TASCAM DR-10L(簡易ピンマイク)をリアルタイムモニタする方法(弊社取扱い外品)


えー、今日は弊社で売っているものの話ではございません。先日の動画撮影で大変役に立った道具のお話をします。

スチールカメラマンが動画を撮るときに、必ず悩むのが「音声収録」。インタビュー形式のような、そのお話(音声)が一番重要な動画の場合、声がちゃんと録れていないと、成り立たないです。ガンマイク等々、色々試しましたが、中々良い結果が得れず、困っていました…。(ぼっち3カメ撮影の場合、手が足りず、音まで頑張れない…)

先日、そのような動画撮影があり「どーしたもんじゃろの〜」と思っていたところ、先月、使えそう良さげなものが発売されました。

それが、TASCAM DR-10L ピンマイクレコーダーです。

超小型のPCMレコーダーに、付属ピンマイクを直接入力するというものです。本格的な音声さんが使うようなプロ仕様のものではありません。価格もお手頃です。

どこまで、お仕事で使えるレベルかわかりませんが、TASCAM製の新製品ということもあり、期待することにしました。

センターカメラの絵はこんな感じ…。襟にマイクをつけてもらい、机の中にレコーダー本体を隠します。

ただ、このままでは、ちゃんと音が録れているか、リアルタイムではモニターできません。

そこで、最近Appleも売り出した、ワイヤレスイヤホンみたいなのが使えるのではないかと考えた次第です。かつて、Bluetooth通信のヘッドセットを買ったことがあるのですが、つながりも悪く、音も途切れ途切れ、、全く使い物にならなかった覚えがあります。しかしながら、Bluetoothもバージョンが上がり、最新はVer5もあるようでして、昔とは進化してるはずと考え、ネット情報を参考にし、買ったのが。JPRiDE JPA1 MK-II Bluetooth イヤホン AAC aptX対応です。(うまくいくか分からないので試すには、Apple製のは高いのでスルーしました)

で、DR-10Lには当然Bluetooth機能はないので、音声を送信する道具も必要となってきます。

Bluetooth送信機というものは、様々なメーカーから発売されており、色々迷ったあげく、これだ!!!って、最後は、確証のないアテ感だのみで買ったのが、Inateck apt-X HD Bluetooth オーディオレシーバー&トランスミッターBR1006 ってやつです。

DR-40Lに、付属していた「3.5mオスオスプラグ(3.5mmAUX対3.5mmAUXプラグ)」で合体させます。このトランスミッターBR1006は、マッチ箱より軽いので、オンカメラのマイク(レコーダー付)にも取り付けられ便利です。(軽すぎるので、重さの負担には全くならない)

今回使った、ピンマイク(ワイヤレスモニター機能あり)のシステム全図はこうです。

全部でコレだけですから、荷物が増える感覚は全くありません。(重量も激軽..)

で、最後に、肝心情報。このシステムを使った「効果」と「使用感」を箇条書きで書き出しますね。

・ こんな簡易型ですが、ピンマイクの「音声収録」能力は絶大!(声クリア〜) ガンマイク(安物)とは比べ物にならない!!!(さすが音声専用マイク) 

・ 暑かったので空調(風量弱)入れながらの収録でしたが、Adobe AuditionCCのノイズリダクションを使えば、ほぼほぼ空調音が気にならないレベルになる。

・ 軽い無線イヤホンなので、撮影のジャマにはならないし、モニタできるのは安心感がある。

・ Bluetoothのペアリングは簡単! 一度ペアリングすると、どちらも覚えるので、次からはほぼ勝手に繋がっている。

・ とは言え、アイフォンとかスマホのBluetoothは切っておいたほうが良い。

・ 音声遅延は、感覚的に「2/30フレーム(0.1秒以内)」ほど、ある。(aptXで接続している模様..ま、モニタだから仕方ないかレベル)

・ Bluetooth4.1の接続は、かなり安定的(たま〜、にアレ的?なときもあるけど…)

・ DR-10Lのレベル(MIC GAIN)Mの(デフォルト)で良い。(一つ上の「H」で録ったが、デュアル録音の低レベルファイルを使用したくらい..「M(デフォ)」で良かった..)

・ イヤホンの音は、オンラインイヤホンほど大きくできない(DR-10Lの出力がそうなんでしょう)

※ DR-10Lには、「microSDカード」が付属しますが、その他の「microSDカード」では使えない場合があるよう。実際うちにあるのは使えないのがあったし。(心配だったら、シリーズ製品の「対応メディア表」参照)

このシステムの評価。私的結論は、

「BUY NOW!」

で、いーとおもいます。(特にDR-10Lは!です。その他は、もっと良い物があるかもです..)

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【V860IIとX1T】ストロボでレフ板のように「晴天影おこし」をする時、TTL発光の補正値は!?


最初に、本題とは関係ないご報告を一つ。

実は本ブログ記事は、昨日のBlogで365日(1年)「休みなし」連続更新という、どーでもいい記録を打ち立ててしまいました……。思い起こせば、中居は2016年7月19日に疲労のため(?)ナゾの発熱をしてしまい、2日間Blogをお休みして、再開したのが2016年7月21日ですから、鳥谷選手の如く、頑張っているわけですな。(この話はここまで..)

