実は多芸なヤツだった!「1WAYアンブレラホルダー完全キットBL-D」



$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

今回は「1WAY式アンブレラホルダー完全キットBL-D」のご紹介。

新型2種の関連記事
→新型アンブレラホルダー2種「傘の真ん中を狙え!」
→傘芯をしっかりつかむ!「パン棒付アンブレラホルダー完全キットBL-D2」

トップ写真は、敢えて小さいアンブレラ(直径70cm)をつけてみています。
小さい傘は真ん中をとらえにくいですが、ちゃんと真ん中が明るくなっているでしょ?

ちなみに、フツーはどうなるかというと、、

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

大抵のアンブレラホルダーはこうなります。
小さいアンブレラだと、端に照射しちゃうんですよ。
苦労して真ん中に照射する為に、自作等で工夫をされている方は多いと思います。

だから、
「1WAY式アンブレラホルダー完全キットBL-D」と前記事の「パン棒付アンブレラホルダー完全キットBL-D2」は完全キットとして販売することにしました。
いずれも真ん中を狙えるうえに、SDK製のソフトライトBOXにも使えます。


BL-Dは1WAY式、つまり1つの止めねじ操作で一方向の角度しか調整できません。
でも、そのことが逆に良い場合もあります。

カメラ雲台の種類には「3WAY雲台」と「自由雲台」があります。
自由雲台は1つの止めねじで全角度の調整ができるから、操作は楽ちんです。
しかし、角度の微調整を得意としていません。
フレーミングに厳密な「物撮影」や、水平垂直を合わせなければならない「建築撮影」では、
「自由雲台」は不向きなのです。

参考過去記事:→カメラ雲台考察

照明機材の雲台でも同じことがいえます。
1WAY式の方が、微調整がしやすいのです。
※1WAYといっていますが、縦回転軸の留めねじがあるので2WAYともいえます。

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アンブレラホルダーを仕組み別に分けてみた

■「自由雲台」に準ずるアンブレラホルダー
・YONGNUO 軽量自由雲台型アンブレラホルダー
・パン棒付アンブレラホルダーBL-D2

■「1WAY式」に準ずるアンブレラホルダー
・しっかり止まる、堅牢アンブレラホルダー
・1WAYアンブレラホルダーBL-D
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$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

「1WAYアンブレラホルダーBL-D」は、ギザギザの硬質プラ製の2枚のプレートがかみ合って、しっかり止まる仕組みになっています。なるほど、シンプルながらよく考えられていますよね。

止めねじを緩めるとプレートに隙間ができ、カチカチ音とともに、細かいクリックで角度を調整できます。
動きはかなりスムーズなので、微調整も得意です。

プラ製のギザギザは使っていくうちにナメることが心配されますが、
「深く刻まれている」「調整するときに隙間ができる」ので、ギザは減ってこない構造です。
固定感は、本当にしっかり止まります。

「アンブレラホルダー」の紹介で可動域を注視していることって、あまり無いとおもいます。
しかし、どこまで動かせるか?って重要なことだとおもいます。

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

そこで可動域の検証してみました。
普通は180°程度なのですが、こいつはスゴいです。
写真で見て分かるように、なんと!約270°も可動できてしまいます。
(アンブレラを挿して使う分には180°で十分ではありますが・・)

しかも、コイツはタダのアンブレラホルダーではありません。

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

付属の「樹脂製シュー」を外し、カメラねじ(オス)に付属のアルミダボをつけます。
逆さまにして、スピゴットやダボをいれる穴に棒(Φ15~16mm)のをさします

日本用ライトスタンド(17mmメス)で使える「トレペたらし棒」の完成です。
ね?凄くないですか?


尚、棒はクイックルワイパー(初期型)の柄がピッタリでした。
分割式なのでカバンの中に入って便利です。※現行型のクリックルワイパーでは使えません。多分・・

案外、この役割をしてくれる機材ってないんですよねぇ・・・。
とにかく、「1WAY式アンブレラホルダーBL-D」は多芸なヤツです。
工夫次第で、まだまだいろんなことに使えそうな予感。。

欠点をいえば、やや重いってことですかね。
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「しっかり止まる、堅牢アンブレラホルダー(本体+付属品)」=160g
「1WAY式アンブレラホルダーBL-D(本体+付属品)」=214g

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50gほど「しっかり止まる、堅牢アンブレラホルダー(本体+付属品)」の方が軽いです。

アンブレラホルダーだけ(真ん中に照射できなくても気にしない)として、お使いになる方は、
やっぱり、「しっかり止まる、堅牢アンブレラホルダー」が良いのかもしれません。

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

キット内容:・BL-Dアンブレラホルダー(本体+付属品)・値段のわりにヘロくない小型自由雲台(中心を狙えるようになる)・真鍮製16mmスピゴット(無いと困る

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「1WAY式アンブレラホルダー完全キットBL-D」の良いところ
・カチャカチャ1軸方向にスムーズに動きます。
・しっかり止まります。
・高さのあるクリップオンでも、傘の真ん中を狙えます。
・高さのあるクリップオンでも、ソフトライトボックス(SDK製)が使えます。
・棒があれば、トレペたらし棒としても使えます。(他にも、棒の固定で使えそう)
・でも、やや重いです。
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今回、トレペたらし棒にするアイデアをご紹介しましたが、
まだまだ、こいつには底力がありそうです。(私は本当にコレは良いと思っています)

50g重くなるのはやむなし!と考える人には、
将来性のある「1WAY式アンブレラホルダー完全キットBL-D」をオススメしまっす!

★連日お伝えしている「1WAY式アンブレラホルダー完全キットBL-D」「パン棒付アンブレラホルダー完全キットBL-D2」を販売ページの棚にあげました。「使えるストロボ周辺機材売場」に置いていますので、見ていってください。

そこそこ軽くて頃合いの良い「しっかり止まる、堅牢アンブレラホルダー」が、
気になる方は過去記事:→▲頃合いの良い、アンブレラホルダーが欲しい!をごらんください。






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