3WAY雲台の3軸、独立可動図(サイドチルト・パン・チルト)


昨日の記事 で、まず「サイドチルト(サイドティルト)」の水平を合わせろ!といっちゃいましたが、そもそも、3WAY雲台の3軸とはなんぞや? と理解されていない方がいらっしゃることに気づきました。

そこで、3WAY雲台の特徴でる、独立可動できる「3軸」の動きを理解しやすい図(写真) を作ってみました。※3軸 = 「サイドチルト(Side-Tilt)」「パン(Pan)」「チルト(Tilt)」

3軸の動きが一発で理解できる渾身の図 であるとの自負がございます。そして一応の正しい操作順、①②③も記しています。

なお、一般的な3WAY雲台ではない独自機構の、弊社自慢の 高精度3WAY雲台プロスパインP-N75ALP を使いましたが、動きの軸は一般的なものと同じと考えてください。

自由雲台は、全ての軸の調整を素早くできるというメリットがありますが、ロックを解除すると3軸の全てが動いてしまうので「チルト軸だけ微調整したい..」など独立軸調整ができないというデメリットがあります。(一部、パン軸だけ独立可動できるものもあります..)

一方の3WAY雲台は、サイドチルト軸とパン軸をキープしたまま、チルト軸の微調整が可能です。(サイドチルト軸+チルト軸KEEP → パン軸調整、パン軸+チルト軸KEEP → サイドチルト調整も可)

つまり、構図の微調整が必要な撮影には、3WAY雲台が適している・・・いやいや、それどころか 3WAYじゃないと作業がはかどらない。と考えるべきでしょう。

さらに直感的に理解してもらうために、つないで動かしてみました(動かない場合は画像をクリック)

もはや、3WAY雲台の動き軸の記事としては完璧! じゃないかなぁ!?

補足情報をひとつ。安価なビデオ雲台では「サイドチルト」がないもの、つまり、2WAYが一般的です。写真撮る用としては使いにくいので、間違ってビデオ用を買わないように注意しましょう。

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高精度3WAY雲台 prospine P-N75ALP
【Custom Logo Edition】現在、絶賛売り切れ中。次回は5月中旬入荷予定

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3WAY雲台のスタンバイ調整。まずはサイドチルトの水平を合わせよう!


本日はビギナー様にも怒られそうな基本すぎる話。でも大切なのであえて書きます。
3WAY雲台のスタンバイ操作というべき調整、サイドチルトの水平調整 についてお話しします。

これが狂っていると、のちのパン・チルト操作に影響します。サイドチルト調整は「正しく使用するために雲台を整える」ともいうべき調整といえます。プロなら全く意識せず、無意識にこれをやってるはずです。このサイドチルト調整が完了してこぞ「雲台のスタンバイができた」といえると思います。(特にブツ撮りでは重要)

少しでも傾いてると、のちのチルト・パン操作で不具合が起こることがあるので、正確に水平を合わせることを心がけましょう。カメラ内臓の水準器を見ながら、傾きを整えてください。(近頃のデジイチだったら、たいてい搭載されてる..はずです)
サイドチルトの水平が整いました。
3WAY雲台では、サイドチルトが合ってこそ、正しい「チルト」「パン」操作が行えるようになると考えてください。※縦位置かまえでも、考え方は同じで良い

それでは3WAYではなく「自由雲台」ではどうでしょう? 自由雲台には、そもそもサイドチルト調整という独立したもの存在しません。パン・チルト・サイドチルト、全部が一気に動いてしまうからサイドチルトだけの調整は不可能です。(パン軸だけ独立して動かせるものはあります..)だから、自由雲台は「ブツ撮りには向いていない」ということがいえるとおもいます。

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4K記録はキャスティング用ツールとしても便利かも


先日、300人ほどの人のお顔を ソニー ZV-E10L で動画記録をしました。時間が限られており、1時間ほどでこなしちゃうという、なかなかのスーパープレー。

ちなみに、これはパンフレットのキャスティングのための資料映像。お顔と名前の一致が求められるやつです。カメラの前で お名前と身長 を申告してもらいます。身長情報は音声データを元にします。※ZV-E10の音声録音は秀逸だからたいてい聞き取れる
ただ、口頭によるお名前情報だけでは「漢字」までは分かりません。

そこで役立つのが「4記録映像」です。Premiere上でFHDに縮小(50%)し、ざっくり編集します。(のちに、FHD動画を作り、情報共有の資料にします)
キャスティングされた人のスクリーンショットを撮り「jpgファイル」で残します。クラスとお名前、身長をスクショのファイル名に書き換えるのですが、ここで4K記録が威力を発揮することになります。
50%表示を100%表示に戻すと、、

名札に記された漢字の氏名を、明瞭に読み取ることができます。
資料用だからこそ、高画素4K記録が役に立った例といえるでしょう。(FHDでは名札を読めないことが多い)

あらためておもうのは、写真や動画は「情報記録ツール」という側面があるということ。現実世界のコピー機と考えると、使用用途が際限なく広がる気がします。

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