ラジオスレーブRF-603のメンテナンス方法



撮影機材マニアの皆様こんにちは。

私は今、銀座のベローチェにいます。
NPS(ニコン プロフェッショナル サービス)にD3とD800Eのセンサークリーニングをお願いして、その待ち時間です。MacBookEiya!でブログ記事を書いております。(遅いXiテザリングで・・)

本日のブログは、人気沸騰!もはやスタンダード機材ともいえる、ラジオスレーブYONGNUO RF-603のメンテナンス方法をお伝えしよーとおもいます。


RF-603をクリップオンストロボで使う場合、ストロボの重みも加わり、RF-603のホットシュー部にかなりの負担がかかってしまいます。そのため、使っていくうちに内部のねじが緩んできて、シューがグラグラになってきます。(私の場合、RF603の4機のうち、3機がグラグラしていた・・)


RF-603をお持ちの方は、ご自分のRF-603のシュー部に緩みがないか?今すぐチェックをしてください。シューをひねってみてグラつきがなければOKです。

もし、グラつきがありましたら、使用を控えてください。そのまま使うと、クリップオンストロボを落下させちゃいますからね。


【RF-603のシュー部グラつきの直しかた】

※本記事ではメンテナンスの方法はお教えします。基本直す方法ですが、分解作業が必要なので逆に壊してしまうリスクがあります。というわけで、全て自己責任でお願いします!(壊しても当方一切責任をとりません!そこんとこヨロシクゥ!)


用意するのもはただ一つ!0番プラスの精密ドライバーを用意してください。(なるべく百均のドライバーはやめてください。ねじを壊してしまう可能性がありますから・・)


①電池ボックスのフタを取り外します。RF-603ボディーは、3つのプラスネジで固定されています。(赤丸の箇所)


②3つのネジを緩めます。(写真ではドライバーが斜めに入ってますが、これはダメです。ドライバーは必ず垂直にいれましょう。。)


④3本のねじを緩めると、RF-603のボディが、写真のように2つに開きます。ゆっくり開いてください。(わりと簡単に開きます)

※注意点!内部で細いリード線でつながっているので、引っ張りすぎないこと!リード線の半田付け部がとれちゃうと壊れちゃいますよ!


⑤シュー部の金属プレートは赤丸の3本のねじで固定されています。ここの緩みがグラツキの原因です。


⑥赤丸の3つのねじをしっかり締め込みます。※くれぐれも、繋がっているリード線を引っ張らないように注意してください。


⑦プラボディーをはめ込み、3本のねじを締めてボディーを組み上げます。必ず、電池ボックスの接点は写真の位置になるようにすること!

⑧最後に電池を入れて動作チェックをしてください。(もし電源が入らなかったら電池ボックス接点の組み込み方が良くないことが考えられます。⑦の写真をよく見てやり直してください)


作業時間は、分解作業になれてる人で5分程度です。なれてない人でも10分もかからないでしょう。

※内部リード線に注意を払う事。
※ねじをなくさないように注意すること。
※組み上げのときに電池ボックス接点を正しい位置にすること。
※極端に手先が不器用な方はやめておきましょう。
※グラグラしてないRF-603は分解しないこと!(余計なリスクをさける)


も、一度言っておきますが、このメンテナンスは全て自己責任でお願いしますね・・・。(懸命な皆様はお分かりですよね?)

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