簡易的に連結トップライト(50×100cm)を作る方法を考えてみました


2月に出先で「長いトップライト」を使う要件があり、できるだけ簡単なものを使って作れないかを考えてみました。

結論としては、
50cmソフトボックス をピッタリくっつけ2連結し「100×50cmのトップライト」を作る ということになりそうです。

注目したのは、ホームセンターで売っている「突っ張り棒 伸縮棒【超スリム】 幅110~190cm(店の「のれん」などでよく使っているような細いヤツ)」。
この細い棒のパイプの径は「13mm」。ということは、撮影機材の規格である「Φ16mmダボ穴(横穴)」に通すことができるのです。
横棒止めは機材側のノブを締めても軸回転はしてしまいます。両ライトの角度と間隔をあわせる目的で軽くノブを締め付けます。
今日の試作では、オートポールで天井と床を突っ張り、2本の垂直ポールを作り、それに細い棒を渡しています。突っ張り棒 伸縮棒 強力 幅170~280cmでも同じことができます)

少し太めの輪ゴムで止めるのが一番簡単な方法。一時だけならこの輪ゴムだけでも止まりますが、一応 しっかりはさめる、強力クリップ でサポートしました。

で、実際の2月の撮影では、ライト2灯とこの細い棒だけ を持っていき、ずうずうしく現場の人(2人)に手で持ってもらおうと考えていたりします。(ライト以外はこの細い棒だけ..という簡素な機材構成)この連結ライトを使うカットの撮影時間は「最大5分」とみていますから、持ってもらう方の負担も少ないとおもいます。

実際に撮影してみた写真。仮の被写体として置いた「折り畳みショベル」。長さは60cmあります。幅100cmの面光源なので、余裕で被写体全体をカバーしていますよね。

50×50cmの光源面では足りない場合、ピッタリと連結しちゃうという方法があるということですね。このライトは正方形なので、縦横どちらでも繋げることができます。これって地味に便利なことなんですよー。(正方形って素晴らしい..)

50cmソフトボックス(E26ソケット一体型折畳式)

 高演色LED電球 Sh50Pro-S

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DF透過(紗幕)でソフトボックスの光源面を拡張したバストショット(風)作例比較


昨日の話 を、さらに具現化してみて、バストショット人物写真を撮って比較 してみることにしました。

今日は、紗幕200×130cm の通し袋に細い棒を通して垂らしています。昨日と同じく 美しキット50cmソフトボックス付属ディフュザー(付属DF)を外した状態 で 紗幕透過 をしています。

A = 紗幕にベタ付き、つまり「付属DF」を装着した時と、ほぼ同じ面光源状態(50×50cm)
B = 紗幕から30cm離した状態。
光源面をみるとこぉ。光の大きさが全然違いますよね!?
それぞれ撮ってみた結果が、
これ。
光源面が広くなった「B」の方が明らかにグラデーション豊かな優雅なお顔写真なりました。シャド側もかなり見えるようになりましたしね。
光が広くなった分、紗幕前方カメラ側の光があるようになったので、当然被写体シャドーにも照らされるってわけです。

同時に、後頭部から70cm離れた背景(白)も明るくなりました。光源面が広がったので、当然なんですけどね。(特に、紗幕の中間〜後方の光が関与している)

紗幕からソフトボックスを少し離すと、光源面が広がり、優雅な光になるってことですね。ただ、これには注意点があります。

昨日の記事でもお話ししましたが、くれぐれも直の光が紗幕からはみ出ないよう にしてください。特に「背景側の光漏れ」には注意しましょう。
光漏れあると「構図の中」に写り込んでしまいます。。意外とこれよくやっちゃうやつなんですよー。撮影中に気がつけばいいですが、ギリ構図端の場合、気がつかないこと多し。あとで気がついて「やっちまったなぁ..」ってなるんです。

まぁこの程度のことであれば、ぶっちゃけ画像処理で直しちゃえばいいんですけど、今回の照明技術の話では、それは言いっこなしってことでお願いします…。

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50cmソフトボックスの面光源の拡張方法


昨日の記事 は、バウンス面と光源の距離の話でしたが、今日はディフュザー(DF)と光源の距離の話。
美しい光の撮影照明キット50cmソフトボックス(付属DFを外している) を、ユポ を貼った 90cm×90cmのディフュザー枠(自作) にベタ付きで近づけています。
ベタ付きですから、付属DFをつけたままのソフトボックスと同じ50×50cmの光源面の大きさです。。
それをほんの少し離してみると、
こぉ、なります。
そうです、皆さんの想像通り、面光源が倍以上に広がりました!ディフュザーを「別張り」すると、距離の調整で面光源を広げることができる ということですね。
例えば、射幕200×130cm をなんかの方法で垂らして、背面よりこのソフトボックスを照射すること でより大きな面光源ができる ってわけですね。
じゃぁ離せば離すほど大きな面光源になるってこと? まぁ理論的にはそうなんですが、これの光源は太陽のように強い光ではないため、面が大きくなっても、役に立たないくらい暗くなっちゃうから、現実的には少し離すくらいが限界だとおもいます。
それと、LED電球の直の光が、DF枠からはみ出ないようにしましょう。光がはみ出るとライティングに悪影響を及ぼします。(黒ケントなどで、漏れないように壁を作るって手がありますが、セットが複雑になるので、そこは追わないようにしましょう..)

50cmソフトボックスの面光源じゃ小さいよー、とお嘆きの貴兄への対応方法のご提案でございました。

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