェブストア開設のお知らせ がございまして、(レクチャーしたことをすっかり忘れてる頃)、記事を見てみると「おー、すごく使いこなしてるぁー」って、ちょっとびっくり。もちろん、このかたたちはプロカメラマンではありません。
とはいえ、印刷屋さんということもあり、デザインはお手のものですし、プロカメラマンともお仕事されていますので、フツーの人より、撮影感というものがおありなんでしょうけど、、これは商品写真の内製化成功!といえるでしょう。(必要な道具をお教えして、ちょこっとレクチャーしただけなのにね。)
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