湯気や煙をクッキリ写すための秘訣とは!?



うーん、なんだかアートっぽいけど、こりゃいったいなんなん???
答えは「線香の煙」でした!
ところでやたら良く写っているんだけど、どーやったらここまで煙がクッキリ写るのかな?
湯気や煙をクッキリ写すための秘訣


① 背景が黒いこと

一番大切なのは「背景が黒(暗い)」ってことです。黒ければ黒いほどクッキリ写ります。
② ライトはストロボが理想。定常光の場合、速いシャッタースピードが必要
煙や湯気は動くスピードが速いことが多いため、ストロボ光(1/1000秒ほど)を使うことが理想です。LEDなどの定常光の場合は、1/500秒より速いシャッタースピード使いましょう(そのためISO感度をかなり上げなきゃいけないかも..)
③ ライティングは「真トップ」もしくは「やや逆トップ」がベター
サイド光でも煙は写りはしますが、やはりトップライトが一番クッキリ写ります。

今回の実際のライティングは、ソフトライトBOX(50cm) を装着した400wsのモノブロックストロボのやや逆トップライト。現像時にWBを少し青めにシフトしています。煙の場合、少し青っぽいほうがそれっぽく見えますからね。(湯気の場合は白が良い)

このライトの場合、黒ケント紙でもかなり黒くなるのですが、できるだけ黒くしたかったので「ウールペーパー(109cm×10m)」を使用しました。

無風で真上に真っ直ぐ上がる線香の煙も潔くて良いのですが、手で少し気流を乱した方が煙が可愛い踊り方をすることを発見しました。。なんでもやってみんと、分からんもんですな。

あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓
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作業プロセス写真も「美しキット」あると分かりやすくなるよ!(効かなくなったVブレーキを復活させる方法)


先日、目黒の駅前(横断歩道)を自転車で歩道安全スピード走っていると、4,5才くらいの男の子が向こう側から勢いよく走ってきました。前をみて走っているにもかかわらず、よりによって私の方向にどんどん曲がってくるではないですか!? 後ろにいたお父さんが 「危ない!」と叫び、私も急ブレーキをかけて停止していたのですが、男の子の勢いは止まらず、危うく男の子に轢かれてしまいそうになりました。(轢かれるまで20cmくらい) 男の子が止まれなかったので、「男の子に轢かれそうになった」という表現をしたわけで、お父さんも子供が悪いことは分かっていらっしゃるようで、その場で「すみません」と謝っていただきました。

でもですよ、仮にあたっていたら、多分私が悪者になるんでしょうね。(私は完全に停止していましたけど..)

ただ、この時にブレーキの感覚が「ヌルっ」としてて効きがやや悪かったのも事実。効きがよければ、さらに手前で止まれていたはずです。

そんなわけで、これを機会に今日は「Vブレーキ」の調整を行おうとおもったわけです。Vブレーキの場合、定期的にメンテナンスをする必要がありますし、、、

(雨の日止まんない問題があるので、ディスク化しようとも考えたのですが、ホイルまで変える必要があり、かなりコストがかかるため思い止まっております..)

せっかく「ブレーキ調整」をやるわけですから、ブログ記事と合わせてしまえと
「作業プロセス写真」も並行して撮影 し、【効かなくなったVブレーキを復活させる方法】という模擬記事 に仕立てました。

作業場は玄関前のスペース。自然光は入るのですが、カメラの後ろが玄関なので、手前が暗くなる環境です。自然光を主光源とし、補助光として「美しい光の撮影照明キット」を使います。

今日の以下の模擬記事写真は全て「ライトなし」「ライトあり」の比較で構成。補助光効果を感じつつ、ご覧くださいませ。

自転車を少々知っている人に有名な「Vブレーキ」。今日はこれを調整し、自転車の制動性能を復活させようとおもいます。
まずは、5mmの六角レンチでねじを緩めて「ブレーキシュー」を外します。
後輪のブレーキシューが外れました。
「ブレーキクリーナー」や「パーツクリーナー」を「リム」に吹きかけ、リムの汚れを落とします。
ウエスで汚れを落としながら、クリーナーを拭き取ります。大きな汚れが残る場合は、「コンパウンド」や「ピカール」でさらにゴシりましょう
続いてシューのメンテナンス。シューは減っているものの、まだ使えると判断。今回は交換はしないでおきます。
ただ、このピカピカになっている部分があるとブレーキの効きが悪くなります。
こんなときは、「サンドペーパー(100番くらいの粗め)」を平らな場所に敷き、シューを軽く平に削ります。(ピカピカ部がなくなれば良い)
このようにピカピカ部がなくなり、艶消しになっていればOK!
自転車に元どおり「Vブレーキ」を組み直し、片効きしないように調整します。(← 実はここが一番難しい)
えー、今回は作業プロセス写真の補助光の効果を知るための模擬記事でありますが故に細かい説明はしておりません。Vブレーキ調整の細かいノウハウは自転車専門のブログなどでお調べください。

写真の話に戻りますが、。今回の「作業プロセス写真」左と右では、どちらが分かりやすかったですか? もちろん右でしょう。このような説明系の写真では細部まで見えるように、補助光があった方が圧倒的に情報が伝わるとおもいます。

商品撮影(ブツ撮り)を得意としているこの「美しキット」ですが、こーゆー作業プロセス写真の補助光としても役立ってくれるということをガッテンしていただけましたでしょうか!?

