カスタム障子紙ディフューザーの効果のほどは!?



今日は「 美しい光の撮影照明キット 」を使い、「床置き、斜ふかん撮影用のセット」を組んでみました。(ソフトボックスのフレームが頑張ってくれた..)


「床からのサイド光」にしたいので、「スタンドを倒して使う」という大胆な技を使いました。


逆側には、 秘伝のレフ板 を被写体から、離しめに配置。雰囲気を活かすために、レフの効果は弱めに(影部を明るくしすぎない)しました。※レフなしだと元箱の暗部がベタ黒になるため、ほんの少し..というイメージ


という条件を前提に、
「付属 標準ディフューザ」と「手作り 障子紙ディフューザ」を付け替えて、撮り比べてみようというのが今回の趣旨..。

「障子紙ディフューザに付け替える意味あるんかい!」という疑問に答えてみたわけですな。

※「障子紙ディフューザ」は、一昨日の記事「50cmソフトボックス用」のシェードを作る設計図(半分カットなし) 通りに、障子紙で作ると自作できます。ロールの障子紙は、クルクル力が強く、すぐ丸まっちゃうので、文鎮などで押さえる必要がありますけど..


結果はこの通り。
ほんの少しですが、「障子紙DF」は、標準DFより「フラットで柔らかい光」になったとおもいます。

・標準DFの元箱の内部の光の当たっている部分から影になるグラデーション部をみると、極端に暗くなっている。

・箱の畳上に(ほんとはゴザ)落ちてる影のグラデをみると、障子紙DFの方が若干柔らかい。


成果物は、かなり分かりにくかったですね。なので、その光源自体の写真を暗めに撮ったものを見比べてみましょう。こちらは違いがはっきり分かります。

標準DFは「紗幕」のような素材でできているので、「LED電球の光の芯」がうっすら見えます。(そのうえ、十字に光が走ってます)つまり、厳密には「光ムラ」があるということ、一方の障子紙DFは全体的にフラットです。この違いは、照射された被写体にも少なからず影響してくる と考えられます。(フラットな分、障子紙DFの光量は1/3EVほど減光されます)

分かりやすく例えると、「標準DF = レースのカーテン越しの光」「障子紙D = 障子越しの光」って、とこでしょうか。(ま、ちょっと大げさな例えですけどね)

「このくらいの違いなら、気にならなーい!」って人は、そのまま付属のヤツを使ってください。また、1mmでも美しい光が欲しい!と高みを目指す品質重視の人は、この「カスタム障子紙ディフューザ」を作って、替えてみても良いかもです。(作るのに多少の努力が必要..)

↓ ソフトボックス + 高演色LED電球 + スタンドのキット!
美しい光の撮影照明キット

↓ E26のソフトボックス単体ね。
50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

039|撮影用大光量50W 高演色LED電球



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