本気の4重露光でOLYMPUS OM-4を撮ってみたさー



写真学校の学生時代に使っていた「オリンパス OM-4」です。当時、こいつを持って、ほぼ毎日、大阪の西成区界隈(阿倍野旭町・釜ヶ崎・新世界・じゃんじゃん横丁・飛田新地・山王町等)で写真撮っておりました。

思い出話はさておき、
今日は、OM-4をまぁまぁ本気でライティングして見た写真がコレ。キリヌキ写真ではなく、一部画処理をしたものの、基本、背景活かしの「カクハン写真」。
しかも、「50cmソフトボックス(inside 高演色LED電球」を1灯でライティングしております。。


1灯で4方向から照射した4枚の写真を「例の方法」で合わせました。
※引き気味の構図になった理由は、これ以上寄るとピントが浅すぎたからです。

① 真トップだと、カメラ軍艦部のプリズム(とんがった部分のおでこ)が光を受けてしまいすぎるので、光を逃がすため、かなり逆トップから照射。
② カメラ前面右側エッジ及びカメラ右前面を照射。(このときレンズに映り込まない位置に調整)
③ 前面及びレンズを照射。(画像処理時にレンズ部を選択し、明るさコントラスト彩度調整を施すというズルをしている)
④ カメラ前面左側を照射(このときレンズに映り込まない位置に調整)


今回も手持ち照明だったのですが、ウチの事務所の床がやわいため、完全同ポジで撮るのが難しく11テイクもしてしまいました。途中から足の踏み場を動かすことが良くないことに気づき、「」をつけて、足を動かさずにやると完全同ポジで4枚がピッタリ重なるようになりました。

まぁ4灯ライトを固定してやるほうが結果的に早く済んだかもしれませんが、「例の方法」では、レイヤーの「不透明度」でバランスを調整することができるメリットは大きいです。(まんまじゃ、フラットなライティング過ぎた..)

それぞれのバランスを調整したあと、レイヤーを統合し、最後に全体の明るさコントラストを「トーンカーブ」で調整して、TOP表記の完成写真になっています。


このように、頑張れば「ソフトボックス1灯」でも、このような繊細な表現の写真が撮れるということです。まぁ、かなり頑張らないと、うまくいかないでしょうけどね。

50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

 高演色LED電球 Sh50Pro-S

16mm♂♀ダボ付 [Bo30-50cm♂♀]


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