美しキットで鉄製玉子焼パンをライティングしたクールな写真


前々から少しだけ欲しかった 鉄製の玉子焼用の小さなフライパン をついに買ってしまいました。卵1個で玉子焼が作れるスグレモノです。

で、新品のうちにカッコいい写真に残しておこうと思いまして、、

撮った写真がコチラ。床の写りが浮遊感を演出しています。そこそこ、クールな感じに仕上がりましたかね。。

まぁ、そんな流れで今日は、この写真のセッティングをお教えすることにします。

照明機材は、いつもの、美しい光の撮影照明キット26cm横棒 で作った、逆トップライト です。ツヤ白アクリルの天板に、ライトを写し込んでいます。
で、手前下には、秘伝のレフ板 を配置して、ブツの立ち面をおこしています。
実はですね、今回の写真は少しズルをしております。

この玉子焼パン、小さいとはいえ長さが35cmあります。ライトは被写体自体はかろうじてカバーしておりますが、ツヤ白背景の「床写り」はギリギリブツ範囲内。しかし、余白がほぼないキツキツの状態。(床写りはカッコいいけど、難易度がグッと高くなるのだ..)

そこで画像処理で「背景伸ばし」をやって誤魔化しているわけですな。
背景伸ばしの過去記事

ライトの話に戻ります。床写りがある都合上、ソフトボックスのディフュザーを「手作りユポDF」に変更しております。
手作りユポDFの作り方、過去記事
フライパンのかさ上げをしているわけですが、アクリルキューブ を使って、大胆にも3cmも上げています。(通常かさ上げはこんなにしない..)
多めにかさ上げして、ツヤ床にブツを写して浮遊感を演出してるってわけですね。(今回は、ブツ影ではなく、ブツ自体の写り込みです)
アクリルキューブは、ゲル粘着テープ でフライパン底にくっつけています。アクリルキューブは平面性が優れているので、ゲルテープとは相性が良いのです。

しかし、どうしてキューブに黒テープを貼っているのか??

それは、今回逆トップ床写し込みなので、透明キューブのままだと光が透けて、床に写っちゃうからです。

透明アクリルキューブは光を通すから影にならなくて良いことがある反面、今回のように光を通したくないときもあります。透明は黒テで遮光できますが、逆に黒のキューブだと光を通したい時には対処できないので、かさ上げアイテムはやはり透明が正しいとおもいます。

以上、「How to 今日の写真」を、包み隠さず、全てお話し致しました。

↑ 今回は「手作りユポDF」を使用しています

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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桜の360°写真を回しただけの動画(錯視動画になったべ)


今日の午前中は晴れて青空が広がっていました。しかし午後からご覧の通りのかろうじて薄日が指すような曇。。。

ですが、こんなときこそ、桜の撮影チャンス なのであります。なぜか?ですって? だって、直射日光があたってるコントラストの高くなっちゃった桜の花、、、日本人的にはどーかと思うんですよ。さらに青空が背景になっちゃうってところも、なんかイヤなんですよね。ほのかなピンクに「青!」ってダサくないですか!? 私には許せない配色なんですよぉ…。

というわけで、桜を撮影するなら 花曇りに限る と以前から主張しているわけなのであります。
※あくまで個人の感想です。相手にしないでやってください。

そんなわけで、桜を撮影するために自転車で現地に向かいます。ちなみに結きつけてるのは、2.4mまで上がるスタンド
現場につきました。このあたりじゃ2位と思う桜です。1位の桜のあるところは、コロナのせいで2年前から入れなくなってしまいました。だから致し方なく2位の桜ってわけです。
今日使うカメラは、全天球360°カメラのQooCam8Kです。8Kの大きな素材が撮れます。ですが、なぜだか今ではこれは売ってません。コンシューマーで8K撮れるのは、これだけだったですから残念です。。
スタンドにつけて地上約3mのところから 写真撮影。手を伸ばして桜の真ん中にぶっこみました。

そんなかんじで撮ったのが、この360°写真(ステッチング処理後)です。ちなみに撮影者の私は桜の幹に隠れています。(スタンドの棒は写らない仕組み)

そのまま見せるのは忍びないので、Premiereでチョチョイと編集(リフレーム)して、適当に探したフリー音源をかぶせて、約20秒のFHD動画を作ってみました。。。
※オリジナルの素材は4Kで幅7680pxあります。

へんてこな動画ですが、たった一枚の写真を回しただけで、20秒、間をもたせることができたことはまぁまぁの収穫です。(拡縮やらも、してますけど、複雑なことはしていません)

見どころとしては、画面中央を注目してみると、回転が止まって静止している絵が、じわじわと動いているようにみえる ところ。ホントは完全に静止してます。たぶん目の錯覚で脳が騙されているのでしょう。

まぁ、図らずも「錯視動画」ぽいものになったことは、ブログ記事的にはグッジョブだったといえます。めでたしめでたし。

← 今だったらやむおえず、5.7Kのこれかな。。

あかーん!!こんな記事書いていても商品はなーんも売れん!!!できればショップも見ていっておくんなまし。↓

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美しい光の撮影照明キット:リアル配置でみる明るさの目安


本日は、美しい光の撮影照明キット実使用の想定配置 で、
明るさの値(ISO・SS・F値) を測り、皆さんに明るさの目安を示していきます。

まずはじめに、商品撮影を想定し、ブツ撮りスタンダード・ライティングである
「トップライト」の目安の値 をみていきましょう。
※今回はすべて、1灯のみを使い、レフ板は不使用という条件。

露出計(メーター)を被写体と見立てて撮影。表示されているメーター値は実際に測定した数値、そしてカメラ設定もメーター値に合わせています。

結果は見ての通り写真に大きく記しました。これ以上でもこれ以下でもない、リアルな数値です。※表示写真は「ノートリミング」

次に「お顔の写真」を撮るという想定のセットを組みました。
やや上からのサイド光での人物顔撮影を想定。
お顔とライトの距離は50cm。後頭部から白背景までの距離30cmという配置です。
ISO感度とSSの値は、先のブツ撮りトップライトと同じに合わせています。
距離が離れた分、2EV弱、f値が落ちました。※表示写真は「ノートリミング」

とまぁ、美しキットSh50Pro-S50cmソフトボックス の明るさの目安は、こんなもん、、ということだけを簡単にお伝えしました。

 26cm横棒 (50cmソフトボックス用)

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