商品撮影、背景紙の幅は余裕があるに越したことない(背景も被写体に写り込むんだよ)



四六判(78.8cm×109.1cm)の白ケント紙を背景 に、円筒形の被写体 を撮ってみました。


一見、ちゃんと写ってるようにみえますが、


よく見ると、エッジの写り込みが不自然な境界になっていました。


実は、白ケント紙の境目が写り込んでいたのです。


考えられる対策としては、
背景側にレフ板を置いて、被写体から背景の境目が見えなくすることですかね?


境目はまっすぐになりました。
でも、本当は境目自体を消したいだけどね。


実はですね、
円筒形のこの境界線を消すには無背景をうんと大きくする必要があります。 ※写真はイメージ、ここまで大きい必要はないです。

私の経験からすると、2.7m幅の背景紙(ロールのバックペーパー) くらいは必要じゃないかなぁ。(こんなちっぽけなモノなのにね..)

つまり、
背景紙の役割は「無背景に撮る」だけじゃない!
ということなんですよぉ。


これ、昔、有田の白磁作家さんのお家で撮った大きな丸型壺なんだけど、これは円筒形どころか、さらに難易度が上がる、ほぼ球体。。。持ち込んだ黒布背景を使ったんだけど、当然のことながらそんなに大きい布ではありません。
だから、どーしても、壁との境界を消すことができませんでした。。(場所は8畳間くらいだったかな)

すごく大きな背景を佐賀に持って行って、作家さんのお宅に設置する、、、なんて、到底無理な話でございまして、
早めに「諦める」という決断をするのが賢明な選択だとおもいます。


 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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