近接撮影で「ピントが浅すぎる問題」を手っ取り早く解決する方法


一般的に商品撮影などのブツ撮りでは、深い被写界深度(ピントが合う範囲)が求められます。そのため、レンズの絞りを絞りめの値に設定(ex. F11とか)したり、ピントを合わせたい範囲の前から1/3のポイントにピントを合わせたり、と「深い被写界深度」対策をおこない、被写体の大部分にピントがくるようにします。※近接撮影の場合では、ピントを得られる範囲が、前から1/3ポイントよりも1/2近くになることはあまり知られていない

ところが、「近接撮影(マクロ撮影を含む)」では、いくら対策をしても簡単には、深い深度が得ることができません。商品のピントが浅すぎて困ったことがある方も多いのではないでしょうか?

そこで今日は、近接撮影での「浅いピント問題」を手っ取り早く解決する方法 を伝授します。

TOPの写真は、フルサイズカメラ60mmレンズをつけて、絞りF11で撮影したものです。写真をクリックして拡大表示してみていただくと良くわかるのですが、手前に2匹の猫様のお顔にはピントが合っています。しかし、奥の猫様にはピントが合っていません。この時の撮影距離(センサー面からピントを合わせたポイントの距離)40cmでした。

さてさて今から、
この撮影のピントを深くしてみせましょう。
しかも、超手っ取り早い意外な方法 で、です。

その意外な方法とは、どんな凄い技なんでしょうか!?早速やってもらいましょう。

カメラを少し引きます。以上、
少し引いたので、このような写真となります。ね? 奥猫の顔にもピンがきたでしょ?
同じフレームにトリミング すると、こぉ。
分かりやすいように、中心部を並べてみました。
「卑怯な手」におもえますが、冗談抜きで、これが正解なのです。(特殊なアオれるレンズを使った場合は別です..)
とにかく、ピントが深く合わない場合は、悩まず、すぐに諦めて引いて撮ることをオススメします。(本当にこのやり方が正解なのね..)

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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PhotoshopCC2021の新機能、AIが生成する「スーパー解像度(Super Resolution)」を試す


先日(2021年3月10日)Adobe Phoroshop CC2021の最新アップデート(PS22.3.0)が公開されました。M1チップのMacでネイティブに動くようになったという話題は大きく報じられていますが、それよりも私が注目しているのは、
「スーパー解像度(Super Resolution)」という新機能 です。

ただ、日本語にすると「スーパー解像度」となってしまうようでして、少し「スーパー林道」を連想してしまい、ちょいとネーミングダサ感が漂います。だから、英語のまま「スーパーレゾリューション」で、いーんじゃねーの?とどーでも良いことを考えてしまいました。

ところで、この「スーパー解像度」とはなにか!? その昔から、PSには「画像解像度」の「再サンプル」という拡大補完するコマンドがありました。このコマンドにより画像のデジタルデータの足りないピクセルを補完して、元データより大きな(粒の多い)データを作ることができます。(「バイキュービック法」が使われるのが一般的)

これまでの拡大補完を分かりやすく説明すると、例えば「2ピクセル」の画像があるとします。「1」と「2」のピクセルの「平均の数値」を「1.5」という「うそピクセル」を忍ばせて「3ピクセル」に拡大するという仕組みです。(ざっくりな説明です)
この結果、拡大画像は当然甘くなります。現実にない粒ですから仕方のないことだと思っていました。

ところがこの「スーパー解像度」は、AIに膨大な写真(画像)のピクセルデータを学ばせて、AIの経験上から補完するピクセルを決めるみたいな感じなようです。うーん。。。凡人の私には全くわからん仕組みなので、詳しい説明はできません。

仕組みを理解しなくても、使うことは凡人にもできますので、とりあえずこの「スーパー解像度」というものを試してみたいとおもいます。

まずは本記事TOPの「トンビ」のカットを使って、「スーパー解像度」の使い方をご説明します。

例えばSONY α9で撮ったRAWデータ(24MP)を、Photoshopに読み込ませると、「Camera RAW(13.2)」が起動し、このウィンドウが表示される。

右クリックをクリックすると「プルダウンメニュー」が表示。
「強化..」を選択。(強化..ってのも日本語的にどーなんだろ?)

