超初歩的なピント面の話



超初歩的なピント面の話をします。
例えば、水平な面の被写体 を撮るとします。
まず、カメラを45°くらいの見下ろしアングル に構えて撮ります。

フルサイズカメラ+60mmレンズ、絞りは「F2.8」このレンズの開放値 です。
これは、最もピントが合う距離が浅い設定 です。(被写界深度が浅い設定)


文章の上下の真ん中くらいにピントを合わせました。
文章の上と下が、読めるかどうかギリギリまでボケちゃいましたね。
最もピントが浅い絞りの設定(開放)ですから、まぁこうなることも予想はできましたかね。


同じ絞り設定と撮影距離を同じにして、
今度は、真ふかんアングル で撮ってみましょう。


最もピントが浅い絞り設定にも関わらず、
文章には、ほぼほぼピントが合ってることがわかると思います。



ピントの合う面の進み方 の線で書き込んでみました。
被写体のピントを合わせたい面が、この線に近いほどピントを合わせることができます。言い換えてみると、被写体のピントを合わせたい面の正面から撮るほどピントが合うということです。

逆にピントを浅く撮りたい場合は、「ピントの合う面」に角度をつけると良いことになります。


作画の意図が決まったら、絞り値を考える前に「ピント面を考えたカメラアングルの選択」することが大切 だとおもいます。超初歩的な話ではありますが「撮影の基本中の基本」でもありますから、読者の皆さんにはしっかり意識していただきたいです。

ちなみに、iPhoneカメラ撮影でも同じですからね。(センサー面が動かせないカメラ全てでいえます)


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