昨日の記事で、ミラー仕上げのピカピカスマホのXperia Z5 Premium SO-03Hの写真がありましたが、あれはiPhone5sで撮影されたものでした。全く同じではないですが、今日はそのセットを再現してみることにしました。
このようなセット撮っております。iPhoneは、iHolder plus で固定されております。そして、右に、丸レフ100cm(白側)。左にフォームコア(カポック)を長方形に切ったヤツ。天井に、丸レフ100cm(白側)をスタンド等でッ逆ハの字に配置。
※フォームコア = ハレパネみたいな白いボード。ノリは付いてない。
後方からLEDライト YN300でフォームコアに向けて照射しました。被写体(Xperia)に直接光が当たらないように、レフの黄線のあたりで、光を遮っています。
後方から見たセットの様子です。
LEDは赤い部分が一番明るくなるようにします。フォームコアにグラデーションを作り、、Xperiaの背面ミラーに写し込もうという目論見です。(グラデがないと、ミラーに見えない。単なる白に見えたりする・・・・)
これで、あらためてXperiaをiPhoneで撮ってみました。
まぁ、こんな感じ・・・。Xperiaの左上が一番明るいのがお分かりになられるでしょうか!?これがカポックのグラデの映り込みです。
実は、本当は昨日とはちょっとセットが違います。セットが見えやすいように、今日は昨日より小さいフォームコアを使用しました。※昨日は3×6(914×1829mm)のフォームコアを使用。レフ板の大きさで少し違った写りになってしまいました。。。
最初にお見せしたXperia写真は、この写真をトリミングしたもの。トリミングしても800万画素のiPhoneでも、幅1000pxは残せました。WEB用写真には十分かと・・・・。
焦点距離シミュレートiOSアプリMark II Artist’s Viewfinder Appで、フルサイズ29mm(iPhoneの35mm換算焦点距離)と60mmを設定してみました。60mmで撮る距離(それが45cm)まで引いてフレームのど真ん中で撮影しております。
ちなみに横位置で、画面いっぱいに寄るとXperiaとiPhoneの距離が25cmになります。25cmで撮ってみると、、
派手に歪んじゃいましたな・・・・。
皆さん、スマホで料理とかの写真撮る時、こんな位寄っちゃてるんじゃないですか?しかも、アオって(傾きを45°とかにすること・・)。この写真は水平にかまえて撮ってますから、歪みが少ないほうだとおもいます。煽ると歪みは更に悪化して、むにゅーんって歪んだ料理の写真になっちゃいます。(心当たりなスかね?)
正しい形に撮るには、XperiaとiPhoneの距離は、45cm離れる必要があるということですな・・・。(逆に、Xperia Z5 Premium SO-03Hで、iPhoneを撮るときにも言えるはず!)
ど~して、フルサイズ60mm画角まで引く必要があるのか!?は、以下のブログに書いておりますので、ご興味があれば・・・・。
【 カメラの盲点/前編 】広角レンズでモノの歪みのない画像をつくる方法
【 カメラの盲点/後編 】iPhone(スマホ)でモノの歪みのない画像をつくる方法
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