接続系機材の世界。

Tweet

昨日に引き続き、地味な話が続きます。
興味の無い人は面白く無い話なので、飛ばしてください。
ウチで取扱いの接続系機材のお話をします。

トップ写真は「値段のわりにヘロクない小型自由雲台族」の方たちに集まっていただきました。
※自由雲台部は全て同じパーツです。

左から順にご紹介します。

「ヘロくない自由雲台付ホットシューマウントアダプター」さんです。
この方は、カメラのアクセサリーシューから、1/4″カメラねじ（以降カメラねじ）オスが出ているので、カメラねじメスがある機材を任意の角度で固定する役割を担います。
ポータブルLEDの固定等を得意技としているようです。

「自由雲台付きカニクラ。」さんです。
「ヘロくない」とか、「蟹バサミ型強力クランプ」のくだりがないのは、単純に名前が長くなるので、はしょっているだけと伺いました。最後に「。」が付いているのはモーニング娘。がお好きだからとも聞きました。そんな軽薄な名前ですが、なめてはいけません。かなりのやり手なのですよ。
丸い棒にしっかり固定することを得意とし、
そこから、カメラねじメスがある機材を任意の角度で固定する役割を担います。
とても人気がある方のようです。

次は皆さんよくご存知の「値段のわりにヘロクない小型自由雲台」さんです。
一番年配だと伺いました。他の方はご子息のようです。
「動かないカメラねじオス」の機材を「任意に動くカメラねじオス」にする仕事をします。

一番右側は「しっかりはさめる、自由雲台付き強力クリップ G2」さんです。
この部族の中では、唯一名前に英語があります。若者の流行なのかもしれません。
この方の役割は「自由雲台付きカニクラ。」さんと役割はかぶりますが、
しっかり固定より、一時的な仮止めを得意としています。
アイランプのエレンクリップ部分のような仕事をしていらっしゃいます。



「しっかりはさめる、自由雲台付き強力クリップ G2」さんは、
「強力クリップ族」の中心メンバーでもあるらしいです。
ユニット的なものなんでしょうかね？

他のメンバーは
「しっかりはさめる、16mmダボ付き強力クリップ」さんと
「しっかりはさめる、強力クリップ」さんです。

「しっかりはさめる、16mmダボ付き強力クリップ」さんは16mmのメスダボと接続します。
日本以外の照明機材の方たちと仲がいいみたいです。

その理由は、過去記事で書いていますので、ご興味があればご覧になって下さい。

→過去記事：ダボ（ライトとスタンドをつける部品）日本は17mm、他は16mm

「しっかりはさめる、強力クリップ」さんなのですが、「強力クリップ族」の親にあたります。
しかし、この方は接続ということあまりしません。何かと何かを挟むことしかできません。
地味なお仕事のようですが、スタジオ撮影の現場ではこの方がいないと困ります。
レフ板を止めたり、紙を止めたり、、雑用が色々あります。

他のクリップ族との違いは、中に入っているスプリングが本当に強力なので、
本当にしっかり止まってくれる点でしょう。
だから、雑用だって手を抜きません。力いっぱいがんばって仕事をしてくれるいい人です。

接続系機材の話はまだまだあるのですが、今日は遅くなってしまいました。
明日「続・接続系機材の世界。」をご紹介します。でももっと、地味な話になりそうです。
忍耐強い方は、明日も宜しくお願いします。







とてもディープな”接続系機材”を見てみたい！