その昔、箱バン(箱バウンス)なるものが、ファッション写真の定番ライティングがありました。(今もあるのかなぁ?)
スタジオに常備されているバウンス板(白と黒に塗られた2枚の板がヒンジで止められている250×90cmくらいの板)の中にストロボを上下に2灯、後ろ向け(内側の白い板向けに反射)に設置し、開口部を180cmのトレペで塞いだライティングを「箱バン」と呼びます。
定番となった理由は、フラットで巨大な光源(180×250cmとか)で、人物の下から上まで全身を露光ムラなくまんべんなく照射できるという点でしょう。つまり、失敗が少なくキレイに洋服を見せることができるという、露出のシビアなリバーサルフィルム(ポジフィルム)で撮影していた時代の安牌ライティングだったわけなのです。
で、今回そのことを思い出し「箱バン」ライクなライティングを組むことにしました。当然、白金台の弊社には「バウンス板」もございませんし、広くもありません。なんとか工夫することにより、ライクなものを組んでみました。
ベースになるのは、イージー・ロールレフ 190 × 130cmのルーセント(紗幕)を使います。
さてさて、気になる内部を見てみましょう。。
紗幕を外すと、こんな感じ・・・。ドカーンっと直径150cmのシルキーな白の傘、デカ丸アンブレラ Silky WHITE-150 の中に、 パン棒付きアンブレラホルダ「三つ巴(みつどもえ)」 を介して、バッテリ内蔵クリップオンGodox V850 を3灯、外向けフリにぶち込んでおります。※スタンドは、折りたためて軽いライトスタンド 52-195 を使用。
後方への光漏れを防ぐために、「布屋で買ってきた黒い布」を天井にテープで貼りつけて垂らしております。また、ハレーションを防ぐため、カメラ側(前方)にイージー・ロールレフ 190 × 130cmのオプション、替布(SilkyWHITE / ブラック)を、レフの枠にはめ込んでおります。(一部、クリップ留め)レフ枠用の布なので、サイズぴったりで気持ちが宜しい・・。(布の左側は、天井からビニールひもで吊り下げている)
角度を変えてカメラ側から見ると、こんな感じ・・。尚、レフの枠は16mmダボ付Cクランプ と、鷹爪クランプを組み合わせてポールに固定しています。
で、布を開くとこうなっています。ううううぅぅぅ、引きが少なくコレがギリ・・・。もっと広い場所が欲しいよぉぉおぉぉ。。。
さてさて、この「箱バン」っぽいライティングでデルモちゃんを撮ったら、どんな写真が写るのでしょうか!?
イージー・ロールレフ 190 × 130cm
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