ズミクロンR50mmを絞って撮ったポートレイト



皆さん・・・むちゃ寒いでスなぁ・・・。。今年は本当にさぶい・・・・。
今夜から明日にかけて、またまた強い寒気が日本列島に流れ込んでくるようです。。。。(もうヤメてケレ!)

昨日の記事でライカレンズ4本の開放ポートレイトの作例をお見せしたのですが、よくよく考えると、絞ったライカレンズの作例を見せてこなかったことに気づきまして〜。。

今日はサクッっと、ズミクロン-R50mmを絞って撮った作例をお見せして、雪が降ってくる前に、とっとと帰りたいとおもいます。

作例は、NikonD3にSUMMICRON-R50mmをくっつけてF5.6まで絞って、ストロボライティングで撮っております。(被写体までの距離は約0.7m・・・)

早速、ごらんください・・。

※クリックすると2832pxのD3原寸画像がご覧いただけます。。(できれば、お家のPCで見てね!)

諧調を見てもらうためにモノクロ仕上げにしております。。。

どうですか〜!この豊かな諧調感・・・!それにスッキリクリアーですよねぇ・・・。

開放で撮るとポアポアしているズミクロンR50mmですが、絞って撮ったら諧調豊か、そしてとってもシャープです。

どうしてF5.6で撮ったのか?

それは、この距離(0.7m)で撮るとお顔の前面1/3くらい合焦するからです。この場合、横顔(Profile)ですから、お顔のアウトライン(輪郭)の少し手前からボケるように考慮しました。(拡大してもらうと確認できるとおもいますが、メガネの手前レンズの半分位までピントがあります。。)

こうすることにより、お顔の輪郭手前からボケはじめますから、お顔の重要な部分にはピントが合い、尚かつ立体感が表現できるのです。



この写真のヒストグラムをみてみましょう。
暗部(スーツ)にはドコまでも諧調があり、つぶれていません。明部(背景)は白飛びせず、奥行きの深い美しいグラデーションを形成しております。

開けても良し、絞っても良し、それがライカレンズ!

私がライカレンズ、ライカレンズ、とクドいくらいこだわってるいってる理由がお分かりになられたでしょうか?(分からない人はスルーしてね)




・・ところでプロの皆さん!この背景の透明感のあるグラデーションをどーやって作ったか気になりませんか?

いやいや、恐らくスゴく気になってることしょう・・・。ちなみに現場は、スタジオでではありません。出先の狭い事務所の端にセットを組んで撮っております。(この現場は福岡・・)

ん〜〜〜〜〜〜この方法は企業秘密なんですけど、、、、、どーしよーかなぁーー言っちゃおうかなぁ・・・・。。。。

よし!この記事を読んでくれた方だけにこっそりにお教えしちゃいますー!(もう2度といいません・・・)

実はですね、人物うしろ1mくらいに背景としてコレを立てて、そのウラから2灯目のストロボ(傘)を透過(カメラ向けに)してグラデーションを作っているんですよ・・・。(飛行機で福岡に持っていった)

あーあー、言っちゃった!!
見にくいようにちっちゃな字にしちゃったけどね・・。








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