想像してみてください。
ここは北向きの「小さな窓」が一つだけある昼間の部屋。
今日はこの部屋でイメージ写真を撮ることを考えてみたいとおもいます。
窓際に机があると見立てて、美しい光の撮影照明キット のソフトボックス(50×50cm)を垂直に立てみました。
ここは北向きの「小さな窓」が一つだけある昼間の部屋。
今日はこの部屋でイメージ写真を撮ることを考えてみたいとおもいます。
窓際に机があると見立てて、美しい光の撮影照明キット のソフトボックス(50×50cm)を垂直に立てみました。
タイプライター(今回の被写体)を窓際のテーブルに置いてみます。
まずはあなたの目でみて、タイプライターに良い感じの光が当たっているに見えるポジションを探してみましょう。このとき気に入らなければ、見る位置だけではなく、タイプライター自体を回転させ調整するのも良いでしょう。
そして、良い感じの見る位置とタイプの角度が決定後、カメラを構えます。(目で見て考えて、カメラを構えるのはそれから..)
そして、良い感じの見る位置とタイプの角度が決定後、カメラを構えます。(目で見て考えて、カメラを構えるのはそれから..)
シャッターを押して撮れたのがこの「窓辺のタイプライター」のイメージ写真です。窓辺ながらも、壁が遠い部屋の設定。なのでシャドーが暗くなっています。ドラマチックではありますが、昼間感が弱いようにも思います。
そこで、白壁が近くにあるような小さな部屋の光になるように、白壁に見立てたレフ板(白)を置いてみました。
若干ながらも昼間感がましました。
本当の白壁を上手く利用すると、もっと窓辺写真に近づけるとおもいます。(机とライトの位置を工夫する)
本当の白壁を上手く利用すると、もっと窓辺写真に近づけるとおもいます。(机とライトの位置を工夫する)
最後は、カメラアングルを変えてみた手持ち撮影イメージ写真。(レフ不使用) ままの状態で、良いと思うポジションを探してみただけ。しっとりとした光が入る小窓が連想されたらいいなと考えました。
※イメージ写真のライティングは「リアリティーのある光の環境を作る」で良しとおもう。
いつもは「ライティングの形(カタ)」をお教えしている本ブログですが、イメージ写真とはいえ今日はどちらかというと逆アプローチ。ライトを窓に見立てて動かないものとし、被写体とカメラポジションを探ることをしてみたというわけです。
「形(カタ)」に従えばそこそこ上手く撮れるので、いつもはご案内していおりますが、
本当に大切なことは、「ちゃんと光を見ること」 です。言い換えると、いい光を探すことともいえます。
難しく考えずに、ただただ良いと思う光を探すだけ。
このことさえ理解していれば、ライティングのアプローチも上手になるはずです。普段から良い光を見極めることを意識するだけで、ブツ撮りの結果もかなり変わるとおもいます。(繰り返して鍛錬すると見えてきます)
※イメージ写真のライティングは「リアリティーのある光の環境を作る」で良しとおもう。
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