三脚のセンターポールはスピゴットがピッタリかも!(例外もあり)


私中居が20年以上使っている、昔のジッツオのカーボン三脚です。(もちろん、弊社では取り扱いはありません)
エレベータギアがなく、センターポールが簡単に取り外せるタイプです。
今日はこのセンターポールの機能についてのプチ話。
実は私も一昨日のワインボトルの仕掛けを作るときに気がついたことなんです。(今までどうして気が付かなかったのか?と自己反省案件)
ジッツオを始め、多くのこの方式の三脚のセンターポールは、両側に「3/8インチねじ穴」があり、そこに「アッパーディスク」を「3/8インチねじ」で固定する構造です。で、アッパーディスクから突き出たねじに「雲台」を装着するってわけですね。

注目してほしいのが、ねじまわりの円形の「凹み」です。

今更ながら判明したのが、その「凹み」が、スピゴットにピッタリだったこと。つまり、3/8インチねじと凹みにより、センターポールとスピゴットが、強力に接続 できるということなんです!
これはほんの一例ですが、スピゴット・ダボが固定できる撮影機材なら、センターポールを棒機材として利用できるということ。
機材接続の世界が、ちょっとだけ広がったってぐらいのプチ情報ですけどね。
ジッツオだけではなく、弊社取扱の「せり出し棒」の、
凹みにもスピゴットはピッタリ合いました!

ってことは、他にも多くの三脚のセンターポールも、このことを考えた設計になっているはずだとおもいます。
※かなりのプチ情報ぶりだけど、知らないより知ってたほうが良いですからね。

ダイヤモンド・スピゴット(Φ16mm規格)

1350 鷹爪クランプ

 三脚用せり出し棒(残りわずか!最終案内です)

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円筒形の銀色鉛筆(キリヌキ)を正体正面で撮ってみました


昨日、ボトルを使って円筒形ブツ正体正面のキリヌキ写真の撮り方をお伝えしました。今日はさらに正しく円筒形ブツ、「銀色鉛筆」を正体正面で撮ってみました。(なんか、やりたくなったのね..)

直径7mmという細いものなので、設置に苦労しましたが、なんとか平行でつながったハイライトを入れることができました。簡単そうに見えますが、小さいものの撮影は繊細そのもの。すべての角度を正確にしないとハイライトが平行にはなりません。昨日より、遥かに難易度高しなわけです。

それではセットをお見せしましょう。
昨日の正解と同じく、被写体の高さの中心と、カメラ、ライト(面垂直)、レフ(面垂直)の高さの中心に合わせています。(今日はレフ板も使いました)
次に、鉛筆の底ラインに「ライト」「レフ」の底を合わせます。
天板の上に鉛筆を立てて撮る方法に見立てたわけですね。(天板があると、鉛筆底よりライトなどは下に配置できないため)
おっと、予想外の横向き! てか、「B」ひどっ!
こんなに小さいものでも、円筒形ブツの正面は、天板に立てて正しくライトすることはできないんですね。

ところで今日、右側ライトになっていた理由は分かりますか?
昨日のワインボトルは、通常「横配置」に使うことはありませんが、鉛筆なら「横配置」も十分あり得ます。その場合、文字がちゃんと読める向きにしますよね!? つまり、天が決まるわけなのです。(逆はあり得ない)

それを見越して、文字の上側、つまり右ライトにしたわけなんですぅ〜。
※細かい話だが、大切なのね。

最後に今回の被写体固定のために作った道具をお見せしますね。
下からの棒が鉛筆の底面からはみ出てないでしょ? これがとても重要!!

鉛筆より細い樹脂パイプに、黒テープで巻いて厚手の両面テープで貼っつけました。
あまりにも細いので、垂直に立てるのに一苦労しましたね。。
こう見えて私、細かい作業が苦手だったりしますからね…….。

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ボトル(円筒形ブツ)のキリヌキ写真に、正しくつながったハイライトを入れるプロ技


ワインボトル(円筒形ブツ)天板 に置いて、「レベルアングル(水平) 「キリヌキ用の正面正体写真」 を撮ってみました。この時、「垂直に立てたサイドライト」 を使います。
左が撮ったママ写真。右が「キリヌキ写真」。
切り抜いたら、よく見えるよね。問題なさげに思えますが・・・・。
あ゛ーーーーー!!よく見るとこれはあかん!
天板の映り込みがバッちく見えるよね。
映り込み問題を解決するために、天板に黒布 を敷いてみました。
黒のおかげで、天板の映り込みは消えました。
これくらいで、OKでいいんじゃねーの?
でもですね、せっかく、ボトル上部の美しい形のハイライト なのに、ボトル下部のハイライトが足りてない感がありませんか?
しかも、最後は、尻切れとんぼ。ゴニョゴニョとごまかしてる風 だし・・・・美しいとは言えない。。
どーしたらいーんだ?
実は、
天板にボトルを置いて撮る方法が間違っていたのです!
この方法で続けていても、下が途切れたハイライト問題は絶対解決しません。

ここから正解をいいます。
三脚のセンターポールについている「直径50mmのアッパーディスク」をスタンドに取り付けます。

同じモノ(アッパーディスク)じゃなくても構いません。
要は ボトル底辺より少し小さい円形の台 にボトルを置いて固定することです。(大きな台に置かず、宙に浮かせて撮影するということ)
成果物は見事、
ボトルの円筒形部全面に、正しくつながった「並行なハイライト」 が入りました!
宙に浮かせると、天板の映りもありません。それより肝心なのは、
ボトルの上下の中心に、ライト(面光源)の中心があることなんです!(ライトの高さを少し下げて調整)

この位置関係でないと、ハイライトは正しく繋がりません。さっきみたいに天板があると、天板より下からの、ライティングは不可能ってことが問題だったのです。

①②③を並べてみると、
下までつながったハイライトの写真③が「正しく美しいボトル写真」であることがお分かりになるとおもいます。
※ハイライトが、並行かつ正しくつながっていないと、円筒形を表現することができない

図にしてみました「円筒形のハイライト概念図」

ところで円筒形ブツは、ボトルに限ったものではありません。
例えば、リップ・マスカラなど多くの化粧品は「円筒形」です。正面正体に撮る場合、やはり「底辺面」からはみ出ない固定の仕掛けが必要です。(長ねじなどで工作が必要)
そして、ブツの天地より長い四角い面光源を垂直に立てて照射すると、平行かつ、つながった正しいハイライトを入れることができます。

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