オプションウィンド?が開き、
「スーパー解像度」 = チェック
→ 「強化」をクリック
ここからAIのシンキングタイム。
待ち時間はマシンスピードに依存。(ちなみに、全部盛り12コアのMacPro2013 like a trashでは1分ほど)

「CameraRAWウィンド」左下に、2個目のサムネールが出てきたら解析完了。

赤丸の書き出しボタンをクリック。→ 保存ファイル形式を「DNGファイル(RAWファイル)」or「JPG」を選択、保存。

ウィンドウの下のピクセル数を見ると「12000×8000px」となっており、元の「6000×4000px」の2倍となっていました。ただし、長さ比が…。
ん?? 確か倍にするんじゃなかっんだっけ?
ピクセル数比だと4倍!!9600万画素なってしまったぁ!
左 = 従来の 「画像解像度(再サンプル)」で200%拡大したもの。 右 = 「スーパー解像度」
ここからは結果をみていきます。
奥の方の「トンビ」にピンが合っていたので、そちらを切り出して並べてみました。(実画素切り出し)

幅1200pxで実画素切り出した画像を幅600pxで表示。クリックすると幅1200pxの画像が表示される。

比較してみると、従来処理(左)は、アウトラインにシャープネス処理がされて、無理にクッキリみせている感じがありますが、「スーパー解像度(右)」にその痕跡はありません。輪郭に不自然さがないようにおもいます。

で、もっと分かりやすい方法をみつけました。皆さんも試してみてください。
クリック拡大した画像を、閲覧しているWEBブラウザーの拡大機能(150%くらい)でみると、あきらかに「スーパー解像度(右)」がクッキリ見えます。(拡大すればするほど従来処理はぼやけてしまう)

正直、良くある新機能くらいのアレだと思っていたのですが、ないものがリアルに補えちゃうなんてかなりすごい!
のちに、この技術は「ブレークスルー」になった言われてもおかしくないとおもいます。まさにイノベーション。 だって、ずーーーと「バイキュービック」だったんですもん..。

こんなことまでやりのけちゃう「AI」って、、とんでもない野郎かもしれません。。

あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓
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ハンガーラックを使うと真ふかん撮影が楽にできるぽいぞぉ〜


いーこと思いついたよ!
「真俯瞰(まふかん)撮影の固定」がハンガーラックを使ってもできることが分かりました。

ただし、条件があって、ハンガーラックの間に入る幅の小さなテーブルが必要みたい。

それと鷹爪クランプ(+付属スピゴット)」も必ず必要だよ。(もしくは同等品) なお、雲台(例えばPowerBlackは必ずしも必要ありません。付属スピゴットの片側の1/4インチねじにカメラを直接ねじ込めばOK!角度は調整できないけど、真俯瞰オンリーの撮影だったら雲台なしでもいいかもね。
これはごく普通のサイズのこのハンガーラックだけど、ご覧の通りハガキ一枚が大きな余白ありで撮影できました(60mmレンズ装着)。この感じだとハガキ4枚分くらいの面積の真俯瞰撮影だったら、楽勝でできちゃうことだね。(このハンガーラックはもう少し上まであげることができる)

つまりつまり、テーブルにあなたの自慢の料理を置くだけで、「憧れの真ふかん料理撮影」が楽にできちゃうことかも。 ま、一皿だけしか入んないかもだけどね…。

※この方法で使うとハンガーラックのバランスが不安定になるので、できれば下のバーに重しをかけて、ラックが転倒しないように十分注意してください。

1350 鷹爪クランプ

 超〜強力自由雲台 Ball-Head PowerBlack

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