YONGNUO YN160 の正体を暴く。新型LEDライトの全貌があきらかに!!




期待の新人ポータブルLEDライト、
「YONGNUO YN160 panproduct.CustomEdition」
その知られざる正体を暴いていきましょう。

何故、panproduct.CustomEditionか?
それは前回の記事↓をご覧下さいね。
→純正品の記事:YONGNUO YN160「カッコイイプラ製アームには気をつけろ!」の巻

精度の悪いクレイアニメで恐縮ですが、
トップ動画は、じっくりご覧いただけるようファッションショーの様にくるっと回してみました。
YN160の全体像の雰囲気が分かると思います。

そのライトパネルの大きさはハガキより一回り大きい15×11.5cm
厚みは5cmとHDV-Z96やTOPTEC DV-112T・TAより、2まわりほど大きめ。
本体のみの重さは約305g(panproduct.CustomEdition)
付属の「自由雲台付マウントアダプター」が110g。合わせると415g(電池などを含まず)です。

では、操作部を見ていきましょう。

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

電源は「単三電池×6本」「SONY NPシリーズLi-Ionバッテリー」もしくは
「Panasonic GCR-D16S/D220」で駆動します。
電池もリチウムイオンバッテリーも使えてポータブルとしては理想的です。

電源SWは押しボタン式ですが、
しっかり奥まで押し込まなきゃいけないので、
うっかり鞄の中で電源が入ってしまうこともなさそうです。

調光ディマーは無いですが、+とーのボタンの操作で11段階16段階の調光が可能です。
調光幅は「3.0EV(12.5~100%)3.0EV以上(~12.5~100%)」と、実用には問題ありません。

バッテリーの残量チェックボタンがあり、
赤色のランプで残量チェックが可能です。
撮影時に電池の心配をしながらって、イヤなもんですから、助かりますよね。

次に光源部の特徴です。

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

凄くギンギラギンです。その中に160個の5600基準の高輝度LED素子が160個並んでいます。

鏡面リフレクターと、内銀バーンドアで光量の増幅をする仕組みです。
Z96でも感じたのですが、鏡面リフレクタって侮れないですよ~。

おーーーっと、もうこんな時間、、、
帰らねば・・・・
この記事は少し長くなると思いますので、
続きを明日仕上げます。


今日のところは堪忍してください・・・・・。

to be continued..
I’ll be back.
(どっちも古っ!)
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2/14
何事もなかった様に、記事を続けます。

で、肝心のYN160の本当の実力をお伝していきます。
まずは下の検証結果をご覧下さい

撮影値はいつもの通り、
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撮影データ:F5.6 1/30秒 ISO400 1m 幅2.7mの背景紙に照射
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$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

なんと、MaxでF8.0という数値が出ました!
驚きの明るさです!!

露出計測定値だけでいうと、Z96×3台(横つなぎ)と同じ値です。
Z96を2台つなぎ(LED数計192個)と同じだったら分かるのですが、
3台つなぎと、同じとは・・!!明るいです。

参考記事:→F&V HDV-Z96×3の実力は?

もちろん、照射範囲の広さではZ96×3にはかないません。
しかしながら、LED素子数160個でここまで明るいとは・・・!

最初に私がYN160を点けてみたときの率直な感想は、
「食卓にYN160を吊り下げると、4人家族が普通に夕食が食べられるよなぁ・・」と感じました。
キャンプや災害時に、これがあれば必ず役に立ちそうです。

前にもお見せしましたが、アメリカの方が比較の動画をアップさせれていました。
今一度、見てください。YN160のパワーをイメージしやすいとおもいます。



一目瞭然とは、、正にこのことです。

でも、Z96等の100個モデルに比べて、LED個数が1.5倍ほどなのに
どうしてこんなに明るくなったのでしょうか?

$デジタル撮影時代、周辺機材の最適化計画

上の写真はYN160の鏡面リフレクターですが、
発光面の鏡面だけではなく、深さが1cm程の鏡面部があります。
立上がり部(深み)をやや斜めにすることで、LED発光部の光を受けて乱反射するようです。

これは「三面鏡の合わせ鏡」の原理ですね。
みなさんは子供の頃、三面鏡に自分を映して遊んだ覚えはないですか?
ちなみに私は、無限に増幅する自分の姿をみてミステリアスな気持ちになったものです。

自分が発光体だったら、、と置き換えて想像してみると、
鏡面での光の増幅も何となく理解できませんかね?
このことでYN160は光量増幅していると、考えています。

鏡面だけではなく、内銀のバーンドアも有効なようです。(角度により鏡面部にも映り込む)
バーンドアをやや閉じ気味にすると、露出計では0.2EV程明るくなりました。


★ちなみにバーンドアは、持ち運びのときにはカバー(蓋)になって便利です。

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【 調光についての検証 】

で、先ほど検証して分かった新事実!
「11段階調光」と最初の段階では伝えてしまいましたがそれは間違いでした。
正しくは「16段階」でした。すみません!
調光幅も3EVと言っていましたが、それ以上(約4EV)という事実も判明しました。
・・・初期発表より、能力が高くなったので許して下さい。

そして、YN160は調光キープはできません。
※そもそも、ポータブルで調光キープができる機種は、TOPTEC DV112T(TA)しか知りません。
つまり、電源を一旦OFFにしてONに戻すと、
先ほどの調光状態にはならないということです。

最低出力=「1」とし、最高出力=「16」とすると、
一度切って電源を入れ直すと「9」(最高出力から-1.2EV程度)になります。

調光操作ですが、調光SWはポチポチ押してワンクリックづつ調光もできますし、
長押しすると、一気に出力をかえることもできます。(自動送り)

尚、ワンクリックの調光幅は一定ではありません。
出力によって0.1~0.6EVの幅があるようですが使用には問題ないでしょう。
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ディフューザー・フィルター(タング変換・激しい青・激しいピンク)が、
付属していて差込式になっています。厚めのプラ製で、しっかりしていますよ。


キット内容は写真の通り。
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本体・専用布製ケース・ディフューザー・カラーフィルター(タング変換・激しい青・激しいピンク)・取扱い説明書(英文)
自由雲台付ホットシューマウントアダプター・Panasonicバッテリー用変換アダプター
※SONYバッテリーはそのまま本体につきます
SONYバッテリー=SONY NPシリーズバッテリー(NP-F550/F750/770/F960等)
Panasonicバッテリー=Panasonic CGR-D16S/D220バッテリー等

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今回はYN160の全貌をお伝えしようと、ものすごい長い記事になってしまいました。。
申し訳ないっす!

凄く明るく、ヘロヘロアームではない、
「YONGNUO YN160 panproduct. CustomEdition(略してYN160CE)」は近日発売予定です。

※おそらく普通のYN160は純正品は、他でも売り出されるとは思いますが、
弊社のモノ(YN160CE)とは違います。
くれぐれも純正品にご注意ください!!

→純正品の記事:YONGNUO YN160「カッコイイプラ製アームには気をつけろ!」の巻






爆裂光量の”YN160CE”がどーしても欲しい人は即リック!

カテゴリー: YN160 CustomEdition, LEDライト機材, 使えるポータブルLED パーマリンク

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