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HASSELBLAD Carlzeiss Distagon F 50mm f/2.8 T* の無駄話。


これまで私中居は、ほぼほぼライカレンズを使っておりました。ところが最近、スタジオ撮影(ライティング撮影)では、ライカ以外のとあるレンズを使うことが多くなってきました。
そのレンズがこれ!

ハッセルブラッド カールツァイス ディスタゴン F 50mm F2.8 T*
(HASSELBLAD CarlZeiss Distagon F 50mm f/2.8 T*

本来、私はツァイスレンズは好みではありません。しかしながら、これはハッセルブラッド2000FC用に、ツァイス社が本気の本気で作った特別なツァイスレンズということを知っており、どうしても見過ごせませんでした。

※通常のハッセルシステムではカメラ本体にシャッターなく、レンズ内にレンズシャッターが搭載されているのだが、のちにカメラ本体にフォーカルプレーンシャッターを搭載した2000FCシリーズを発売。レンズ内にシャッターユニットを入れる必要がなくなったので、本レンズを含む「Fシリーズ専用」のレンズが生まれた。シャッター組み込みという制約がなくなったので、ツァイス社は思う存分、理想のレンズを作ることが可能となる。
※残念ながら、2000FCはすぐ壊れる耐久性がないカメラだったので、プロには全く普及しなかった。

気品がありモノの形を歪めない恐ろしく正確な描写。このディスタゴン50mmF2はスタジオ撮影に向いており「コマーシャルレンズ」といえるとおもいます。ライカ党の私を屈服させた唯一のレンズでしょう。(あ、もう一本、同じFシリーズレンズの「プラナー110mmF2」にも屈服しました..)

さらにいうと、これは「6×6」用のレンズなので撮画像は大きな絵が結像しており、その大きな絵の真ん中の美味しいところだけを「35mmフォーマット」で使うわけですから、贅沢の極みなわけなのであります。(例えると画像の大トロ部)

でまぁ、今日は、このディスタゴン50mmF2のネットで調べても出てこないようなニッチな情報をお届けします。とはいえ、内容は無駄話だから、流してもらっていいですよ。

非マクロレンズの50mmレンズとしては32cmまで寄れるってのは、あんまり聞いたことないですね。

撮影最短距離

32cm

レンズの長さ

無限時(∞) = 約11cm
最短撮影距離時(0.32m) = 約13cm

「絞りリング」の他に、絞り込み専用のレバーがあります。この仕組みを「プリセット絞り」といいます。設定した絞りに一発で絞れるので、開放でフォーカスを合わせてから、撮影絞りにする場合、とても便利です。
このレンズ以外でもハッセルレンズは通常「5角形絞り」。絞り羽根の枚数を減らして、回折現象を起こりにくくしていると思います。(円形絞り理想論を捨てたと考えられる..)

フィルター径 = 86mm
50mmレンズのクセに常識外に重いです(MAとフードをつけると1.5kgほどになります)。しかも、開放値F2.8と、聞いたことないくらい暗いです。

レンズの重さ = 1,242g
通常のハッセルレンズはレンズシャッター。本体のシャッターを押せば、レンズ内のレリーズされる仕組みです。そのため、カメラのレリーズ用のカムで連動する仕組みがあります。また、本体のフィルム巻き取り動作で、レンズ内のシャッターがチャージできる連動カムも搭載されています。

しかーーーし!これは、フォーカルプレーン用カメラ(2000FC)で使うための専用レンズ。この仕組みは全く必要ありません。てか、そもそも中にシャッターはありませんから。

おそらくですが、このパーツをわざわざ作るのもコストがかかってしまうので、ハッセルレンズの既存のパーツを流用したのだと思っています。

最後に、レンズのスケール感がわかるように、マウントアダプターを介して、SONYα7RIVにつけてみました!

でかっ! こりゃ、レンズにカメラをつけているって感じだね..

あらためていいますが、このレンズは35mmカメラで標準レンズとされる50mmレンズ。バカでっかくてクソ重いMFレンズです。しかも開放値F2.8ととても暗い。。(フツーの50mmレンズだと、F2より明るいのが主流)

一見これを使うのは非合理的に思えますが、私が使っているのにはちゃんと理由があります。
写真という成果物が、全ての50mmレンズを超越して写りだから、バカとかクソでも使い続けるわけなのですよ。。。(クリエーターは、結果が全てではないかと..)

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