さて、今日の本題。

TTL対応のクリップオンストロボを、レフのように「影おこし」に使いたいときの、TTL補正値はどれくらいなら、いー感じになるでしょう!? という検証をしてみたいとおもいます。

いちお「日中シンクロ」という手法ですが、ストロボの光をなるべく目立させないというところが今回のポイント。。なんだったら、ストロボを使用したがバレない感じがベストです。

使うカメラは、革命児ミラーレスの「SONYα9」。それにいつものようにライカレンズ(エルマリート-R28mmF2.8)を取付けて使います。

そして、使うストロボは、TTL・HSS対応機の「GodoxV860II-S(ソニー用)」! そして無理矢理オフカメラフラッシュにするために、TTL・HSS対応ラジオスレーブ「X1T-S(ソニー用)」を使います。(正直、オンカメラフラッシュでも結果は同じようなものでしょう..)

これらを使う理由は、ただ一つ! 単なる「取扱い商品の宣伝」のためです…。

で、V860II-Sは「赤枠」の設定になっていれば「X1T-S」からコントロールできます。

カメラの設定は、「絞り優先オート」にし「露出補正」を「-1」にします。(他社製マニュアルレンズのため、オートはコレしか使えない..)

ストロボ無しでそのまま撮ると、こんな具合。。真夏の晴天日中は、このように影がキツくなりますもんね。。 レフ板があれば楽におこせるんですが、レフ板の用意が無いときもあるでしょうから、今回の検証を覚えておいても損はないでしょう。

「X1T-S」をTTLにし、補正値を変えていきます。(V860II-SもクループAと1chに合わせる)

それでは見ていきましょう。

※+補正はまず無いと考え、試していません!
※1/3クリックで補正値を変えていきましたが、全部見せるとややこしいので、1EV刻みでお見せしております。

「補正なし(±0)」は、「如何にもストロボ当てて日中シンクロしました!」的な絵になっていますよね!? さり気なくレフのようにおこす、には当てはまらないですかね。

「-1EV」も、私の好みでいうと、やや当てすぎ感があります。

「-2EV」は、ストロボ使っている感がなく、いー感じではないでしょうか..。

「-3EV」も悪くはありません。「ストロボ無し」と比べると、ちゃんと影が明るくなっていることが分かります。それに「ストロボ使ってる感」は0に近いですから、さり気なさは抜群です。

今回、カメラから1mくらいの距離から、フレームいっぱいの大きなモノを撮ったので、この結果になっているとおもいます。(28mmレンズでね..) 被写体がフレームに対して小さい場合などは、補正値が少なくてもいいかもしれません。

ただ、一つ言えるのは、、

ストロボをレフみたいに使うには、
TTLストロボのマイナス補正をかけるべし!!
(う〜んと、マイナスかけてもいーかもね)

↓ SONY用もあるでよー!
Godox V860 II(TTL対応モデル)

↓ X1T(送信機)だけで使えるよ!
Godox TTL対応ラジオスレーブ【X1】

あ、そうそう、大切なことを云うのを忘れておりました!

今回使用レンズのライカ エルマリート-R28mmは、開放(f2.8)で使いました。

夏の晴天下で開放だと、、、シャッタースピードが「1/1600秒」になってました。。

ということは、、、、、通常シンクロではなく、ハイスピードシンクロ(HSS)に勝手になってました!!

Godox X1T-S君が、自動的に配慮してくれたということですな。。。(X1T君は、エラいなぁ….)

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ミラーレス機で動画手持ち撮影だったら、このハンドルグリップでいーかもね。


昨日、お伝えしました動画撮影(もちろん、おひとり)が、今日ございまして、、、、さっき、白金台に戻ってきました。

で、SONYα9の「手ぶれ補正」を期待した「手持ち撮影」をするのにあたり、「やっぱ、グリップくらいはあったほうがいーかも..」と思いたち、急遽このようなものを作ってみました。

ホットシューマウントアダプター II型 + アセンブリ・キューブ ver.2.0 + 軽量カメラ用グリップ

吊り下げ式のハンドルグリップです。(ホットシューとキューブの間の締込みは、プライヤーを使って動かないように固定) で、念のために言っておきますが、アクセサリーシュー(そんなに強度があるわけでない)を使うので、「重いミラーアリ一眼」では、この方法はやめといた方がいいです。(軽いミラーレスに軽いレンズ、で使いましょうね。。)

本日の現場の証拠写真です。フィックス(三脚固定)2カメ、手持ち1カメを使いました。(証拠写真を撮るのに、もう1台a7を使いました…)

実際には、カメラの下にもグリップを付けまして、両手対応もできるようにしました。。。

撮影終了後の現場写真です。荒れてますよね。。ま、おひとりで3カメもしたんですから、こーなるのもしゃーないですわな。。(この写真も、第4のカメラで撮影…今日はこんなもんで許してや~)

1081ホットシューマウントアダプター II型

アセンブリ・キューブ ver.2.0

軽量カメラ用グリップ

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